最新KCTニュース

[2008年1月29日(火)の KCT TVニュースから]

今冬2度目の積雪

倉敷市など岡山県南地域では、28日夕方から雪が降り始め、瞬く間に降り積もりました。
雪は夜半にみぞれに変わりましたが、岡山市で2cmの積雪を観測。倉敷市でも2、3cmほどの雪が積もりました。岡山地方気象台によると県南部でひとシーズンで2回の積雪を観測したのは3年前の2005年以来で、ひと月の間に2度も雪が積もるのは非常に珍しいケースだそうです。この雪で瀬戸中央自動車道の児島-坂出間が午前6時まで、早島-児島間が午前11時45分まで通行止めとなるなど、交通機関にも影響が出ました。倉敷市内では早朝から先週に続き再び雪かきに追われる人が目立ち、大人たちだけでなく、子どもたちでさえ立て続けの雪に困惑気味だったようです。

ライオンスクラブから 園児に大量プレゼント(倉敷市)

雪が積もった倉敷市内ですが、実はきょうこんなイベントが子供達にプレゼントされました。
雪の中7台ものトラックに運ばれてきた子ども達へのプレゼント。今朝、蒜山高原で積み込まれた雪です。その後、トラックは園児たちが待つ市内8つの幼稚園、保育園へと向かいました。トラックから雪が降ろされると園児たちから大歓声。このプレゼント、雪を見る機会の少ない、倉敷市内の子供たちに雪あそびを体験してもらおうと倉敷市内5つのライオンズクラブが準備したものです。高さ、1m50cmほどの滑り台が完成すると園児たちは、順にソリ滑りを楽しみました。予期せぬ結果となったライオンズクラブと自然からの雪のダブルプレゼント。園庭では例年以上にはしゃぐ子ども達の声が響いていました。

企業助成金制度 夢キックオフの贈呈式(倉敷市)

地域経済の活性化のために、若手起業家やベンチャー企業を支援する玉島信用金庫の助成金制度「夢キックオフ」の支援先が決まり、贈呈式が行われました。
この制度は新たに起業した人や、産学連携で商品開発などを手がける人へ最高100万円を助成し地域経済の活性化を図ろうと、玉島信用金庫が去年の8月に発足させました。2回目の贈呈式となる今回は、障害者向けの衣料品を開発している「倉敷スクールタイガー縫製」や、倉敷駅前商店街の空き店舗にオープンしたアートカフェ・「HANDAND」、それに倉敷チボリ公園内の船型スペース「サンゲオ号」にアクセサリーカフェをオープンした「ノノカフェ手作り工房」など全部で7つの団体に総額250万円が助成されました。今回の助成金支援には10件の申し込みがあり、県の職員や商工会議所のメンバーが審査にあたった結果7件の支援先や助成金額を決定しました。これで、夢キックオフの支援先は今回を含めてあわせて14件になりました。

倉敷っ子なかよし作品展(倉敷市)

倉敷市内の養護学校や特別支援学級の児童生徒の作品を集めた倉敷っ子なかよし作品展が、倉敷市立美術館ではじまりました。
この作品展は、障害のある児童生徒の1年間の学習成果を発表するねらいで毎年開催されています。開会式では、生徒を代表して倉敷市立真備中学校2年の浅野修市くんが、元気いっぱいに挨拶したあと、くす球が割られ、作品展開催を祝いました。会場には子どもたちが作った図画工作や作文、日記などおよそ1800点が並べられています。作品は学校で楽しかった出来事などが中心に表現され、画用紙やペットボトルなどで作った力作ぞろいです。琴浦西小学校は、見に来た人たちがすし屋を体験できる「なかよし寿司」を展示しました。手作りのカウンター席には、1年生から5年生児童10人が協力して作った発泡スチロールのイカや鯛、軍手とフェルト生地の組み合わせで作られたトロやエビなど様々なお寿司が並びました。障害を抱える児童生徒たちの個性あふれる作品を展示した倉敷っ子なかよし作品展は、倉敷市立美術館で来月3日まで開催されています。

よりよい成人式を考える会(倉敷市)

倉敷市の主催する成人式の式典内容や運営の在り方などを検討する「よりよい成人式を考える会」が発足し、1回目の審議が行われました。
会議には有識者や教育関係者、今年の新成人の代表など委員10人が出席しました。倉敷市では9年前にもこの審議会を発足させており、当時の審議会の答申を受けそれまで市内3地区で実施していた式典を倉敷チボリ公園に統一し、新成人代表で作る実行委員会が企画運営に携わる形式に変更しました。しかし、会場の倉敷チボリ公園の先行きが不透明であることなどから会場の変更や運営の在り方を再度検討することになりました。出席した委員からは「誰が誰のために実施しているのかが見えにくくなっている」といった意見や「マナーの悪さが目に付く」といった指摘もありました。一方で、新成人の代表は達成感ややりがいを感じています。倉敷市では成人式に800万円ほどの経費が使われています。今後、公費を使っての成人式と新成人の考える企画との整合性や、倉敷チボリ公園からの会場変更があるのかが焦点になりそうです。会では3月までに答申をまとめることにしています。

交通安全を呼びかけ(倉敷市)

交通事故を未然に防ごうと児島警察署などは、交通安全を倉敷市内のショッピングセンターで呼びかけました。
交通事故撲滅の呼びかけが行われたのは、天満屋ハピータウン児島店で児島警察署の署員のほか、交通安全母の会の会員など、およそ50人が参加しました。倉敷市立味野中学校吹奏楽部の演奏にあわせて、交通事故を退治しようと交通安全協会の職員が桃太郎の格好に扮し店内を回りました。参加者は飲酒運転の根絶や、後部座席でのシートベルト着用を呼びかけるプラカードを手に、チラシと一緒に節分の豆や安全祈願の手作り人形を買い物客や店員に配布して回りました。児島署管内では、今年に入って死亡事故が既に1件発生しており、署では、飲酒運転抑止に加え今年6月までに義務化される後部座席のシートベルト着用についても呼びかけていきたいとしています.

(最終更新 01/29-19:06)


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