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ディーゼル特殊車 規制強化へ

トラックなど一般のディーゼル車について、世界的な排気ガスの規制が対策が進むなか、日本でも先月、新たな規制値が導入されましたが、ブルドーザーやショベルカー、フォークリフトといった農業や建設業などで使われる大型の特殊車両については、規制が不十分と指摘されてきました。このため、環境省ではこうした大型特殊車両の排気ガスの規制強化を、3年後の平成23年をめどに順次進めていくことになりました。このうち窒素酸化物は、エンジンの出力に応じて今の基準の5分の1から8分の1程度に、また、ぜん息などの原因とされる粒子状物質については、今の基準の8分の1から12分の1程度に規制値を引き下げます。一連の規制強化によって、すべてのディーゼル車が新たな基準を満たす車に入れ代われば、全体の窒素酸化物の排出量は6分の1に、粒子状物質は30分の1に減るということで、環境省では健康被害の原因にもなっている大気汚染を大幅に改善することが期待できるとしています。
もどる1月30日 5時9分
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