安倍晋三前首相は26日、山口県下関市で開かれた後援会会合で、ガソリン税の暫定税率について「(暫定税率でガソリン1リットルの価格に上乗せされている)25円があってこそ、地方の未来を作る道路の費用が確保できる。経済が微妙な時期に混乱を起こしてはならない」と強調し、予算関連法案の年度内成立に向け与野党の協力が必要との認識を示した。
安倍氏は首相当時、道路特定財源の一般財源化について「(特定財源で)自動的に道路を建設する仕組みは変えるべきだ。揮発油税も含めて見直したい」と語っていた。
毎日新聞 2008年1月26日 20時40分