BRCへの申立て経過
http://www.bpo.gr.jp/
「放送倫理・番組向上機構(略称=BPO、放送倫理機構)」は、 放送への意見や苦情、
放送倫理上の問題に対して、 自主的に、独立した第三者の立場から
対応する放送界の自律機関で、三つの委員会を運営しています。
BRC/放送と人権等権利に関する委員会
「厳正・迅速な審理を」
放送と人権等権利に関する委員会(BRC)は、放送番組による人権侵害を救済するため、1997年5月にNHKと民放により設立された「第三者機関」です。
これまで、報道機関による人権侵害などの権利侵害事案は、放送局との話し合いがつかなければ、裁判に訴えるしか方法はありませんでした。しかし、裁判は時間や高い費用がかかり、一般には近寄りがたいものでした。そこでBRCは、視聴者の立場にたって、迅速に問題を解決することを任務としています。これまでの10年間の経験を生かして、今後も視聴者の声に十分耳を傾けながら、公正・客観的に事案を審理し、問題の解決に当たっていきたいと考えています。
BRCには、裁判所のような法的根拠もなく、警察のような捜査権もありません。このような第三者機関が有意義な活動を続けていくことができるかどうかは、視聴者・一般国民の皆さんからの信頼が得られるような活動ができるかどうかにかかっています。放送局に対して厳正な判断をしていくことが、国民の信頼を維持し、権力の介入を防ぎ、ひいては報道の自由を守り、より良い番組を作り続けることができる環境を守っていくことになると考えています。
申立てについて
BRCは名誉・プライバシーなどに関わる人権侵害を審理します
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審理の対象となるもの
a.. 放送局の個別の放送番組によって生じた人権侵害
b.. 苦情申立人と放送局との間で話し合いがつかない状況にあるもの
c.. 放送のあった日から3か月以内に放送局に申し立てられ、かつ、1年以内に「BRC」に申し立てられたもの
d.. 原則として人権侵害を受けた個人または直接の利害関係人が申し立てるもの
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審理の対象とならないもの
a.. 個別の番組でなく、放送全般に対する苦情
b.. 裁判で争っているもの
c.. 損害賠償を求めるもの
d.. NHKと民放連加盟社の放送番組以外のもの
「広島ドッグパーク関連報道」事案
本事案は、06年11月から12月にかけて朝日放送で放送された報道番組「ムーヴ」」に対し、大阪の動物愛護団体の代表が「犬たちを救済する我々の活動が、あたかも募金目当てであるかのように放送され、名誉を毀損された」旨の苦情を申し立てたもの、これに対し朝日放送は「募金の使い方、集め方を検証する報道であり、関係者の人権、プライバシーには十分に配慮している」と主張している。
BRCは2月の委員会で審理入りを決定し、3月の委員会から3回にわたって実質的な審理を行った。6月の委員会では、申立人、被申立人双方を個別に招いてヒアリングを行う予定である。
(以下、審理の流れ)
1月16日 審理要請案件 「動物愛護団体関連報道」について
動物の救済・愛護の方法をめぐる報道で、関西在住の男性から名誉毀損の訴えと訂正放送を求める申立書が出ている案件について、審理入りするかどうかの討議を行った。その結果、事態が進行中であることから事実関係の推移をもうしばらく見た上で判断することになった。
2月20日 審理要請案件「広島ドッグパーク関連報道」審理入り決める
06年12月、大阪の動物愛護団体の代表が「広島ドッグパークが崩壊して取り残された犬たちを救済する我々の活動が、あたかも募金目当てであるかのように朝日放送の番組で何回も報道され、名誉を毀損された」旨の苦情を申し立ててきた。
これに対し、当該局では「募金が犬の治療費などに十分に使われず、まだ5000万円以上を残しているような寄付金の集め方、使い方が妥当なのかを検証する報道であり、関係者の人権・プライバシーには十分に配慮している」と主張している。
BRCの1月委員会では「事態の推移をもう少し見守ろう」と審理入りを留保していたが、2月の委員会で、申立人には動物愛護団体の募金に関する正確な会計報告書等を、また当該局には答弁書に加えて関連番組の反訳文の提出を求め、次回委員会から本格審理に入ることを決めた。
3月20日 「広島ドッグパーク関連報道」の審理
本事案は、06年11月から12月にかけて朝日放送で11回にわたって放送された報道番組「ムーヴ」に対し、大阪の動物愛護団体の代表が「犬たちを救済する我々の活動が、あたかも募金目当てであるかのように放送され、名誉を毀損された」と申し立てたもので、2月の委員会で審理入りを決定した。
3月の委員会では、申立人から提出された「申立書」、広島ドッグパーク関連の「会計報告書」及び「反論書」と朝日放送から提出された「答弁書」を基に、コメンテーターの発言内容は適切かどうか、取材は十分に行われたのか等について実質的な審理を行った。
その結果、4月の委員会で「再答弁書」の提出を受けて、これまでの双方の主な主張を項目ごとに対比した形で整理してさらに検討を行い、5月の委員会でヒアリングを行う予定にしている。
4月17日 「広島ドッグパーク関連報道」事案の審理
本件事案は、06年12月、大阪の動物愛護団体の代表が、朝日放送に対して苦情を申し立てたもので、その内容は、「11月から12月にかけて、11回にわたって放送された報道番組『ムーヴ』において犬たちを救済する我々の活動が、あたかも募金目当てであるかのように放送され、名誉を毀損された」というもの。
これに対し朝日放送は、「募金の集め方、使い方を検証する報道であり、関係者の人権、プライバシーには十分に配慮している」と主張している。
BRCは2月の委員会で審理入りを決定し3月、4月の委員会で審理を行ってきたが、双方の主張があまりにも多岐にわたっていることから、次回の委員会では、論点を数点にしぼって、さらに検討を重ねることとした。
5月15日 「広島ドッグパーク関連報道」事案の審理
本件事案は、06年12月、大阪の動物愛護団体の代表が、朝日放送に対して苦情を申し立てたもので、申立人は「11月から12月にかけて放送された報道番組『ムーヴ!』において犬たちを救済する我々の活動が、一方的な偏見報道及び憶測報道によって、あたかも募金目当てであるかのように放送され、名誉を毀損された」と訴えている。
これに対し被申立人・朝日放送は「動物愛護団体の募金と活動実態が整合しているのかを検証する報道であり、関係者の人権、プライバシーには十分に配慮している」と主張している。
BRCは2月の委員会で審理入りを決定した後、3回にわたって実質的な審理を行ってきた。特に5月の委員会では、コメンテーターの発言内容や取材のあり方等、多岐にわたるそれぞれの論点を整理し審理を行った。
その結果、6月の委員会では、申立人、被申立人双方を個別に招いてヒアリングを行い、それぞれの主張を直接聞くことにした。
更に、このヒアリングを受けて6月29日に起草委員会を開き、委員会決定の草案作成に向けて作業を進めることにした。
6月19日 「広島ドッグパーク関連報道」事案のヒアリングと審理
本件事案は、06年12月、大阪の動物愛護団体の代表が、「11月から12月にかけて放送された朝日放送の報道番組『ムーヴ!』で、犬たちを救済する我々の活動が、偏見や憶測によってあたかも募金目当てであるかのように放送され、名誉を毀損された」と申し立てたもので、これに対し朝日放送は「動物愛護団体の募金と活動実態が整合しているかを検証する報道であり、関係者の人権、プライバシーには十分に配慮している」と主張している。
6月の委員会では、申立人、被申立人双方を個別に招いてヒアリングが行われ、“募金収入の内訳や使途がどのようになっているのか”“コメンテーターの発言はどのような根拠に基づいているのか”などについて質疑が行われた。
ヒアリングの後、審理が続けられ、起草委員がこれまでの審理内容を踏まえた素案作りに入ることになった。
(以上、BRC、HPより抜粋)
7月17日 「広島ドッグパーク関連報道」事案の起草委員会、「起草委員会」案を協議
7月18日「委員会決定案」を協議、8月3日に通知・公表する。との通知文書を頂いた。
8月3日
10時30分 「決定」を通知・公表
11時30分 記者会見
BRCの規定により「審理の対象とならないもの」の中に、「裁判で争っているもの 」は、審理されないとの項目があり、当団体は裁判所に提訴を控えておりました。
あれだけ世間に対して、根拠なき疑惑報道をした朝日放送に対して、「何故、訴えないのか」と、多くの支援者様よりお叱りを受けておりましたが、以上の規約により裁判所に訴える事が出来なかったのです。全て、BRCにお任せをして厳正に公平に審理をして頂き、結果、謝罪と訂正放送をお願いしておりました。詳しくはBRCのHPをご参照ください。http://www.bpo.gr.jp/brc/index.html
決して、抗議行動を起こさなかったのではない事をご報告申し上げます。
去年11月に放送をされてから、根も葉もない噂や中傷に耐え、動物救済活動に甚大な風評被害を受け、活動を制限されて、早や10ヶ月が過ぎます。
そして、8月3日には決定が出ます。決定の内容はわかりません。
それまでお待ちください。
私は一人ではない
WSPA アジア から、応援メッセージを頂きました。
世界中に多くの支部を持つ団体で、メンバーソサイエテイにも800以上の組織が加入しているそうです。
PETAもそうですが、世界中の仲間が私達を応援してくれています。
まだまだ、多くの組織が支援してくれます。
日本の動物愛護活動が遅れている中、国会議員も本気で改革を進めてくれている。
政府も変わりつつある。
新しい動物愛護の法律も有名無実にならぬように行使していかなければならない。
動物にも生きる権利があります。
人との共生の中、人間が守ってあげなくてはならないのです。
心ある人達は、その事を知っています。
飽食の時代、「もったいない運動」が起き、大切にしなければいけない物も多くあります。
資源もそうですし、無駄をなくす事も大切なことです。
こんなときだからこそ、人間関係も、親子関係も師弟関係も大切に向き合わなければいけないのです。
隣人に声を掛け合いましょう。 昔の近所付き合いを復活させるようにしたいものですね。
広島市の市民から相談電話がありました。
家賃滞納の上、夜逃げで、ワンちゃん2匹が置き去りにされていました。
警察も動物管理センターにも相談をしたが、問題解決に至らず、当団体に相談が着たのです。
こういう場合、行政は救いの手を差し伸べれないのか?
行政の方法は、犬を収容して一定期間、抑留してから殺処分する。これしかない。 これが現実なのです。
私達なら、この犬たちを救い、手当てをして健全な状態にしてから里親探しをします。
命ある彼等を救い、第二の犬生のチャンスを与えるのです。
そして、無知な飼主には命の大切さを教え、聞かなければ罰則を与えます。
適正な飼育をしなかったり怠ったりしたら、動物愛護法により罰せられるのです。
法律により彼らは守られているからです。 その事を私たちは代理になって実行するのです。 二度と不幸にさせないために。
行政に出来ないことを私たちは実践しています。
お役所仕事では救えない命が多くあるのです。
諸外国の動物愛護精神に追いつくまで。
私は一人ではない。
Dear ARK ANGELS and Shiga animal shelter and Mr Hayashi.
Thank you for your email, it is great to hear of groups in Japan working hard for animal welfare,
I hope that your shelter will bring you improved animal welfare and that you are able to bring about
changes in peoples attitudes before they throw away their pets, it is great that you already recognize
that the people are the ones who need education so that we can work to improve animal welfare.
Keep in touch and best wishes for your shelter opening.
Member Society Manager
World Society for the Protection of Animals
(WSPA Asia)
こんにちは、アークエンジェルス、滋賀アニマルシェルター、そして林 様
メール有り難うございます。日本のグループが動物福祉のために一生懸命
働いている事を聞くのは、とても嬉しいことです。
私は、あなたのシェルターが動物福祉の進歩をもたらし、また人々が彼らのペットを捨てる前に
あなたが彼らの態度に、変化をもたらす事が出来る事を希望しています。
あなたはすでに、人々が学びが必要であるとのことを認知しておられるのは大事なことであり、
そのことによって、私達は共に動物福祉の改善のために働く事が出来ます。
連絡を取り合いましょう、そしてシェルターの開所を心よりお祝い申し上げます。
メンバーソサイエティー、マネージャー
( WSPA アジア )
(補足)
当然ながら、相談があった広島のワンたちは、広島支部長を始め、広島スタッフが急遽、駆けつけて保護をしました。家主さんと相談の上、飼主と今後の処遇を協議しています。警察署も協力してくれます。飼主がきちんとした飼育をしない場合、放棄させるか指導をしますが聞き入れない場合は告発も辞しません。彼等には人間に守ってもらう権利があるからです。
神の教え
梅雨時は、体調が思わしくない。
持病の性だろうか、頚椎を損傷しているので、首が痛い。
むち打ち症のような感じだ。
以前にも書いたが、私は、犬たちを救う事で助けられています。
毎日、雨で散歩にも行けないが、2頭ずつ、ゆっくりと出している。私自身のリハビリです。
ボランティアさんも少ないが、何とか3〜5人くらいでまかなっています。
電話相談は、相変わらず多い。
先日など、11年飼っていた犬を引越しのため、飼えなくなったので引き取って貰えないか?
とか、仔犬が産まれてしまったので何とか引き受けてくれないか?とか、
結婚するので犬を引き取って欲しい。とか。
こういう人達は、動物達を何と思っているのだろう・・・・・・。
家族とは思っていないんだろうね。 悲しい事です。
普通はさ、寝食を共にした可愛い犬たちを、人間の身勝手で離したり捨てたりしている事自体が考えれないんだがね。
それらを平気で出来る事が信じられないね。
「赤ちゃんポスト」がある時代だから、そんな事もできるのかね。
そういう人は、必ず、自分自身にも降り返ってくると思うね。
犬達に愛を与える事は、自分にも愛を与えられる事が判っていない。
最近、一冊の本を手にした。
支援者からの贈り物だ。
「心の扉を開く」 アイリーン・キャディ著
この著者は、北スコットランドの「聖なる楽園」フィンドホーンの創設者の一人である。
1917年、エジプトのアレキサンドリア生まれ。今年90歳になる。
内なる神からのガイダンスを受け取り、それをもとにフィンドホーンを建設した。愛に満ちたガイダンスは、訪れる人々の心をやすらげ、本当に大切なことは、「一人ひとりが心の中の声を実行することだ」と気づかせてくれる。
この本は、20カ国語以上に翻訳されているベストセラーである。
この本を開いてから一日が始まる。
マザーテレサのような内容の言葉、聖書のような心やすまる本だ。
私には、いつも「与えなさい」という言葉が贈られてくる。
人のため、世のため、犬のために尽くしなさい。 なのだろう。
素直な気持ちで、その言葉を受け止めている。
心が素直に落ち着いてくるから不思議だ。
世の中の邪推、誹謗中傷などの言葉、など、以前より意に介さなくなった。
困難な事柄が起きるたびに、この本を開いて教えを頂いている。
心が静かでいると、物事が静かに見れる。
人にも優しく、犬達にも優しく接する事ができる。
先が、将来が、見えてくる。 そうすれば楽しく、毎日が暮らせるんだ。
今、支援者やスタッフと相談している事がある。
不幸にも、罪を犯してしまった少年たちの受け入れである。
親がいない、天涯孤独、一人ぼっちで寂しいからとか、弱い気持ちで過ごしてきて、悪に身を染め罪を犯した者達がいる。少年院や鑑別所で更生しようとしたが、再犯を繰り返す者もいる。
更生期間中に保護司の元に訪れて保護観察を受けている者もいる。
まともに働きたいが、受け入れ先が少ないという。
事情を判って受け入れてくれる所が少ないのだそうだ。
支援者の保護司の方が、アメリカの刑務所の例や少年院の話などをしておられた。
日本では、まだ、そういう場所での更生プログラムが皆無であるらしい。
過去に罪を犯し、社会のつま弾き者としての烙印を押されて、更生できるチャンスを与えられていない少年たちを、私は受け入れようと考えています。
人には心を開かないかもしれないが、犬には、物言わぬ犬には心を開く。かもしれない。
外国では実践しています。
ある程度の成果が出ています。
不幸な環境下に居た犬だからこそ、その者たちは感じ合える事があるのかもしれないのです。
誰かがやらなければ、何も始まらない。
以前から考えていたのが、今になって現実味を帯びてきたのです。
保護司のアドバイスを受けて、検討をしています。
昔、私もやんちゃだった。ワルと言われた時代もあった。
だから、彼等の気持ちも判るのです。
大人が手を差し伸べて、普通の人間に戻してあげれたらいいな。って。
ワルがきでも、犬を触っているときの目が優しい。 素直になれる瞬間なのだ。
人間、元々のワルなんていないんだから・・・・・。 育った環境が悪かっただけ。
そう、誰にでも過ちはある。改めるか、そうしないか。である。
これも「神の教え」です。
どこまでできるかわからんが、与える事から始めようと思う。
PETAからの応援メッセージ
世界中で活躍している動物保護団体「PETA」からメールを頂きました。
私達の活動が世界中に知れ渡り、評価されています。
わが国の動物愛護活動が遅れている現状を彼等は知っているのです。
そして、それらを支援する為に応援してくれているのです。
私たちは孤独ではありません。
世界中の仲間たちが見守ってくれています。
たとえ、日本の行政が愚行を起こしても諦めてはいけません。
まるで鎖国を思い起こさせる現状でも、動物先進国の仲間たちは開国を支援してくれているのです。
動物を救う活動には国境など有りません。
また、孤軍奮闘していたと思っていた私には励みになりました。
滋賀シェルターの完成には各国の動物愛護団体が駆けつけて参加してくれます。
日本の動物愛護の現状を知ってもらうための絶好の機会だと思います。
当団体の会員さまを始めとする、サポーターやご支援者の皆様、里親になって頂いた皆様。
是非とも開所式の折は、シェルターの方へお越し頂き、ささやかながら保護犬達の明るい未来への希望の集いにご参加くださいますようにお願い申し上げます。
その頃には、例の噂や憶測での報道をした某TV局の過ちも訂正されることでしょう。
それらを信じて非難、中傷をされた人達も間違いに気付いてくれることでしょう。
反対運動をした人達も、きっと理解を示してしてくれるでしょう。
そして、私はそういう人達をも受け入れる事ができるでしょう。
真の目的は動物達を救う事にあります。
人間がワン達に侵した間違いを「しょうがない」では済ますことなく、救わねばなりません。
今もどこかで苦しんでいるワン達が居る現実から逃避してはいけないのです。
やっと、やっと、政府が重い腰を上げて動物愛護に関心を持ち、前進し始めたのですから。。
今、行動を興さないと、いつ、やるんだ。
みんなで頑張ろう。
マスコミも「ひろしまドッグパーク」事件では大きく取り上げてくれました。
そして、多くの人達の支援を受け、世間に広く知られる事となりました。
あれからもうすでに、10ヶ月が過ぎました。結果、多くの犬達が救われて、幸せになりました。
やればできるんだ。という事も証明されました。
誹謗中傷でくじけそうにもなりましたが、やっと、目の前に希望の光が射し始めました。
私にとって暗いトンネルのような時期がありましたが、多くの支援者のエールに支えられてここまで来れました。
みんな、有難う!!
まだまだ、これからだ。
頑張るよ、俺は!!
(以下、PETAからの応援メッセージ)
Hi there!
Thank you for sharing with us your exciting activism on behalf of animals. We love hearing about the creative ways in which you are fighting for animal rights. I wish you all the best in setting up an animal shelter in japan. I recently visited Tokyo and Osaka, so I know the struggle will be a tough one, but please know that we are all routing for you!
Your actions make all the difference in the world to animals in need. Please keep up the great work.
Sincerely,
PETA Asia-Pacific
Campaigner
こんにちは。
動物のためにとても素晴らしい活動をされていることを知らせていただきありがとうございます。
皆さんが動物の権利の為に様々な方法で活動されているのも聞き、うれしく思います。
日本でのアニマルシェルターの設立が成功されることをお祈りしています。
最近、東京と大阪を訪問する機会がありました。
ですので、今回の件で、皆さんがご苦労をされているのがよくわかります。
でも覚えておいて下さい。いつも我々は応援しています。
皆さんの行動が助けを必要としている世界中の動物達の励みになっているんですよ。
どうぞ、これからも頑張ってください。。
敬具
PETA アジア・パシフィック担当
活動家
バイオレンス
この1週間の間、相談事が増えてきました。
仔犬をネットオークションで購入して、空輸で送られてきてすぐに、ぐたっとして病院に連れて行ったら、チワワ2件はコクシジウムと診断され、もう1件ダックスはパルボだったそうです。
3件ともネットの画像のみで、生後2ヶ月で購入したそうです。
売るほうも問題ですが、買う方にも問題があります。
相談をしてきた方には、一応、注意と指導をさせて頂きました。
家族の一員になるのを画像だけで、しかも命をお金で買うのは感心しません。と。
2件とも深く反省をしておられましたが、ペットの事情を知らない方でした。
今後は反省して、そういう買い方をしないと謝っておられました。
これも動物愛護の啓発活動の一環でしょうね。 理解して頂ければ幸いです。
コクシジウムに罹っていた仔犬は2件の飼主からで1頭は助かり、1頭は亡くなったそうです。
補償の問題が残されていて、ブリーダーとの交渉がまだのようですが、私宛にブリーダーからも連絡が有り、善処するとの報告がありました。
パルボウイルスに罹った仔犬の方は入院して点滴をしているそうです。
このブリーダーは、「どこにでも訴えろ。」と、開き直っているそうです。
たぶん、犬舎に居るワン達はパルボに罹っている可能性があります。
ワクチンさえまともに打っていれば助かるのに・・・・。 そんな業者ならワクチンなんて打ってないだろうな・・・・。
お金儲けだけしか考えていない業者が存在する事自体が、ペット業界を後退させるのです。
もう少し、命をまともに考えて商売をしてくれませんかね。
私は休み明けに保健所に連絡をして業者の指導を徹底的にしてもらえるようにします。
そして犬舎の衛生面についても立入り検査を申し入れします。
インターネット社会ですからネット販売も有るでしょう。
ブリーダーを否定はしませんが、
顔も見えない業者から買うわけですから、良く調べてからにしてください。
安いからと買っても、結局は高い物につくのです。
空輸代込みで3万円で買ったダックスは治療代で10万円以上掛かっているそうです。
チワワも2万円台で買って、すでに10万円近く掛かっています。
世の中、知らないという事は怖いことですね。
悪徳ブリーダーをのさばらせる事になります。
昨日、支援者の方が開催された「DVと警察」の講演会に参加しました。
主催は大阪弁護士会でした。
講演は大阪弁護士会、人権擁護委員会副委員長の乗井弥生弁護士とイギリスのスーザン・S.M.・エドワーズ博士です。
スーザン・エドワーズ氏はドメスティック・バイオレンスの分野での業績は国内外を問わずよく知られている存在です。
バッキンガム大学の法学部で教鞭を取る傍ら、ロンドンの法律事務所で刑法を専門に扱っている弁護士でもあります。
講演に興味を持って参加した理由は、弱者の立場にいる女性の夫による暴力の問題が、我々と同じ命を持つ弱者の立場のワンちゃんのそれに似ていると感じたからでした。
暴力を受けた女性が耐えて暮らした日々、耐え切れなくなり逃げ出す、或いは反逆して相手を殺害した事例など、様々な報告が有りました。
イギリスは6000万人の人口、日本はその倍の13000万人、しかし、DVは同じレベルに達しているそうです。
彼女は総括して、性差による暴力が存在しない社会はありません。どんな社会も性差による暴力はゆゆしき問題であると位置づけることなく、真実は覆い隠されたままです。というのも被害者が女性であるためです。
沈黙を申し合わせるという策略があります。弱者は怖がって沈黙してしまいます。強者は特権によって沈黙を守ります。国家機関、警察、検察官や裁判所は共謀します。「多くの人は、一般的な意見よりも確実に抜きん出た立場に立つことをひどく恐れているに過ぎない」<マーチン・ルーサー・キング牧師(ノーベル平和賞受賞、黒人解放運動指導者)>。
今こそ、この視点に立つべきです。
こうした意見を言明する時です。
こうした行動をおこす時です。
女性は自国において難民です。
女性は世界の難民です。
今こそ彼女たちに保護聖域と避難場所を確保する時です。
暴力を止めるのは今です!
(イギリス、バッキンガム大学 法学部教授 法廷弁護士 スーザン・エドワーズ博士)
以上のように強く述べておられました。
ワンたちは人間のように言葉を話せません。
置かれている立場は、女性のDV、それと同じです。
司法に、警察に、訴える事が出来ません。
虐待を受けても、殺されても、文句を言えません。
私たち人間が守ってあげなくては、誰も守ってくれません。
アニマルポリスが欲しいのです。
諸外国のような「動物警察」が無いのです。
虐待通報や相談があるたびに、そう、感じています。
外国のアニマルポリスがわが国に出来るまで、私は、アニマルポリスになろうと思いました。
法的な権限は無いが、それに近い活動はできるはず。
保健所に、警察に、協力を求めて虐待をした人間を告発する事は出来ます。
動物達をレスキューするだけではなく、こうしたバイオレンスからも守らなければならないと思って、講演を静かに聞き、今後の指針にしようと!!
アニマルポリスが出来るのを待っていたら、死んでしまう子たちがいっぱい、増えるもんね。
幸か不幸か、私は悪質ブリーダーに嫌われているそうだ。
なら、尚のこと、幸いだ。 どんどん、嫌われ者になってやろうじゃないか。
悪徳ブリーダーや虐待する人間を、どんどん、告発して、動物虐待は罪である事。を広めていこうではないか。
講演会にてスーザンさんを紹介されました。
イギリスの団体にもコンタクトを取ってくれるそうです。 ご協力に感謝いたします。
1頭でも多く、不幸な環境からワンたちを、救い出すために!!!