2008年01月29日

大幅反発、調整一巡で買い戻される 米追加利下げに期待も 1月29日の解説と展望

【概況】
 週明けの米国市場は、出だしは先週末の軟調を引き継いでマイナス圏で推移したが、弱い住宅指標が発表されたことで、逆に米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に追加利下げに対する期待が高まり、上昇に転じ、3指数ともに反発した。
 本日の日経平均先物は、大幅続伸して始まったが、上値が重く、朝高後は調整し、上昇幅を縮小させた。後場後半から追加利下げによる米国市場の先高期待も手伝って、しっかりした展開となり、上昇幅を維持し、反発して終えた。
 前場、昨日終値(13050円)、シカゴ日経先物終値(13320円)を大きく上回って取引開始。軽くもみ合った後、戻りを試す展開となり、散発的に大口の買いが入って、勢いを増し、昨日高値(13480円)を瞬間的に上回る場面もあった。
 しかし、早い展開で、買い一巡後は逃げ出すように売りが出て崩れ気味となり、午前9時半前に13400円を割り、13300円台中盤手前まで下げた。
 落ち着きを取り戻すと、戻りを試し始め、戻り売りを浴びて不安定な展開ながら、戻り基調を維持。午前10時前あたりから、本格的に勢いを取り戻して、13400円台後半を一時回復し、寄り付き直後の高値圏に接近した。
 しかし上値は重く、足踏みしたところで見切ったように売りが出ると、再び下落基調となり、今度はIR(13360円〜13490円)下限をうかがい始めた。
 下げ止まる気配も見せたが、仕掛け的な売りとともにIR下限をブレイク。シカゴ終値手前まで下げた。
 いったん戻して、13400円を回復する場面もあったが長続きせず、午前10時50分を過ぎて安値にからみ始めると、シカゴ終値を突き抜けて、13300円にタッチした。
 そこから売り込む動きがなかったことから、小戻しして前引けとなった。
 後場、前場終値(13340円)より下に50円のギャップをつけてスタート。下値を探る展開となり、昨日イブニング・セッション高値(13220円)近辺まで下落した。
 そこから売り込む動きが出なかったことから、徐々に体勢を立て直すと、仕掛け的な動きが入って、勢いよく戻し始め、午後1時50分過ぎには前場終値との間にできたギャップを埋め、いったん押し戻された後、さらに戻りを試す展開となった。
 午後1時過ぎには13400円を回復。勢いはそのまま続き、13400円台中盤を回復。前場の高値圏に接近した。
 その後、急速に戻したことから息切れして、13450円手前でもみ合い、崩されて13400円を割る場面もあったが崩れず、しばらく小動きで推移した後、再び戻りを試す展開となった。
 午後2時過ぎに13400円台中盤を越えると、売りに押し戻される場面もあったが、上昇トレンドを維持し、IR上限にからむと、しばらくもみ合った後、ブレイク。13500円台に乗せた。
 しばらく買いが優勢な状況が続いたが、伸び切ったところで見切ったように売りが出て、やや崩れ気味に下落。売りが止まらず、13400円台前半まで下げた。
 下げ止まったところで買い戻しが入り、戻り基調となったが、上値は重く、戻したところで売りを浴びせられて、一進一退の攻防。午後3時を過ぎて、13500円に接近する場面もあったが、戻り高値を追う力はなく、逃げ出すように買いが離れ、13400円台前半まで押し戻されて取引を終えた。
【解説】
 値動きがとにかく極端である。昨日600円超安まで下げておいて、今度はギャップ・アップ。さらに日中は乱高下した。イベント前で方向感を見失っており、値動きの意味を深く考え過ぎると、却って分かりにくくなるので、分かりにくいところではむやみに触らず、見えるところでのトレードに徹したい。
 前場、だますために仕組んだような展開だった。全体の流れは下向きのままだが、目先、昨日の下落の流れが断ち切られており、上向きに変わっている。まずは寄り付き直後のもみ合いレンジ(13400円〜13430円)を抜けた方につきたい。昨日高値が視野に入る。
 13480円を一瞬越えたが、13480円以上は見えない。13500円を勢いよく上抜けるようなら、上昇の目はあるが、10円上回ったくらいでは、さらに上があるかどうかは分からない。
 その後、あっさり崩れたことで、下落トレンド途中の単なる戻しである様子がうかがえる。ロングの深追いは禁物だ。
 次は寄り付き直後の安値である13400円をどうするか。結果的にはショートが正解だが、この時点では触りにくい。13400円に対して、下値を確認した上で、再度戻りを試す可能性もあるからだ。
 13400円を割ったことで弱含み傾向が鮮明になる。このあたりで適宜ショート。目標はシカゴ終値だが、13490円をつけてから、ほとんど戻りを入れていないので、引っ張りにくい。
 ほぼベクトルは下を向いていたが、しばらく戻り基調を維持したので、慎重にいきたい。13490円に対する何らかのアクションがありそうだったので、適宜ロングを入れ、戻りを期待してもいい。ただ、値動きに今ひとつ信頼がおけず、値動きも荒かったので雰囲気は決して良くなかった。
 午前10時を過ぎてようやく下向きに動き出したが、ここもエントリーの判断に迷うところ。支えになっていた13430円割れあたりが適切だったが、一応まだ目先の上昇トレンドは維持されていたので注意が必要だった。
 最も安全なところでIRブレイクだが、ここも素早い展開で、いったん戻したのでやりにくかった。
 中途半端なところで下げ止まっているので、下値をしっかり確認しておく必要があるが、いちいち止まって戻りを入れるので、ショート有利の状況であるはずなのに、ショートを持っていると神経質にならざるを得なかった。
 後場、シカゴ終値を割ったので、次の下値の落としどころとしては、昨日イブニング・セッション高値(13220円)が視野に入る。昨日も通過した価格帯ではあるが、節目ができているような感じではなく、13220円が分かりやすいところだろう。
 ただ、寄り付き直後に13280円の売り板に400枚の買いが出たのが気にかかった。自作自演なのか判然としないが、たまに上に向かうか、下に向かうかの分岐点で、だましで500枚とか800枚とかの売買が入り、その売買とは反対方向に動くことがあるが、このタイミングで400枚の買いが出るのは、本気の感じがした。
 セオリーからいくと、下げ止まらない限りショートだが気を付けたい。売り一巡後、勢いよく上昇したのはいかにもという感じだった。
 13300円台中盤付近までは、前場から続くトレンド・ラインに頭を押さえられる形で、単なる戻りに過ぎないが、そこから13400円を越えたあたりで、目先の流れが下向きから、上向きに変わることになる。
 押し目をほとんど入れずに上昇し、どこで腰折れしても、それなりの言い訳はできるのでやりにくいが、押したところをかうか、直近の戻り高値や頭を押さえられたポイントで買うしかないだろう。
 午後1時半前に勢いが止まり、だれ始めたところは、ショートを狙える。イベント前なので、ここで上昇終了で、適当なところまで下げて、うろうろするのかと思われた。
 ところが、午後1時45分前に13400円を割ったところで下げ止まり、戻したので、ショートは要注意。雰囲気的に買いの勢いが復活しそうな感じだった。
 動意を見極めるのは難しかったが、すんなり崩れてもおかしくないところを下げ渋るので、膠着状態になったところを買ってもいい。
 そこからはまさかの展開だった。伏線としては、前場寄り付き直後に昨日高値をわずかに抜いているので、何かあってもおかしくはなかったが、いったん崩壊しておいて、ここで13500円を越えてくるのは強引だった。
 それまでの戻り限界となっていた13470円や前場高値の13490円を越えたところでロングだが、さすがにイベント前なので、13400円台後半以上でのロングは気を付けたい。
 高値を追いにくいとはいえ、13500円を越えた後の崩れ方はひどかった。ここは動きが見えないので、あえて触る必要はない。せいぜい13400円台前半で下げ止まったところで、体勢を立て直しつつあったので、ロングを入れる程度だろう。 
【決算】
(国内)
 東芝の第3・四半期(9カ月)は、売上高が前年同期比+12.4%の5兆5684億円、純利益が+13.4%の1261億円。パソコンや家電、発電システムが校長だった一方、半導体部門が価格低迷で不振だった。通期見通しは据え置いた。
 エルピーダメモリの第3・四半期(9カ月)は、売上高が−8.9%の3150億円、純利益が−87.2%の56億円。パソコン向けの出荷は好調だったが、世界的な供給過剰でDRAM価格の値崩れが響いた。
 三井住友FGの第3・四半期(9カ月)は、経常収益が+15.6%の3兆2421億円、純利益が−19.3%の3194億円。通期見通しは据え置いた。
 日本郵船の第3・四半期(9カ月)は、売上高が+20.9%の1兆9374億円、純利益が+91.4%の931億円の大幅増収増益。通期業績見通しについて、売上高を2兆5400億円から2兆5800億円に、純利益を1110億円から1200億円にそれぞれ上方修正した。
 NTTドコモの第3・四半期(9カ月)は、売上高が−2.1%の3兆5220億円、純利益が−6.7%の3764億円。ソフトバンク、KDDIとの競争激化で収益が圧迫された。通期の見通しは据え置いた。
(海外)
 米クレジット・カード大手アメリカン・エキスプレスの第4・四半期は、信用不安の影響で純利益が前年同期比−10%の8億3100万ドル(1株利益0.71ドル)で減益。ほぼ市場予想通りだった。収入は+10%の73億6000万ドルで、予想中心(78億ドル弱)を下回った。同社は2008年について、収益環境が悪化するとの見通しを示した。
 米液晶基盤大手コーニングの第4・四半期は、純利益が+11%の7億1700万円(1株利益0.45ドル)、特別項目計上前の1株利益は(0.40ドル)で予想中心(0.39ドル)を上回った。
 また、売上高は+16%の15億8000万ドルで予想中心(15億5000万ドル)より好内容となった。
 同社は第1・四半期の1株利益見通しについて、0.41−0.43ドルとし、市場予想(0.35ドル前後)を大きく上回った。
 米携帯電話大手ベライゾン・コミュニケーションズの第4・四半期は純利益が+3.9%の10億7200万ドル、売上高が+5.5%の239億4000万ドルだった。
 米マクドナルドの第4・四半期は、純利益が12億7000万ドル(1株利益1.06ドル)で税務関連の特別利益計上で4000万ドルの微増益。特別項目を除く1株利益は0.73ドルで予想中心(0.71ドル)を上回った。売上高は前年同期比+6%の57億5000万ドルで、予想中心(56億8000万ドル)を上振れた。
【展望】
 明日は方向感の見えない展開になりそうなので注意が必要だ。とりあえずは米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ち。これまでのところ、本格的な戻りを入れる体勢を整えつつあるが、12月同様、裏切られて腰折れしてもおかしくない状況にある。
 14000円を目標に上昇してもおかしくないし、12000円割れとなってもおかしくはない状況。ロング、ショートともに相応のリスクがある。
 米国市場は、昨日反発した意味を測りかねる。一般にはFOMCに対する期待と好意的に解釈されているようだが、下げるために戻りを入れたとも見ることができる。あまり気味のいい上昇の仕方ではない。むしろ、はしごを外された場合、どこまでさげるのか底知れない恐さがある。
 「市場との対話」という意味では、FRBも米国政府も昨年8月依頼、絶妙なタイミングで手を打っている。むりに株価を維持する必要のない場面では、何の対策も示さずにスルーするし、株価がぎりぎりのところまで下げると、底抜け回避のために、しっかり対策を打ち出している。
 米国企業の業績は予想以上に悪化しているので、現在の株価水準を維持するのは、困難かもしれない。そうすると、場合によっては、市場の期待が50bpの利下げであるのに対し、25bpにとどまるか、利下げ見送りの可能性すらある。
 ブッシュ米大統領は、米国議会での一般教書演説で「短期的に米国経済が減速していることは、誰の目で見ても明らか」と述べ、景気後退に入りつつあることを認めた。
 市場期待を裏切る内容となった場合は、FRBが株価が下がるのを容認し、次の落としどころを探ることになると考えるべきだろう。その場合、為替がどう動くかにも注意したい。
 また、米国経済のファンダメンタルズは健全であるとし、先に米議会下院との間で合意した1500億ドルの景気刺激策が力強く経済を押し上げることを強調。上院に対して追加の景気対策を求めないよう呼び掛けた。
 イラク政策については、現在の駐留米軍の規模が治安改善をもたらしたとし、早期撤退や、兵力削減には消極的な姿勢を示した。
 米商務省発表の12月米新築住宅販売は、前月比−4.7%の60万4000戸で、1995年以来の低水準。2007年通年では、−26%で過去最大の落ち込みとなった。
 12月の新築住宅価格の中央値は、前月比−10.9%の21万9200ドル。前年比では−10.4%の下落となっている。在庫は−1.4%の49万5000戸だったが、販売ペースが鈍化しており、9.4カ月から9.6カ月となった。
【主な節目】(イブニング・セッションを除いた日中足ベース)
 上は、5日線の13200円近辺、日足転換線の13220円近辺、本日高値13480円、日足基準線の14120円近辺、25日線の14250円近辺、週足転換線の14310円近辺、13週線の14850円近辺、1月4日高値14900円、週足基準線の15020円近辺、12月28日安値の15240円、12月28日高値の15440円、75日線の15460円近辺、日足雲下限の15480円近辺、26週線の15670円近辺、日足雲上限の16090円近辺、12月7日高値の16120円、10月安値の16210円、11月2日安値の16490円、200日線の16610円近辺、52週線の16640円近辺、10月31高値の16750円、11月1日安値の16800円、週足雲下限の16890円近辺、10月15日安値の17330円、週足雲上限の17450円近辺、10月11日の高値17530円、7月26日安値の17670円、7月25日高値の17900円、7月24日安値の17920円、年初来高値(7月5日)の18320円。
 下は、本日安値13230円、1月22日安値12510円。
 1月4日高値と12月28日安値の14900円〜15240円、12月28日高値と12月27日安値の15440円〜15530円、11月2日高値と11月1日安値の16640円〜16800円、10月31日高値と11月1日安値の16750円〜16800円、10月19日高値と10月18日安値16950円〜17000円、10月16日高値と10月15日安値の17320円〜17330円、10月11日高値と7月26日安値の17530円〜17670円、7月25日高値と7月24日安値の17900円〜17920円、7月24日高値と7月20日安値の18040円〜18150円は窓。
 1月22日〜1月24日の日足がアイランドリバーサル状態。
【本日の結果】
 分かりやすいところで。
 (前場)13430L( 9:04)→480( 9:11) +50
     13400S( 9:28)→380( 9:32) +20
     13410L( 9:41)→410( 9:49) ± 0
     13410L( 9:59)→450(10:04) +40
     13420S(10:08)→340(10:23) +80
     13330S(10:50)→320(10:54) +10
 (後場)13280S(12:30)→250(12:35) +30
     13290L(12:48)→330(12:53) +40
     13380L(13:10)→420(13:17) +40
     13420S(13:42)→400(13:44) +20
     13430L(13:55)→450(14:04) +20
     13470L(14:10)→480(14:12) +10
     13430L(14:36)→460(14:40) +30
 後場は波に乗れなかった。

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2008年01月28日

一転、戻り基調に 1月28日のイブニング・セッション

【概況】
 日中、終日調整した流れをいったん断ち切り、戻り基調となった。
 出来高はラージ9742枚、ミニ4万7353枚。
 寄り付きは、後場終値(13050円)から上に30円ギャップをつけてスタート。下値を試したが、底堅いことを確認すると、徐々に戻り基調となり、午後5時前には13100円を回復。勢いを伴って13100円台後半まで戻した。
 いったん押し戻されたが、体勢を立て直すと、緩やかな戻り基調となり、午後6時を過ぎると13200円を越えた。
 しかし、上値は重く、目先戻り達成感から次第に下落に転じ、13100円台前半まで下げた。
 大きく売り込む動きはなく、やや方向感なくもみ合い気味となった後、13100円台後半に再び戻して終えた。
【解説】
 ここまでほぼ一直線に下落したので、戻りを入れたいところではあったが、イブニング・セッションで戻されると、非常にやりにくい。
 この程度の動きであれば、日中、素早く下げることができたはずだし、その後、迅速に戻すこともできたはずだ。相場の質の悪さを感じる。
 下値が堅かったので買ってみてもいいが、売買の根拠は見出しにくい。どこまで戻すかも見えにくく、はしごを外されたり、踏み上げられたりする可能性があり、静観が無難だろう。
【展望】
 今週は、重要イベントや、決算発表が目白押しなので、難しい動きになるかもしれない。本日のようにアイランド・リバーサル解消という大義名分があればいいが、この先は動きが見えにくくなる可能性が高いので、慎重に臨みたい。
 明日の動きは、とりあえず今晩の米国市場、為替の動向を見てみたい。
【取引結果】
 ノートレード。
 

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戻りから一転、下落止まらず 下げ幅600円超す 1月28日の解説と展望

【概況】
 週末の米国市場は、重要イベントが控えていることもあり、戻り一巡で上昇基調から下落に転じて、3指数ともに値幅を伴って下落。
 本日の日経平均先物は、先週末の戻り基調から一転して軟調に転じ、ゆっくりとしたスピードながらも、下落トレンドを形成。反転のきっかけをつかめないまま、終日軟調に推移し、大幅反落となった。
 前場、前営業日終値(13660円)から230円ギャップダウンして取引開始。
13400円台前半でもみ合った後、戻りを試す展開となり、シカゴ日経先物終値(13470円)を越える場面もあった。
 先週後半の力強さが残り、買い意欲が見られたものの、上値は重く、徐々に後退を始めた。
 午前9時半過ぎに13400円を割り、いったん戻して、13400円近辺でもみ合ったが、軟調さは変わらず、午前10時を過ぎてIR(13360円〜13480円)にからむ展開に。
 下げ渋りながらも、下落トレンドは変わらず、戻しては売りを浴びせられ、下値を更新する攻防を続けながら、前営業日安値(13300円)に接近。粘る動きも見せたが、午前10時50分前に割ると、日足のアイランド・リバーサルを埋める動きになり、安値にからみながら前引けとなった。
 後場、前場終値(13290円)をわずかに下回って始まり戻りを試したが、上値は重く、13300円タッチで跳ね返され、前場安値(13270円)を割ると、下落基調を強めた。
 13200円台中盤で下げ渋り、後場寄り付き直後の価格帯まで戻す場面もあったが、形勢は変わらず、午後1時を過ぎて、再び下値を探る展開となり、13200円をうかがう展開となった。
 しばらく13200円台前半で行ったり来たりの展開を続け、方向感のない展開が続いたが、午後1時半過ぎに13200円割れし、日足のアイランド・リバーサル解消をうかがう動きとなった。
 いったんは13200円台中盤手前まで戻したものの、底打ちする力はなく、午後2時を過ぎて安値にからむと、下げ渋る動きをはねのけて、アイランド・リバーサルの起点となった、1月24日高値(13150円)にタッチし、完全に窓を埋めた。
 13150円で下げ止まる気配も見せたが、上値は重く、仕掛け的な売りとともに、底割れして午後1時半前に13100円にタッチした。
 目先下げ過ぎ感もあって買戻しが入り、勢いを伴って反発し、13200円タッチまで戻した。
 しかし、流れは変わらず、買い一巡後は、見切ったように売りが出て、崩れ気味に下落。午後3時を過ぎて13100円を割ると、さらに売りが追随し、前営業日終値からの下落幅は600円を超となり、軟調なまま取引を終えた。
【解説】
 戻りからギャップ・ダウンであっけなく下落トレンドに引き戻されるよくあるパターンだった。さすがに買い意欲が残っていたので下げ渋ったが、基本は戻り売り。アイランド・リバーサルを意識したい。
 全体の流れは下向き。また、先週後半ずっと上向きだった目先の流れも完全に下向きに変わった。すっきりしない動きだったので振り回されないようにしたい。
 前場、中途半端な位置での寄り付き。素直に考えると、この地合では、崩壊するしかないはずだが、時間稼ぎのためか、意外と粘った。
 寄り付き直後のもみ合いレンジ13420円〜13450円を抜けそうなところはロングを試してもいいが、シカゴ終値近辺で上値を押さえられそうなことは予想できた。素早く確定したいところだ。
 ここの攻防で上抜けられないならば、下に行くしかない。ここで勢いよく13500円を越えるようなら、しばらく戻り基調を続ける可能性があるが、抜ける力がなければ、崩れるしかない。ロス・カット覚悟で早めにショートを入れてもいい。結果論ではあるが、早めにショートを入れ引っ張れば、後々下げ渋ったので、アドバンテージを確保できた。
 13400円近辺、前営業日前場にポイントとなった13360円近辺、13300円近辺で下げ止まったのは、仕方のないところであろう。13300円で止まってもおかしくはないが、これ以外で止まるのは中途半端で、こんなところを底にするくらいなら、寄り付き直後に素直に上に上がっていたはずである。
 新規のショートは、なかなかエントリーしにくいが、戻して頭を押さえられたり、直近安値にからみ始めたところなどがポイントだろうか。
 ところどころで下げ渋り、それなりに買われていたので、もしやという気はしないでもなかったが、局面を変えるような決定的な動きが出ない限りは、ショートの目で見たい。
 後場、中途半端な位置からの寄り付きだった。流れは完全に下向きだったが、前場の下落のスピードが遅く、前営業日からの下落幅を考えると、いったん戻しを入れてもおかしくはないところでもあった。
 13300円台を回復できるようなら、ショートはしばらく待ちたい。前場安値にからみそうであるならば、ショートを入れて引っ張ってみたい。目標は、日足の窓埋めとアイランド・リバーサルの解消。
 寄り付き3分で前場安値にからみ出したあたりがショートの狙い目。ここを割ると、下げ止まる根拠は見出しにくい。
 そこからの動きがやっかいだった。もはや形勢不利で、下げが加速してもおかしくないところだったが、前場と同じようなペースでの下落となった。13240円タッチで異常な強さを見せたので、いったん確定してみてもよかった。
 5分チャートの下落トレンドにあくまでも忠実な動きとなった。戻したところで再度ショートで入り、回転させてもいい。
 時間稼ぎのような動きで馬鹿馬鹿しいが、13150円にからむまではショート一辺倒でいくしかない。
 午後1時台前半の動きは底打ちさせるようなそぶりだったが、ここは完全に無視。だまされやすいところだ。仮に底打ちして乗り遅れても、掛け捨ての保険料と思うしかない。
 13200円を割ったところで、来るべきものがやっと来たという感じだった。いったん戻したのは、ショート・カバーと、底打ちしないことの確認。これを乗り切れば、ショートは完全勝利だった。
 13150円タッチを達成したのは午後2時過ぎ。もどかしい動きだったが、達成感はあった。
 ここからは動きが難しくなる。ここで下げ止まって、かろうじて維持している上昇トレンドを守ってもおかしくないし、崩れて12000円台方向に動いてもおかしくはない。直近安値を割ったところでショートを試してみてもよかった。
 ただ、13100円タッチで買い戻されたところは気をつけたい。本日唯一、戻りらしい戻りを入れたところだった。
 戻り一巡したところでショートをかけることができた。13150円で下げ止まることができなかった以上、そのまますんなりと上に行くことは難しいはずである。
 このままうやむやな動きで終わるかと思われたが、午後3時を過ぎて、再び下値を探り始めたが、どうせこうなるなら、もう少し分かりやすい動きにしてほしかった。
【決算】
 新日鉄の第3・四半期(9カ月)は、売上高が前年同期比+14.3%の3兆5061億円、純利益が−0.1%の2630億円。通期予想は据え置いた。
【展望】
 これで先週後半以降の戻り局面は終了である。さすがに一度経験している価格帯なので下げても、以前のような底なし沼のような感じはしない。ピントのずれた動きだったが、買い下がる動きが随所で見られた。
 明日以降は、下値をどこに置くかというところが焦点になりそうだ。1月22日安値の12130円、12510円といったところが視野に入る。これらが底値であるという確認が十分できておらず、先週後半、やや混乱を招いたような側面があった。
 こうなれば本格的な地合好転に向けて、しっかり調整を入れてほしいところであるが、底割れすると11000円台が視野に入るところであり、そうなると再び、底値を探る動きをやり直す必要がある。今週は国内企業の決算発表が本格化するので、決算内容にも目を配りたい。
 米国市場は、今週が一つの正念場となりそうだ。底を確認できるか、再び底割れしてしまうのか重要な局面である。米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらんでどういう駆け引きが繰り広げられるか予断を許さない。週末の雇用統計も注目イベントだ。
 大阪府知事選挙は、弁護士でタレントの橋下徹氏がほぼダブル・スコアで当選した。早速、新年度予算編成が待ち構えており、まずはお手並み拝見というところだろうか。
 橋下氏の当選をめぐっては賛否あると思うが、期待したいのは、しがらみのない行政への刷新だ。街頭演説を見る限り、自分の言葉で何かを訴えようとしていたところが好感を持てた。もちろん行政経験のない人がいきなり、役所のトップになって、多くの職員や巨額の財政赤字を抱え、それなりの規模の予算を動かすのは並大抵のことではない。
 ただ、橋下氏にとってラッキーなのは、先輩格としての東国原英夫宮崎県知事の存在だろう。日々、職員や議会、地元メディアなど、私たちの目に触れないところで、さまざまな激しい駆け引きが繰り広げられていることとは思うが、並みの知事以上の仕事をしている様子はうかがえる。
 北海道夕張市同様、現在、地方財政はどこも破綻状態で、少子高齢化が急速に進行して行政需要が高まる一方、予算は限られており、第2、第3の夕張が続出する可能性は極めて高い。
 東国原知事の出現で画期的だったのは、地方の抱える問題が、非常に明快な形で発信されたことである。これまでの政治では、「臭いものにはフタ」で、誰も触れたからない問題は密閉され、議論の機会さえ与えられなかった。
 これまで様々なタレント議員、知事が出ては消えてきたが、東国原氏の場合、これまでの流れとは少し違うぞという雰囲気が感じられた。そうした期待感が橋下氏の支持につながったと思われる。
 東国原氏の最大の成功は、職員を見方につけたことだろう。逆に言えば、職員が有名知事をうまく使いこなしているということかもしれない。
 元々財政力の弱い宮崎県は、財政が厳しいとはいえ、底が知れている。大阪府の場合、なまじ裕福な地方公共団体だっただけに、バブル期の乱脈のツケは大きく、すでにマネージメントできない領域に達している。
 橋下氏の行政手腕にはなから期待など誰もしていない。ただ、彼の人柄に引き寄せられ、優秀で有能な職員や、外部の人材が引き寄せられ、難局を乗り切る知恵が集まればそれでいいのではないだろうか。
 米大統領もそうだが、トップに立つ人物など所詮は神輿である。どうせかつぐなら陰気臭いまじめな人物よりも、面白みがあり、華がある人物がいいに決まっている。要はかつぎ手に優秀なスタッフを集められるかどうかである。
 また、民主党の推薦候補が当選したら、支持母体の労働組合が既得権をタテに跳梁跋扈するのは目に見えている。テロ特措法の採決を欠席し、大阪府知事選にかけつけた小沢一郎氏の行動や資質には大いなる疑問がある。小沢氏が代表を務め、労働組合が幅を利かせる限り、民主党に未来はない。
 その意味でも、有権者は絶妙なバランス感覚を発揮したと言える。とりあえずは新しい政治の流れに期待しておこう。
 米大統領選は、サウスカロライナ州で民主党の党員集会が開かれ、アフリカ系(黒人)の圧倒的な支持を受け、オバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員を大差で下し、緒戦のアイオワ州に続き2勝目となった。
 オバマ氏は、事前の世論調査で有利とされていたニューハンプシャー州でまさかの敗北。続くネバダ州でも破れ、劣勢に立たされていたが、勝率を5分に戻すとともに、反転攻勢につなげたいところだ。
 今回の選挙結果では、黒人やマイノリティーのオバマ氏支持が根強いことが改めて裏付けられた。
 米有力紙ニューヨーク・タイムズ氏は、先にクリントン氏と共和党のマケイン候補の支持を打ち出したが、その理由として行政経験を挙げた。リベラルで知られる同紙だが、一般に考えられているほど報道の質は高くない。イラク戦争では風見鶏のようなスタンスに終始したし、日本報道にいたっては裏付けも取らずにセンセーショナルな情報しか発信しない。日本の某有力全国紙同様、あってもなくてもいい存在である。
 米大統領選は、2000年の選挙で、フロリダ州のわずか数百表差で、ブッシュ大統領に決まったのに象徴されるように、公正性を疑わせる動きが少なくない。先のニューハンプシャー州でのヒラリー氏勝利に対して早くも疑義が呈されている。
 こんな国と同盟を組み、安全保障や経済を握られているのである。やはり、日本は真剣に自主独立を考えるべきだろう。 
【主な節目】(イブニング・セッションを除いた日中足ベース)
 上は、5日線の13010円近辺、日足転換線の13220円近辺、本日高値13480円、日足基準線の14120円近辺、週足転換線の14310円近辺、25日線の14330円近辺、13週線の14820円近辺、1月4日高値14900円、週足基準線の15020円近辺、12月28日安値の15240円、12月28日高値の15440円、75日線の15510円近辺、日足雲下限の15560円近辺、26週線の15650円近辺、日足雲上限の16090円近辺、12月7日高値の16120円、10月安値の16210円、11月2日安値の16490円、52週線の16640円近辺、200日線の16650円近辺、10月31高値の16750円、11月1日安値の16800円、週足雲下限の16890円近辺、10月15日安値の17330円、週足雲上限の17450円近辺、10月11日の高値17530円、7月26日安値の17670円、7月25日高値の17900円、7月24日安値の17920円、年初来高値(7月5日)の18320円。
 下は、本日安値13050円、1月22日安値12510円。
 1月4日高値と12月28日安値の14900円〜15240円、12月28日高値と12月27日安値の15440円〜15530円、11月2日高値と11月1日安値の16640円〜16800円、10月31日高値と11月1日安値の16750円〜16800円、10月19日高値と10月18日安値16950円〜17000円、10月16日高値と10月15日安値の17320円〜17330円、10月11日高値と7月26日安値の17530円〜17670円、7月25日高値と7月24日安値の17900円〜17920円、7月24日高値と7月20日安値の18040円〜18150円は窓。
 1月22日〜1月24日の日足がアイランドリバーサル状態。
【本日の結果】
 ひたすらショートを引っ張る。
 (前場)13450L( 9:09)→460( 9:10) + 10
     13470S( 9:13)→290(11:00) +180
 (後場)13280S(12:32)→160(14:18) +120
     13140S(14:16)→120(14:29) + 20
     13170L(14:41)→180(14:45) + 10
     13170S(14:49)→160(14:53) + 10
     13110S(14:59)→090(15:01) + 20
 13150円までの道のりが遠く、見ていて疲れた。

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2008年01月26日

地合を考える

 週末の米国市場は、米コンピュータソフト大手マイクロソフトや米重機大手キャタピラーの決算を好感して堅調な滑り出しとなりましたが、このところの上昇に対する一服感や、週末で買い上がる手掛かりが乏しかったことから、軟調に転じ、3指数ともに反落しました。
(米国市場レビュー)
 米キャタピラーの第4・四半期決算は、純利益が前年同期比+10%の9億7500万ドル(1株利益1.50ドル)、売上高が+10%の121億4000万ドルで増収増益。予想中心は1株利益1.50ドル、売上高110億ドルで、)より、売上高が期待以上の好内容となりました。
 北米が不振だった一方で、海外が鉱山、建設向けの重機の販売が堅調だったため、増益を維持しました。同社は景気敏感銘柄で昨年第2・四半期以降、業績がネガティブ・サプライズとなったため、同社の決算直後に米国株価全体が落ち込む、“キャタピラー・ショック”が発生。決算内容が市場の注目を集めていました。
 今週から、企業決算発表が本格化していますが、一部で先行きについてネガティブな見通しが出たものの、これまでのところ、大きく後退する観測は出ていないようです。サブプライム問題が実体経済に波及し、企業業績に目に見える形で影響が出るのは、春先以降となりそうです。
 グリーンスパン前FRB議長はカナダでの講演で、米国経済が後退する確率は、「50%かそれ以上」に高まっていると述べました。前議長は「3分の1とした1年前から確実に上昇した」としながらも、「依然、景気後退には陥っておらず、過去に比べると米国経済は耐久力が高まっており、比較的軽微なリセッションになる」と、先行きを楽観視しました。
 また、最近、中国やシンガポール、中東などの政府系ファンドが、経営難に陥っている米国の金融機関の資本増強に応じていることについて、「やや警戒感を持っている」と慎重な姿勢を示しつつ、「不適切な動きを示す証拠はほとんどなく、結局のところ望ましいと考えている」としました。
 米国市場は、テクニカル的に来週一つのヤマ場を迎えることになりそうです。今週は緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、大幅利下げに踏み切ったことから、目先、株価指数の崩壊は食い止められた形です。
 来週は月足が確定するので、8月末と同様、月足の出方を見ながら、1月29、30の両日開催される、定例のFOMCでさらなる利下げが打ち出されるのか注目したいところです。また、週末の2月1日には、重要イベントの1月雇用統計の発表が予定され、今週は気の抜けない展開となりそうです。
(週明けの見通し)
 シカゴ日経先物終値は13470円で、大証終値(13660円)を190円下回っています。
 週明けは、日中足ベースでギャップ・ダウン・スタートとなりそうですが、持ちこたえるのか、それとも戻り一巡で、ギャップの力で下に押し戻されるのかということになりそうです。
 米国の重要イベントにらみで、軟調な展開や、場合によっては底割れする可能性も考慮しておきたいところです。
 来週は、日本でも主要企業の決算発表が本格化します。昨日終値時点での日経平均予想EPSは878円で、PER20倍計算なら、日経平均は17500円レベルになります。
 9月中間期を境に企業業績は目先ピーク・アウト感が出ており、今回の決算シーズン終了後にどれだけ利益水準を維持できるかが焦点となりそうです。
(その他金融市場)
 為替は、今週、米国の追加利下げ決定後、1ドル=104円台を瞬間的につける場面がありました。昨日は円安に戻して107円台を中心に推移。直近では若干円高方向に押し戻されて106円台後半となっています。
 ドルは対ユーロでも弱含み。ユーロ・円はドル以外でも円の見直しが進み、円高傾向が続いています。
 金利は、追加利下げの影響で、米国10年債は先週末の3.6%台から低下し、直近では3.5%台中盤で推移しています。株が買い戻されたこともあり、それほどの金利低下にはならなかったようです。
■地合を読む■
 今週は、米国の追加利下げ決定後、相場の雰囲気ががらりと変わりました。先週後半もそれなりに強い展開でしたが、先週よりは価格水準が大きく下がったとはいえ、相場にパワーが感じられました。
 ひと言で言えば、「地合」が変わりつつあるということだと思います。先週までは、戻り基調にあっても、ロングを持っているとヒヤヒヤものでしたが、今週は前半までは、先週と同じような状況でしたが、後半からは、押し目を入れたところを買えば、報われるようになり、明らかに相場の質が違いました。
 昨年末以来、底無し沼の状況が続き、戻しても情け容赦なく売られ、明らかにショート優勢でしたが、今週後半になり、状況が一変、売ると踏み上げられ、逃げられない状況となりました。
 来週は再び地合が元の底無し沼に戻ってしまうことも考えられますが、この数日、堅調に推移したことは、相場が反転する糸口につながる可能性があり注目したいところです。
■「流れ」との違い■
 日々、「流れ」についてはことあるごとにご案内してきました。流れはチャートにトレンドラインを引けば把握できますが、地合はいわば相場の「質」を象徴するもので、チャートからはなかなか読みにくいものです。
 地合とは何か、分かりやすく言うならば、「売られているか」「買われているか」ということではないかと思います。言い換えれば「ショート有利か」「ロング有利か」ということです。
 今週も地合が好転する兆しを見せたとはいえ、日中の動きは決してほめられたものではなく、しつこいまでの売りを浴びて、押さえこまれる場面が少なからずありました。ただ、押したところで買うと必ず報われるという、最近にはなかった動きでした。
 先週までは戻り局面でも、売買に信用が置けず、もたつくと大きく売り込まれ、そのまま下落に転じる、極めて軟調な地合でした。
■ギャップから読み解く■
 細かいテクニックになりますが、ギャップとの兼ね合いで地合を読むことができます。特に、地合が変わる前との違いが重要です。
 基本的には、ギャップ・アップしてギャップを埋めずにそのまま上昇する場合は堅調な地合、ギャップ・ダウンしてそのまま下落してしまう場合は、軟調な地合です。
 このほか、ギャップ・アップしてもすぐに下落してギャップを埋めてしまうなら軟調、ギャップ・ダウンした直後に上昇してギャップを埋めきるならば堅調な兆しと受け止めることができます。
 前場と後場のギャップに注目するならば、1月23日、24日の動きは興味深い動きでした。23日はギャップ・ダウンし、かなりの値幅を伴って下げましたが、切り返して急上昇して、ギャップをすべて埋め切るところまではいきませんでしたが、前場安値までは回復。イブニング・セッションで埋め戻しました。
 24日も、ギャップ・ダウンしてそのまま崩壊するのかと思われましたが、あっさりと埋めて、その後は戻り高値をうかがう動きになっています。
 ささいなことですが、少なくとも「何かが違うな」ということくらいは認識する手助けになると思います。
■売買から読み解く■
 最近は、市場が混乱していて、出来高も多めに推移しているので、売買から地合を読み解くのはなかなか難しいものがありますが、大きな売りをぶつけられても、ぶつけられた価格を上抜けるのが堅調な地合、大きな買いが入っても、買われた価格を割ってしまうのが軟調な地合と考えられます。
 また、時々、価格を押さえ込んだり、下支えするのであてにならないことも多いですが、3度高値にからんで上抜ければ堅調な地合、3度安値にからんで割れれば軟調な地合であることが多いです。
 ただ、1月24日のように何度も高値をうかがいながら、高値を越えられないというケースもあり、こういう場合、上に向かっているのか、崩壊してしまうのか、訳がわからなくなり、混乱してしまいます。この日の場合、崩壊しそうになっても、底割れしなかったので、買いに勢いがあると考えられます。
■地合を見方に■
 例えば1月23日のように地合が変化した当初は、なかなか、その変化に気づかないものですが、翌日の1月24日あたりから、押し目でしっかりした買いが入って上昇するので、漠然とではありますが、「買えそうだな」と感じることができます。
 また、12月末以降の真っ逆さまに急落する場面では、「売れば何とかなる」という感じでした。
 多少逆に持って行かれても、ロングを引っ張れば何とかなるのが堅調な地合、ショートをキープし続ければ、次第に利が乗るのが軟調な地合です。感覚的な部分も多いですが、何となく雰囲気がつかめる時があると思います。
 ある程度、地合が読めれば、節目となるポイントを押さえ、チャンスでは積極的に狙っていきたいところです。 

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2008年01月25日

高値追い後、崩れる 1月25日のイブニング・セッション

【概況】
 日中の勢いを引き継ぎ戻りを試す展開となり、13800円に迫ったが、戻り一巡後は崩れた。
 出来高は、ラージ8315枚、ミニ4万1649枚。
 寄り付きは、後場終値(13660円)から上に90円のギャップをつけてスタート。いったん下値を試し、13700円台前半でもみ合った後、午後5時前に本格的に戻りを試す展開となり、13800円手前まで上昇した。
 しばらく買いの勢いが続いたが、そこから買い上がる動きは出ず、徐々に後退し、一転して調整モードとなった。
 緩やかな下落トレンドを描き、午後6時20分前に13700円割れ。その後も下落の流れは変わらず、13600円台前半まで下げた。
 午後6時50分過ぎに下落の流れがとまり、13700円手前まで戻して終えた。
【解説】
 毎度のことではあるが、後場、この位の動きはあってもおかしくなかった。オプション対策だと思われるが、上値を押さえて時間稼ぎするのは困ったものである。
 いきなりギャップ・アップで取り付く島もない。動きはよかったが、動きが今ひとつ見えず、極端な動きにならないとも限らないので、むやみに触らない方が無難。
【展望】
 スピードを抑えながら上昇したので、テクニカル的には、やや分かりにくくなっている。日足では久しぶりに陽線が続いたが、大きな流れでは依然下落基調が続いており、
 来週は戻り一巡で上昇から下落に転じる局面を見極める必要がある。このまま一直線に戻すことは期待しない方がいいだろう。
【取引結果】
 ノートレード。

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大幅続伸、7週ぶり週足陽線 買い戻しの動き広がる 1月25日の解説と展望

【概況】
 米国市場は、米新規失業保険申請件数が4週連続で減少したことや米国政府と米国議会が総額1500億円の景気対策実施で合意したことなどを材料に堅調に推移したが、値動きが安定せず、プラス圏は維持したものの、乱高下気味の展開となった。3指数ともに続伸した。
 本日の日経平均先物は、大幅続伸でスタート。上値は重いながらも、しっかりした足取りで、終日上昇基調を維持し、週足レベルで7週ぶりに陽線で今週の取引を終えた。
 前場、昨日終値(13060円)、昨日高値(13150円)、シカゴ日経先物終値(13280円)、いずれも上回って取引開始。目先過熱感もあって、やや売りが先行し、方向感のないもみ合いが続いたが、下値の堅さを確認すると、戻りを試す展開となり、ちょうど1週間前の1月18日の安値(13360円)を回復した。
 いったん押し戻されたが強さを見せ、午前9時半前に仕掛け的な買いが入り、売り板を次々と破って、13400円台に乗せた。
 戻り売りはそれほどでもなかったが、買い上がる動きが慎重になり、停滞気味となった。午前9時40分過ぎに13400円を上抜けようとする動きがあったが、ここで阻止する動きが出て、クライマックス的な動きの後、軟調気味に推移した。
 依然として、買い意欲は強かったが、上値を押さえられ、13400円台手前でもみ合い気味に推移。下に売り仕掛けようとする動きもあったが、売り込む動きにはならなかった。
 底堅く、次第に戻りをうかがう動きとなったが、相変わらず上値を押さえられた。午前10時10分過ぎに買い上がる動きとともに、下に700枚、800枚の板が出現。煽ったが、午前10時16分に13400円の買い板に784枚の売り板がぶつけれれ、熱が冷まされる場面もあった。
 しかし、上昇トレンドは堅持し、午前10時半前にIR(13300円〜13420円)上限にからむと、スピード感には欠けたもののブレイク。
 1ティック上の売り板を買い切って、目先達成感がでたこともあって、その後、13400円を割る場面もあったが、崩れなかったことから、ゆっくりした動きながらも再び高値にからみ始めた。
 膠着感の強い展開ながらも、午前10時50分に高値を更新する動きとなり、13400円台後半に乗せて、1月16日安値(13480円)にタッチし、13500円に迫った。
 しかし、昨日同様、13500円の1100枚をはじめ、厚い売り板が並び、買い上がる動きを牽制。やや押し戻されて前引けとなった。
 後場、前場終値(13460円)と同じ位置からのスタート。戻りを試す展開となり、前場高値(13480円)を越え、4日ぶりに13500円を回復。さらに買いの勢いが続き、13500円台中盤まで上昇した。
 買い一巡後は、徐々に後退。午後0時50分を過ぎ、崩れるように下落して、13400円台中盤手前まで下げた。
 いったん戻して、一瞬13500円を回復したが押し戻され、再び軟調に転じると、13400円台中盤にタッチした。
 戻すと戻り売りを浴びる険悪な状況が続いたが、崩れる動きにならなかったことから、徐々に買いが力を取り戻し始めた。
 何度か13500円を越えて押し戻される攻防が続いた後、午後2時前に13500円を完全に上抜け、戻り高値をうかがい始めた。
 依然、上値は重かったが、午後2時20分を過ぎて、仕掛け的な買いとともに、吹き上げるように上昇。13600円台に乗せた。
 13600円をはさんでしばらくもみ合った後、週足陽線をうかがう動きとなり、今週始値(13630円)で何度も跳ね返されたが、午後2時50分過ぎに上抜け、13600円台中盤に乗せた。
 猛烈な売りを浴びたものの、買いの勢いが勝り、大引け間際に再び戻り高値をうかがいはじめ、13600円台後半で週足陽線を維持して終えた。
【解説】
 この相場に巣食う売り仕手さんたちにも困ったものである。結果論ではあるが、昨日後場の攻防は、寄り付き直後に目先調整を入れた意味では評価できるが、その後の攻防は全く無意味だったことになる。
 素直に考えれば、昨日日足の窓を埋めることができたはずであり、その前提となる一昨日後場終盤の動きも無駄である。この地合でアイランド・リバーサルをつくった意味も分からない。売りにしろ買いにしろ、ポジションをどのように取るかは自由だが、不当な価格操作だけは排除すべきだろう。
 12月下旬以来、久しぶりに日足レベルで上昇トレンドを形成している。目先の流れも上向きなので、崩壊基調が鮮明になるまでは、基本的にはロング中心で臨むべきだろう。動きが悪い上、窓を埋めてしまわないか心配もあったが、途中から後戻りしないことがほぼ確実となったので、週足をにらみながら積極的にロングで攻めたい。
 前場、寄り付き直後は、まずは様子見。窓埋めに向かうか、1月18日安値、1月16日安値方向に向かうか、どちらもありだった。
 13300円台前半という中途半端なところで達成感が出るとは思えないので、上の可能性は高いが、下に行くには、窓埋めという十分過ぎる理由があるので気をつけたい。
 13300円〜13330円を抜けた方につきたいが、しつこく調整し、また、目先の目標も間近にあり、目先の上値もしれているので、やっかいだった。
 13370円をつけたことで、そこそこ強そうであることはうかがえるが、この時点では油断ができない。
 午前9時半前の攻防は、やや入りづらいが、13370円を越えてきたので、適当なところでロングで乗りたい。目標は13480円だが、13400円を越えたところで頭を押さえられ、かなり上値が重かったので、適宜確定したい。
 その後は、押し目を拾って様子見。午前9時41分の激しい攻防で、そう簡単に上に行かせたくない様子がうかがえる。こんなところで止まる理由はないはずだが、馬鹿馬鹿しかった。ロングは確定。ショートを試してもよかったが、下値が非常に堅く、深追いはできない。とにかく身動きがとれない動きだった。
 高値追いを期待して早めにロングを仕込んでもいいが、とにかくストレスがたまった。昨日といい、本日といい、何に気兼ねしているのかしらないが、もみ合いで時間の浪費だった。午前10時16分の784枚売りなど茶番劇だ。
 頼りない動きだったが、何とかIRブレイク。そのまま上に行ってもいいはずだが、1ティックブレイクに見せかけて、いったん調整を入れてきた。崩れるなら崩れるでそれもありだが、結局、その後、予定通り13480円をつけてきた。
 何をしでかすか分からないので、こまめに確定を入れてもいいし、ストレスを抱えることを覚悟で引っ張ってもいい。 
 後場、どっちつかずの寄り付きだったが、売り込まれる動きがなかったので、ロングを試してみたい。前場高値を越えられるかがポイント。ここを上抜ければ、いよいよ週足陽線が視野に入る。安全に行くなら13480円、13500円越えあたりでエントリー。
 13500円台中盤で止まってしまい、日中足で上ひげをつけてしまったので、気をつけたい。
 小休止して上をめざすか、目先達成感ありで調整するかというところ。結局、時間稼ぎのための調整となった。ここも、上昇のスピードを抑えたいだけのいやらしい動きだった。
 13400円台後半は、止まったところでロングを試してみたい。ただ、週末なので、腰折れして窓埋めに走ってしまう恐れもあるので、13400円中盤割れは速やかにロスカットする必要がある。
 昨日と比べると、やや買いの勢いが落ちたが、下値を割らせないようとしている感じではあった。ロングをかけると相変わらず、ストレスが溜まるが、小まめに回転させるか、耐え忍ぶかどちらかだろう。目標は13630円。
 とにかく、午後2時過ぎまではとにかく動きが鈍かった。上下に揺さぶるので、さすがにいったん確定し、再度適当なところでエントリーして、確定するという戦略もありだろう。
 13600円を越えてからの攻防は、息詰まる展開だったが、トレードの醍醐味を感じさせる動きだった。攻防から上昇させたい意図が感じられたので、13590円、13600円あたりで買って待ってみたかった。
 勢いよく上昇するだけ上昇するかと思われたが、待ち伏せしていたように売り浴びせられたので、時間も押し迫ってきたので適宜確定したい。
【決算】
(国内)
 KDDIの第3・四半期(9カ月)は、売上高が前年同期比+7.2%の2兆6386億円、純利益が+12.4%の2147億円で増収増益。
 同社は通期の業績見通しについて、営業利益を3900億円から4140億円に引き上げた。 
(海外)
 米コンピュータソフト大手マイクロソフトの第2・四半期(2007年10−12月)は、純利益が前年同期比+80%の47億ドル(1株利益0.50ドル)、売上高が+30%の163億7000万ドルで、大幅な増収増益。予想中心(1株利益0.46ドル、売上高159億4000万ドル)も上回った。
 前期に基本ソフト(OS)の「ウインドウズ・ビスタ」の販売が延期となったことから反動増となったほか、家庭用ゲーム機(X−box)の販売が寄与した。
 同社は、通期の業績見通しについて、1株利益を1.78−1.81ドルから1.85−1.88ドルに、売上高を588−597億ドルから599−605億ドルに上方修正した。
 米コンピュータ大手サン・マイクロシステムの第2・四半期(2007年10−12月)は、純利益が倍増し、2億6000万ドルとなった。売上高も+1.4%の36億2000万ドルで増収増益を維持した。
 米自動車大手フォード・モーターの第4・四半期は、26億6500万ドルの純損失を計上し、2年連続で赤字となった。売上高はドル安の影響で、+9%の1739億ドル。南米、アジアで販売が好調だったが、北米では不振で、世界販売は−1%の655万台だった。
【展望】
 来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、1月雇用統計と重要イベントを控え、追加利下げを催促する展開となる可能性もある。11000円にしたい売り仕手さんに加え、イベントにらみの動きがあるので注意が必要になりそうだ。
 そろそろ戻り達成感が出そうなところであるが、これまで十分過ぎるほど下げており、テクニカル的には違和感はあっても、それなりの戻りを入れる可能性もないではない。
 来週は企業業績発表が本格化する。焦点はやはり円高、エネルギー、原材料価格の高騰がどう影響しているかだろう。すでに株価に減益見通しが相当部分織り込まれているので、多少の減益ならば、それほど相場には影響しないと考えられる。むしろ予想よりも減益幅が小さければ、アク抜けできる可能性もある。
 総務省発表の12月消費者物価は前年同月比+0.8%の100.9。3カ月連続で上昇し、伸び率は1998年3月以来、9年9カ月ぶりの水準。エネルギー、食料品の上昇が目立っており、スタグフレーション傾向が鮮明となっている。
 米国の自動車専門紙オートモーティブ・ニューズによると、2007年の世界自動車販売台数でトヨタ自動車が米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、トップになった。
 各社発表の販売台数ではGMが3500台差でトヨタを上回ったが、オートモーティブ・ニュースは、GMが出資比率約30%の中国の合弁会社の販売台数をカウントしており、51万6000台を除外すべきとしている。
 トヨタは、GMが経営悪化で手放した、富士重工業やいすゞ自動車の株式を一部取得し、資本提携を結んでおり、実質的には世界のトップ・メーカーだが、トヨタが「世界トップ」を前面に押し出さないのは、日米摩擦回避など政治的な思惑もあるものとみられる。
 米国市場は、下落トレンドラインぎりぎりまで戻したという感じだ。重要イベント前に、下落させて追加利下げを促す可能性がある。
 米国企業決算は、先行き見通しに暗さも見られ始めているが、今のところまだ、本格的な減益となる雰囲気ではない。信用不安や景気減速の影響が、企業業績に織り込まれるのは、1−3月期以降だろうか。
 米国政府と米国議会は、個人に対する戻し減税や、企業の投資促進策などをはしらとする1500億ドル規模の景気刺激策に暫定合意した。
 戻し減税は最大で個人が600ドル、世帯が1200ドル。低所得者に対し手厚い内容となっている。対象は1億1700万世帯となる見通し。
 また、企業の新規設備投資に対し、費用の50%が税控除対象とするほか、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の住宅ローン買取上限を1年間現行の41万7000万ドルから72万9750万ドルに引き上げる。
 米大統領は声明で「米国経済は短期的に住宅市場の混乱や原油価格高騰などの課題に直面している」と述べ、景気対策に理解を求めた。一方で「米国経済は底堅く、長期見通しについては楽観的になれる」と、経済の強さを強調した。
 米新規失業保険申請件数(1月19日まで)は30万1000件で、前週より1000件減少。昨年12月下旬以降、4週連続で減少を続けている。予想中心は32万5000件。
 経営難に陥っているモノラインのうち、米金融保証会社アンバック・フィナンシャル・グループについて、米著名投資家ウィルバー・ロス氏が買収交渉をしていると英夕刊紙イブニング・スタンダードが報じた。
 全米不動産業協会が発表した12月中古住宅販売戸数は、前月比−2.2%の489万戸(年率)で、予想中心(485万戸)を下回った。販売在庫は−7.4%の391万戸で、前月の10.1カ月から9.6カ月に低下した。
 2007年通年では、前年比−12.8%で、販売価格の中央値は−1.4%の21万8900ドル。価格下落は1999年の統計開始以来下落に転じるのは初めて。
 仏金融大手ソシエテ・ジェネラルは、ディーラーの株価指数先物不正取引で、49億ユーロの損失が発生したと発表した。個人の不祥事としては過去最大規模。
 また、サブプライム関連などで20億5000万ユーロの追加損失を計上。2007年10−12月の損失は総額69億5000万ドルとなることから、資本不足を回避するため、米モルガン・スタンレー、米JPモルガン・チェースを引き受け先とする55億ユーロの増資を実施する。
【来週の主な予定】
 国内では、28日に新日鉄など決算発表、29日に12月有効求人倍率発表(8:30)、12月家計調査発表(8:50)、12月商業販売発表(8:50)、東芝、NEC、エルピーダ・メモリ、アドバンテスト、日本郵船、NTTドコモなど決算発表、30日に12月鉱工業生産発表(8:50)、キヤノン、ホンダ、丸紅、東京電力、関西電力、JR東日本、JR東海、新生銀行など決算発表、31日に12月住宅着工発表(14:00)、トヨタ自動車系列各社、松下電器産業、ソニー、富士通、TDK、スズキ、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠、みずほFG、野村HD、川崎重工業、JR西日本、中部電力、商船三井、川崎汽船、全日本空輸など決算発表、1日に日産自動車、シャープなど決算発表などがある。
 海外では、28日にブッシュ米大統領一般教書演説、米アメリカン・エクスプレス、米ハリバートン、米マクドナルド、米ベライゾンなど決算発表、29日に欧州4カ国首脳緊急会合、FOMC(30日まで)、11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数発表、1月米コンファレンスボード消費者信頼感指数発表、12月米耐久財受注発表、米ヤフー、米USスチール、米ユニシス、米スリーエム、米カントリーワイド・フィナンシャルなど決算発表、30日に10−12月米GDP発表、ADP雇用統計発表、米ボーイング、米アマゾン・ドット・コム、米イーストマン・コダック、米スターバックス、米アルトリア・グループ、米アフラック、米ケロッグなど決算発表、31日に12月米個人所得発表、1月米シカゴ購買部協会景気指数発表、米グーグル、米プロクター・アンド・ギャンブルなど決算発表、1日に1月米雇用統計発表、1月米ISM製造業景気指数発表、米エクソン・モービル、米シェブロンなど決算発表などが予定されている。
【主な節目】(イブニング・セッションを除いた日中足ベース)
 上は、本日高値13670円、日足基準線の14120円近辺、週足転換線の14310円近辺、25日線の14430円近辺、1月4日高値14900円、13週線の15080円近辺、週足基準線の15020円近辺、12月28日安値の15240円、12月28日高値の15440円、75日線の15570円近辺、日足雲下限の15560円近辺、26週線の15810円近辺、日足雲上限の16090円近辺、12月7日高値の16120円、10月安値の16210円、11月2日安値の16490円、200日線の16650円近辺、52週線の16720円近辺、10月31高値の16750円、11月1日安値の16800円、週足雲下限の16890円近辺、10月15日安値の17330円、週足雲上限の17450円近辺、10月11日の高値17530円、7月26日安値の17670円、7月25日高値の17900円、7月24日安値の17920円、年初来高値(7月5日)の18320円。
 下は、1月25日安値13300円、1月21日安値13290円、日足転換線の13220円近辺、5日線の13060円近辺、1月22日安値12510円。
 1月24日高値と1月21日安値の13150円〜13290円、1月24日高値と1月25日安値の13150円〜13300円、1月4日高値と12月28日安値の14900円〜15240円、12月28日高値と12月27日安値の15440円〜15530円、11月2日高値と11月1日安値の16640円〜16800円、10月31日高値と11月1日安値の16750円〜16800円、10月19日高値と10月18日安値16950円〜17000円、10月16日高値と10月15日安値の17320円〜17330円、10月11日高値と7月26日安値の17530円〜17670円、7月25日高値と7月24日安値の17900円〜17920円、7月24日高値と7月20日安値の18040円〜18150円は窓。
 1月22日〜1月24日の日足がアイランドリバーサル状態。
【本日の結果】
 ロング主体。
 (前場)13330L( 9:05)→360( 9:14) +30
     13380L( 9:27)→400( 9:34) +20
     13400L( 9:40)→400( 9:41) ± 0
     13390S( 9:46)→380( 9:49) +10
     13390L(10:00)→430(10:27) +40
     13440L(10:45)→470(10:55) +30
 (後場)13460L(12:30)→520(12:45) +60
     13470L(13:04)→480(13:14) +10
     13460L(13:17)→530(14:00) +70
     13520L(14:12)→600(14:26) +80
     13590L(14:28)→640(15:00) +50
 思うように動かずストレスがたまる場面も多かったが、流れは読めた。

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2008年01月24日

調整、乱高下気味に推移 1月24日のイブニング・セッション

【概況】
 日中、伸び悩んだことから、一転調整ムードとなった。だが、押し目買い意欲が依然強く、突然跳ね上げるように上昇し、切れ込むように下落するなど、乱調だった。
 出来高は、ラージ9998枚、ミニ5万4606枚。
 寄り付きは、後場終値(13060円)から下に60円のギャップをつけてスタート。上下に揺さぶるような動きの後、下落基調となり、日中安値(12930円)にタッチ。小戻ししたが流れを変えられず、午後5時頃、底割れした。
 12900円手前で下げ止まり、突然買戻しが入り、吹き上げるように上昇。わずか5分余りの間に、100円近く上昇し、13000円を回復した。
 しかし、安定せず、戻ったところを売られると、やや切れ込み気味に下落し、今度は、12900円を割った。
 しかし、大きく崩れる動きにはならなかったことから、戻り基調となり、午後6時過ぎに12900円台後半を回復。
 いったん押し戻されて、下値を探ったが、12900円タッチで切り返し、緩やかな上昇基調を描いて、13000円を回復して終えた。
【解説】
 上に行きたいのか、下に行きたいのか分からない状態が続く。日中、戻り高値を追い切れなかったので、崩れると思いきや、中途半端なところで下げ止まり、再び高値圏近くまで戻すなど、迷走気味だった。
 唯一、エントリーできそうだったのは、寄り付き直後の30分間。後場、安値をつけた後、浅く押し目を入れただけで戻したので、下値をもう一度確認したいところだった。その後は動きが激しいので、ロング、ショートともにリスクが大きい。
【展望】
 今晩の米国市場の動きを計りかねているのだろうか。とにかく、ふたを開けてみるしかない。
 やはり12000円台は安いと感じているのか、昨日来、かなり押し目買い意欲が強い。米国市場がしっかりした展開になれば、明日こそ窓埋めを期待できるかもしれない。
【取引結果】
 ノートレード。


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続伸、終値13000円を回復 先行き不透明で上値は重く 1月24日の解説と展望

【概況】
 米国市場は、追加利下げ発表から一夜明け、乱高下の展開。前日取引終了後に発表された米コンピュータ大手アップルの業績見通しが失望を誘ったことから、一時、ダウは300ドルを超える下落幅となった。しかし、信用収縮で経営難に陥っている金融保証会社(モノライン)に対する救済策が近く取りまとめられるとの観測から買い戻しが入り、終盤にかけて上昇。3指数ともに大幅反発した。
 本日の日経平均先物は、連動して13000円を回復し、続伸して始まったが、為替が一時、1ドル=104円をつけたこともあって上値は重く、後場に入って12000円台をつける場面もあった。押し目では値頃感から積極的な買いも入り、方向感なく迷走気味の動きとなったが、終値でも3日ぶりに13000円を回復した。
 前場、昨日終値(12800円)比230円高で取引開始。売り買いが交錯したが、戻りを試す展開となり、売り板を呑み込むような買いが相次ぎ、昨日高値(13130円)を10円抜いた。
 このところ5日線(当時13110円近辺)で頭を押さえられていることもあって、上値は重く、いったん押し戻されて13100円を割ったが、買い意欲は旺盛で、何度も13100円を越え、押し目買い優勢の展開が続いた。
 午前9時半を過ぎてやや崩れ、寄り付き直後の安値(13030円)を軽く割る場面もあったが、売り進む動きはなかったことから、少しずつ買いの勢いが戻り、上昇トレンドを形成に向け、徐々に体勢を立て直した。
 午後10時過ぎに動意づき、仕掛け的な買いが相次ぎ、IR(13020円〜13140円)上限にタッチ。13150円に1100枚の売り板が置かれて買う動きを牽制する中、緊迫した攻防を展開。
 13140円の売り板に買いが出始めたところで、下の13130円の買い板が外されるなどし、攻防が一巡すると、投売りが出て崩れ気味に下落した。
 13100円を割ったところで下げ止まり、買戻しが入ったことから、再び上昇機運が出て、IR上限にからむと今度はあっさりと13140円の売り板を買い切ったが、13150円の板に買いをぶつける動きはなく、買い一巡後は、逃げ足が速く、ここでも切れ込み気味に下落。
 IRブレイク崩れで目先達成感が出たこともあって、下落基調に転じた。寄り付き直後の安値圏では買いが入ったが、流れは変わらず、午前11時前にIR下限にからむと、13020円の買い板があっさり売り切られたが、売りが追随せず、IR下限にからんだまま前引けとなった。
 後場、前場終値(13020円)より、下に70円のギャップをつけてスタート。下値を探る動きとなり、12900円台前半まで下げたが、素早い動きで反転に転じると、勢いよく切り返し、再び13000円台を回復した。
 いったん13000円を割って下値を試す場面もあったが、売り込む動きにはならず戻り基調となった。
 ただ、押し目では積極的に買いが入ったものの上値は重く、13000円台を維持しながらも、次第にもみ合い、持ち合いに移行した。
 午後1時を過ぎて、値動きが収れんして膠着状態となったが、午後1時20分を過ぎて上離れる動きとなり、午後1時半前に13100円に乗せた。
 しかし、ここでも上値は重く、前場の高値圏をにらみながら、一進一退の攻防が続いた。
 売り仕掛け的な動きもでたが、すかさず買いが入ってこれをかわし、午後2時前に戻り高値を探る動きとなったが、厚い売り板と戻り売りに阻まれて、前場の高値に並ぶことはできず、次第に見切り売りが出始めた。
 下げ渋りながらも下落の流れは止まらず、午後2時半前に13000円にタッチ。出来高を伴って、売買がぶつかったが、13000円を守り切り、戻し始めた。
 相変わらず、大きな枚数の戻り売りを浴びせられたが、買いも対抗し、戻り基調を維持。午後3時ごろには13100円にタッチした。
 だが、大引けを前に本格的に戻りを試す展開にはならず、押し戻されて取引を終えた。
【解説】
 昨日後場終盤から訳の分からない動きが続いていた。こういう時は振り回されやすく、エントリーが裏目裏目に出がちなので十分気をつけたい。これまでの底なし沼から一転して、押し目でしっかりした買いが入ったので、本日も押し目買いが基本たったが、ロングもショートも深追いしにくかった。
 全体の流れは下向きだったが、日中足は上昇トレンドを維持した。ただ、途中から迷走気味となり、テクニカル的にもおかしな状況となっている。
 前場、一見強いように見せかけて、売り仕手さんたちのやりたい放題だった。昨日来、日中足で大きなギャップをつけており、この地合にあってはこのまますんなりと上に進み、日足の窓埋めをすることには強い違和感があった。
 中途半端な寄り付きだったが、ギャップ・アップだったので、セオリー通り、まずはロングの視点。寄り付き直後もみ合ったレンジ(13030円〜13050円)を抜けるか、抜けそうなあたりでロング。目標はシカゴ終値、昨日高値。
 さらに日足の窓が気になるところだが、ここは気をつけたい。かなり買い意欲が強かったが、1月16日、17日など、埋めるそぶりを見せて散々だましてきたことを考えると慎重にならざるを得ない。
 昨日高値を10円抜いてきたのは、いかにもという感じで、しばらく買いに勢いがあったので思わず、手を出しそうになるが、むしろ吹き上げでもしない限り、買う根拠はない。勇気があれば支えていたポイントを割ったあたりでショートだが、これはこれで恐かった。
 昨日後場終盤にかけてと同様、上昇したいのを無理に押さえているので、テクニカル的にはかなりいびつだった。
 ことごとく戻りを売られたが、午前10時半過ぎまでは、買いに強さが見られたので、下げ止まって切り返したあたりでロングを狙いたい。
 IR上限をめぐる攻防は、一抹の期待がないわけではなかったが冷静に見たい。窓埋めをするなら、抵抗に遭いながらも、上の売り板に買いがぶつけられると、あっさりと厚い売り板消え、吹き上げるパターンが考えられるが、かなり気合の入った売りを浴びていた。それでも買い方が抵抗したが、力尽きそうなあたりで、ロングは確定だろう。
 午前10時半過ぎの攻防もわくわく感はあったが、ここも先のIRブレイクチャレンジと同様、見極めが重要だった。
 その後、崩壊モードになるのは分かりやすく、それまで支えていた13080円を割ったあたりでショート。買い意欲が残っていたのでやや面倒だった。時間が時間なので適宜確定するか、IR下限をどうするか、引っ張ってみてもよい。
 昨日から上値を押さえたい意図が見え見えだったが、こうも露骨に押さえられると、不快ですらあった。
 後場、大きめのギャップをつけて下げたが、寄り付き直後は様子を見たい。そのまま崩壊かと思われたが下げ渋り、意外な強さを見せた。昨日もそうだったが、前場終値との間にできたギャップを埋めることは予想されたので、13000円を回復したあたりで、一度売ってみたい。一度は下値を試しておく必要がある。
 直近安値の12930円に対して、12950円位までは下げるかと思われたが、浅くしか押さなかった。かなり買い意識が強いので、ショートは早めに確定するのが無難だった。
 これまでの軟調な地合を見慣れた目には、信じがたいが、状況を見ながらロングのタイミングを探ってみたい。本日に限っては、エントリーポイントさえしっかりしていれば、はしごを外される感じはしなかった。
 戻り限界となった13010円を越えたあたりは、下落トレンドが断ち切られつつあったので狙いどころ。目処は前場の下落局面で戻り限界となった12070円あたり。13080円をつけたのでかなりの強さを感じられた。
 ただ、その後は、やや動きにつかみどころがなく、持ち合いとなったので、売買の根拠がつかみづらく、基本的には様子見。持ち合いを離れた方向につきたい。
 午後1時半以降は、困った展開。ロングを引っ張れば、窓埋めに動いてくれると思ったが、非常に険悪だった。SQ前でもここまでいやらしい展開はめずらしい。
 13100円をつけて達成感が出て崩れるかと思えば持ち直した。13080円、13090円あたりでエントリーして13100円で確定するラリーを何度かできた。
 午後2時前に動いたので期待したが、前場のIRブレイクがらみと同様、動きが悪いのでどこかで撤退の見切りをつけなければならなかった。
 その後は、崩れたところでショート。13070円あたりは絶好のポイントだったが、買い意識が残っており、非常にストレスのたまる動きだった。その後、直近安値割れを狙っても同様。
 下落途上でそこそこ買われていたので、本格的に崩れそうなない感じはあった。試金石はやはり13000円の攻防だろう。出来高を伴ってクライマックス的な動きを見せた。
 時間が時間なのでロングは慎重を期したい。体勢を立て直したあたりでロング。13000円に対して13020円でダブル・ボトムを形成したあたりは、絶好のポイントだったが、売り圧力が強く、厚い売り板が見せ板でなかったので、ここも困った状況だった。
 ここも、一抹の期待はあったが、すでに大引けが迫っており、どうしようもなかった。 
【決算】
(国内)
 アドバンテストは2008年3月期の業績予想について、売上高を2300億円から1800億円、純利益を330億円から170億円に下方修正した。半導体の供給過剰や、メーカーが設備投資に慎重な姿勢に傾いていることが要因。
 任天堂の第3・四半期(9カ月)は、売上高が前年同期比+84.7%の1兆3164億円、純利益が+96.3%の2589億円で大幅な増収増益。主力の家庭用ゲーム機「Wii」や携帯用プレーヤー「DS」が引き続き好調だった。
 通期の業績予想について、売上高を従来の1兆5550億円から1兆6300億円に、営業利益を4200億円から4600億円に上方修正した。純利益は据え置いた。
(海外)
 米通信機器大手モトローラの第4・四半期は、純利益が前年同期比−84%の1億ドル。売上高は−18%の96億4600万ドルで、減収減益だった。
 同社は2008年第1・四半期に営業赤字に転じるとの見通しを発表した。携帯電話端末でフィンランド・ノキア、韓国・サムスン電子などとの競争で劣勢が続いえているのが要因。1株営業損失は0.05−0.07ドルとの見通しを示しており、市場予想(1株利益1.00ドル弱)を裏切る内容となった。
 米電子機器大手クアルコムの第1・四半期(2007年10−12月)は、純利益が+18%の7億6700万ドル、売上高は+21%の24億4000万ドルで増収増益。特別項目を除いた1株利益は0.25ドルで予想中心(0.53ドル)をやや下回った。売上高は予想中心(22億2000万ドル)を上振れた。
 米オンライン競売大手イーベイの第4・四半期は+53%の増益。純利益は5億3100万ドル(1株利益0.39ドル)で、予想中心(1株利益0.33ドル)を上回った。売上高は+27%の21億8000万ドルだった。
 純利益、売上高ともに過去最高だったが、同社は2008年通期の売上高について、85億−87億5000万ドルとの見通しを示し、予想中心(90億ドル強)を下回った。同社は最高経営責任者(CEO)が交代し、経営刷新を図る。
 米高級ブランドコーチの第2・四半期(2007年10−12月)は、1株利益が0.69ドルで、前年同期(1株利益0.61ドル)より若干の増益。予想中心(0.68ドル)も上振れた。
 ただ、消費動向に不透明感が増していることから、通期の利益見通しは据え置いたものの、売上高予想を31億ドル7000万ドルから31億5000ドルに下方修正した。
 米製薬大手ファイザーの第4・四半期は、純利益が28億8000万ドル(1株利益0.42ドル)で、米生活用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンへの事業売却があった前年同期(純利益94億5000万ドル、1株利益1.32ドル)は大きく下回ったが、特別項目計上前の1株利益は0.52ドルで予想中心(0.47ドル)を上回った。売上高は+4%の131億ドル。ドル安が貢献した。
 2008年通期の特別項目計上前の利益予想について、同社は従来の2.31−2.45ドルから2.35−2.45ドルと下限を引き上げた。予想中心は2.35ドル。
【展望】
 地合が好転しつつあることを演出しているのだろうか。本日も踏ん張りを見せた。全体の流れは下向きだが、この2日間で、かなりいい雰囲気に変わりつつあることも事実だ。5日線に押さえられ、窓埋めもできなかったのは非常に馬鹿馬鹿しい限りだが、気長に待つしかない。
 ただ、12510円、または12130円に対して、下値を試しておきたいところでもある。しっかり調整して、しっかり戻す展開を期待したいものだ。
 日本政府や日銀の危機感の欠如がはなはだしい。今回の世界的な金融不安の震源地は、米国であり次に関与の度合いが深かった欧州であるが、同時に“日本売り”が進んでいることも明白な事実だ。
 株式市場の低迷は金融機関や投資家だけの問題ではない。資産デフレ効果で個人消費の足を引っ張るし、、金融市場が不安定になると、現在大問題となっている年金の運用にも影響するのである。
 国民経済の安定に全力を尽くすべき、首相や財務相、日銀総裁の危機感のなさは、怒りを通り越してあきれてしまう。野党もガソリン値下げだけを主張するのではなく、目の覚めるような株価対策を示してほしい。政治の状況を見るにつけ絶望感にとらわれる。
 米国市場は、目先の下落に歯止めがかかり、「市場との対話」を重視する、FRBや米国政府の対策が功を奏した形だ。
 ただ、これまでにもご案内の通り、全体の流れは、下落基調に入っており、ここから安定した上昇トレンドを描くのは、景気後退を回避するよほどの好材料が出ない限り、難しい情勢。
 目先はここからどこまで戻せるかが焦点。来週半ばの1月29日、30日に予定されている定例の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、ひと波乱あるかもしれない。とにかく下落材料には事欠かない。
 モノライン問題で動きが出た。米ニューヨーク州保険局は、金融保証会社の支援を検討するため、大手金融機関との会合を開いた。同保険局は、救済のための資金として最大で150億ドルを拠出するよう金融機関側に提示した。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)と、トヨタ自動車(子会社のダイハツ工業、日野自動車を含む)の2007年の世界販売がまとまり、GMが936万9524台、トヨタが936万6000台で、GMが約3500台差でトヨタを振り切り、辛くも首位を守った。
 生産台数では、トヨタが951万台、GMが928万4000台で、トヨタが大きくリードしており、GMが在庫を手放したのが主な要因と見られる。また、トヨタは国内販売が予想以上に不振で、国内でのクルマ離れが響いた格好だ。
 トヨタは今年の世界販売を985万台と見込む一方、GMは中南米、中国など新興市場国で堅調が続くものの、お膝元の米国市場の低迷が予想されることから、今年中に首位が入れ替わるのはほぼ確実な情勢だ。
 ただ、トヨタは新興市場国で、欧米、韓国メーカーに大きく出遅れている上、ハイブリッド車偏重のツケで、次世代の環境対応車の主力となる、ディーゼル車の開発が急務。いすゞ自動車と小型車用の新型ディーゼル・エンジンの開発を急いでいる。
 また、韓国の現代自動車が世界規模で急速に販売台数を伸ばしているほか、中国やインドで、地場の自動車メーカーが着実に実力をつけており、トヨタの優位がどこまで続くかは未知数だ。
 中国国家統計局発表の2007年第4・四半期のGDP伸び率は前年同期比11.2%。予想中心(11.3%)をやや下回った。2007年通年では+11.4%で、2006年の+11.1%を上回り、5年連続の2けた成長。過熱感が強まっている。
 貿易黒字が過去最高を記録。名目GDPは邦貨換算で約362兆5000億円で、米国、日本、ドイツに次いで4位。国家統計局は、貿易黒字に伴う過剰流動性がインフレ圧力を招いており、引き続き抑制に努める方針。
【主な節目】(イブニング・セッションを除いた日中足ベース)
 上は、5日線の13090円近辺、本日高値13150円、1月21日安値13290円、日足転換線の13380円近辺、日足基準線の14170円近辺、週足転換線の14310円近辺、25日線の14500円近辺、1月4日高値14900円、13週線の15040円近辺、週足基準線の15020円近辺、12月28日安値の15240円、12月28日高値の15440円、75日線の15610円近辺、日足雲下限の15620円近辺、26週線の15780円近辺、日足雲上限の16090円近辺、12月7日高値の16120円、10月安値の16210円、11月2日安値の16490円、200日線の16670円近辺、52週線の16710円近辺、週足雲下限の16740円近辺、10月31高値の16750円、11月1日安値の16800円、10月15日安値の17330円、週足雲上限の17450円近辺、10月11日の高値17530円、7月26日安値の17670円、7月25日高値の17900円、7月24日安値の17920円、年初来高値(7月5日)の18320円。
 下は、本日安値(12930円)、1月22日安値12510円。
 1月24日高値と1月21日安値の13150円〜13290円、1月4日高値と12月28日安値の14900円〜15240円、12月28日高値と12月27日安値の15440円〜15530円、11月2日高値と11月1日安値の16640円〜16800円、10月31日高値と11月1日安値の16750円〜16800円、10月19日高値と10月18日安値16950円〜17000円、10月16日高値と10月15日安値の17320円〜17330円、10月11日高値と7月26日安値の17530円〜17670円、7月25日高値と7月24日安値の17900円〜17920円、7月24日高値と7月20日安値の18040円〜18150円は窓。
【本日の結果】
 分からないところでは無理をせず。
 (前場)13060L( 9:05)→130( 9:08) +70
     13080L( 9:24)→090( 9:26) +10
     13070L( 9:42)→090( 9:44) +20
     13060L( 9:56)→110(10:19) +50
     13110L(10:26)→120(10:32) +10
     13080S(10:37)→060(10:43) +20
 (後場)13000S(12:34)→980(12:40) +20
     13030L(12:45)→040(12:46) +10
     13050L(12:50)→060(12:50) +10
     13060L(13:22)→090(13:28) +30
     13090L(13:36)→100(13:40) +10
     13090L(13:46)→100(13:49) +10
     13110L(13:54)→120(13:56) +10
     13070S(13:59)→060(14:10) +10
     13040S(14:11)→030(14:14) +10
     13040L(14:28)→050(14:30) +10
     13050L(14:50)→070(14:53) +20
     13080L(14:58)→090(15:00) +10
 後場はスキャルピング状態。ロングは返済指値を「13280円」としたが、目標を達成できず。

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2008年01月23日

一時13000円を回復 1月23日のイブニング・セッション

【概況】
 日中後半の戻り基調を引き継ぎ、13000円台を一時回復したが、上値は重く、行って来いの展開となった。
 出来高はラージ1万4888枚、ミニ6万2584枚。
 寄り付きは後場終値(12800円)より、上に40円のギャップをつけてスタート。一気に跳ね上がり、12900円台を回復した。
 いったん軽く押し戻されて体勢を立て直した後、上昇トレンドを維持して、前場終値(12980円)との間にできたギャップを埋め、午後5時前に13000円台を回復した。
 しばらく買いが優勢の状態が続き、さらに高値を試したが、前場寄り付き直後の高値圏の手前で足が止まり、しばらくもみ合った後、午後5時半頃から、下落に転じた。
 目先達成感が出たこともあって、ところどころで戻りを入れながら、下落が続き、午後6時半頃には始値を割り、後場終値との間にできたギャップを埋め、一時12800円を割った。
 そこから売り込む動きはなく、小戻しして終えた。
【解説】
 後場の攻防が馬鹿馬鹿しくなる。売りポジションを堅持したい人たちにとっては、上値を押さえておく必要があったのだろう。特に12900円タッチからの動きは崩れるでもなく、ギャップを埋めにかかるでもなく、明らかにおかしかった。思惑を持つ人たちにとっては何のおとがめもなく、やりたい放題の市場だ。
 後場高値(12900円)越えでロングを狙える。目標は前場終値、その先は見えにくい。
【展望】
 とりあえずは今晩の米国次第。為替が大幅利下げにもかかわらず、すでにある程度織り込み済みとはいえ、動かないのが不気味である。
 テクニカル的には面倒な状況になっているので、明日の前場は特に注意して臨みたい。
【取引結果】
 慌ててエントリー。
 12920L(16:32)→980(16:55) +60
 指し値に引っ掛かってあっけなく確定してしまったが、もう少し引っ張ってもよかった。

petemouse at 19:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

米利下げ受け持ち直す 朝高後は上値重く 1月23日の解説と展望

【概況】
 3連休明けの米国市場は、緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)が召集され、フェデラル・ファンド(FF)金利の75bp引き下げに踏み切ったが、米国休場中に、世界各国市場が大幅に下落したことを受けて、全面安の展開。ダウは12000ドルを大きく割り込んで2006年9月以来の水準まで下げた。下げ幅を大きく縮小させたものの。地合は好転せず、3指数ともに大幅続落した。
 本日の日経平均先物は、大幅反発し、2日ぶりに13000円を回復して始まったが、上値は重く、終日軟調気味に推移。3日ぶりに反発はしたものの、12000円台で終えた。
 前場、昨日終値(12510円)から上に520円のギャップをつけて取引開始。軽く押し目を入れた後、戻りを試す展開となり、じりじりと上昇し、午前9時15分過ぎにシカゴ日経先物終値(13110円)を上抜けた。
 しかし、そこから買い上がる動きはなく、高値に未練を残す動きはみられたが、上昇基調を維持できず、徐々に後退。午前9時半過ぎに13000円を割った。
 いったんは持ち直して、13000円を守る動きとなったが、相変わらず上値は重く、下値も限定的だったことから、膠着感の強い展開となった。
 午前10時を過ぎて崩れ始め、IR(12980円〜13130円)下限をブレイク。買戻しが入る場面もあったが、売り優勢となった。
 だらだらと売られ続け、午前10時半頃、12900円を割ったところで下げ止まり、徐々に戻り基調となった。
 ほぼ一本調子で戻り基調となり、午前10時50分頃、13000円にタッチ。しばらく買いが優勢の状態が続き、土壇場で13000円を越えたが、戻り売りに押し戻されて前引けとなった。
 後場、前場終値(12980円)より下に200円近いギャップをつけてスタート。
 下値を探る展開となり、切れ込み気味に12700円台中盤まで下げた後、戻り基調となり、緩やかな上昇トレンドを描いて、12800円台を回復した。
 しかし、長続きせず、買い一巡後は崩れるように下落。12700円を割り、いったん戻す場面もあったが、流れを変えられず、午後1時過ぎには12600円台前半まで下げた。
 売り一色の展開となったが、そこから売り込む動きはなく、徐々に落ち着きを取り戻し始めた。
 12600円台後半まで戻した後、再び押し戻されて、安値圏に接近したが、12620円、12630円でダブルボトムを形成する形となり、午後1時半過ぎから戻り基調に転じた。
 12800円手前まで戻したところで、いったん達成感が出て、午後2時頃にかけて下落に転じ、12700円を割った。
 しかし、大きく崩れることはなく、売りが一巡すると、勢いを取り戻し、ほとんど押し目を入れずに上昇トレンドを描いて、前場安値(12880円)手前まで戻した。
 いったん押し目をつけた後、再び戻り高値を試して12900円にタッチしたが、そこから上値を追う力はなく、伸び切ったところで崩れ気味に下落した。
 12700円台をつける場面もあったが、押し目では買いが入り、売買が交錯しながら、12800円台前半の比較的広いレンジで行ったり来たりの展開となり、午後3時を過ぎて上値を追う気配を見せたが、大きな流れにはならなかった。
 結局、大引け間際にやや崩れて12800円にタッチして取引を終えた。
【解説】
 こんな価格帯でもたついていても仕方ないのだが、昨日まで散々下落した後なので、全体の流れは下向き。目先の流れは上向きだったので、買う動きを見極めながら、押し目買いを基本としたい。
 前場、1月21日と22日の日足の間にできた窓(12970円〜13290円)が意識される。
 ただ、極めて中途半端な位置での寄り付きだった。窓が分断され、上にも下にもすき間が開いている状態で、普通に考えると、少なくともどちらかを始末しておく必要がある。
 寄り付き直後は、売りが優勢な感じもあったが、寄り付き直後のレンジ(13000円〜13030円)を上抜けたのでロング。目標はシカゴ終値のある13100円だろう。
 下に中途半端に埋め残したすき間(12970円〜13000円)があったので、腰折れしないか心配があったが、何とか13100円に乗せてくれた。ロングは確定どころ。
 その後は、ここで戻り達成として下のすき間を埋めて昨日安値方向に向かって下値を確認するのか、それとも、もう少し踏ん張って13290円方向を目指すのかというところ。
 結局、崩れたが、どこで戻りを入れてもおかしくないので、売買の根拠がない。12980円で止まったのは、思わせぶりだったが、とりあえず、下げ止まったところでロングを入れてみてもいい。ただ、12970円との間に微妙にすき間を残しており、いやな感じで、戻りも悪かったので深追いもできなかった。
 そこそこ買う動きも見られたが、依然として売りがしつこかった。本尊が売りポジションを放したがらないのでこうなるのだろう。ただ、依然、大きな流れでは下向きなのでやむを得ないところでもある。
 こうなると、午前10時過ぎにどちらに動くか。買いが勢いを見せる場面もあったが、結局、売り浴びせられて崩れた。
 IRブレイクは、12970円で止まる可能性もあったが、とりあえず乗ってみたい。12900円台中盤まで下げたので、それなりに下げたい様子がうかがえる。ただ、買い意欲が残っており、すっきりと進まないので面倒だった。小まめに確定するか、日中足レベルでできたギャップ(下限は昨日後場安値12510円、イブニング・セッション終値12540円)を念頭に引っ張ってみるかといったところ。
 12900円割れで止まったのも、根拠が薄弱ではあるが、昨日終値比プラスを維持したいという意図があってもおかしくはない。買いにくいが直近の戻り限界となった12960円越えあたりはロングを確実に狙える。
 後場、中国市場の下落を嫌気したのが理由らしい。いつものパターンだが、もう少し正々堂々とできないものか。ギャップ・ダウンなのでセオリー通り、まずは売ってみたいが、下げ止まったところでは、いったん確定したい。いったんショート・カバーを入れて、戻りを試す可能性がある。
 気をつけたいのが、目先の底値確定で、そのまま前場終値とのギャップを埋めてしまうパターンだ。さすがに底打ちとはならなかったが、意外と勢いよく戻した。かなり買い意欲が強いことがうかがえる。
 12800円台から崩れたところはショートを狙えたが、買いの勢いが残っていたので、入りにくかった。最低でも直近安値の12750円に対し、下値を確認したいところではあったが、下げ渋る上、動く時は一気に崩れるのでやりにくかった。
 安全に行くならば、12750円割れ。ここを割れば、下落基調が鮮明になることが期待できる。下値目処としては、昨日安値の12510円になるが、プラス圏を維持してくることは容易に想像できるので、深追いは避けたい。
 12620円で止まったのは、昨日イブニング・セッション安値(12130円)と本日高値(13130円)のほぼ半値押しということだろうか。
 日中足ベースで上にも下にもギャップができているので、下げ止まったところで、上に行くのか、下に行くのか見極め、上なら前場安値や前場終値を目標にロング、下なら昨日安値を目標にショートだろう。
 結局、戻したが、途中まではとにかく売り圧力が激しかった。この価格帯でもここまで大量に売られるのかという感じだった。
 とにかく動意づき始めたところでロングをかけてみたい。途中までは心もとない動きだったが、基本的には、あまりしがらみがなく、真空地帯のはずである。12800円手前で止まったので、様子を見ていったん確定。スピードについていければ、崩れたところを売ってもいい。
 腰折れするかと思われたが、意外と強かった。再度力強さを取り戻したところでロングだろう。ただ、昨日安値までは何とか戻したが、さすがに前場終値までは難しかったようだ。
 ここも12900円タッチ後、崩れたところをショートで狙える。ただ、達成感ありで、下落基調になるのかと思ったら、下げ止まり、12800円台前半でもみ合いを始めたので、深追いできなかった。
 こうなると完全に時間稼ぎモードなので、まともに付き合えない。
【決算】
(国内)
 花王の第3・四半期(9カ月)は、売上高が前年同期比+7.9%の増益、純利益は−7.0%で増収減益。業績見通しは据え置いた。カネボウ化粧品の連結子会社化が増収に貢献する一方、原材料費の高騰が響いた。
(海外)
 米銀行2位バンク・オブ・アメリカの第4・四半期は、純利益が前年同期比−95%の2億6800万ドル(1株利益0.05ドル)で、予想中心(1株利益0.19ドル)を大きく下回った。
 金融市場の混乱でトレーディング関連で54億4000万ドルの損失を計上。また債務担保証券(CDO)関連で52億8000万ドルの評価損を計上した。
 Tier1自己資本比率は6.87%に悪化しており、今後、国際基準である8.00%を回復するため、増資を行う方針。
 米銀行4位ワコビアの第4・四半期は、純利益が5100万ドル(1株利益0.03)ドルで、前年の23億ドル(1株利益1.20ドル)から93%の減益。
 買収費用を差し引いた利益は1億6000万ドル(1株利益0.08ドル)で、予想中心(1株利益0.32ドル)を大きく下回った。CDO関連の損失は17億ドル
 米金融保証大手アンバック・フィナンシャル・グループの第4・四半期は、純損失が33億ドル(1株純損失31.85ドル)。前年同期は2億270万ドルの黒字(1株利益1.88ドル)で赤字に転落した。信用収縮に伴う評価損は52億ドルだった。
 米コンピュータ大手アップルの第1・四半期(2007年10−12月)は、純利益が15億8000万ドル(1株利益1.76ドル)で、前年同期(純利益10億ドル、1株利益1.14ドル)から58%の増益。売上高も96億ドルで35%の増収だった。主力の携帯音楽プレーヤー「i Pod」や、携帯端末「i Phone」が堅調だったほか、パソコンも好調だった。
 今年1−3月期について、同社は1株利益が0.94ドル、売上高が68億ドルになるとの見通しを公表。予想中心(1株利益1.08ドル、売上高70億ドル)を下回った。
 米半導体大手テキサス・インスツルメンツの第4・四半期は、純利益が7億5600万ドル(1株利益0.54ドル)で、前年同期(純利益6億6800万ドル、1株利益0.45ドル)より13%の増益。
 税金関連項目を除外した1株利益は0.53ドルで予想中心(0.52ドル)を上回った。また、同社の事前予想(0.50−0.54ドル)通りだった。
 売上高は35億6000万ドルで3%の増益。予想中心(35億8000万ドル)をやや下回ったが、事前予想(35億−36億6000万ドル)の範囲には収まった。
 同社は2008年第1・四半期について、1株利益を0.43−0.49ドル、売上高を32億7000万−35億5000万ドルとの見通しを示した。予想中心は1株利益が0.45ドル、売上高が34億1000万ドル。
【展望】
 テクニカル的には、依然として下向きが続く。本日は意地を見せたが、このまま戻すにしても最低でも、一度は昨日安値や、イブニング・セッション安値に対して、しっかり下値を確認しておきたいところである。
 ただ、世界の金融市場は、完全に狂ってしまっており、13000円が底にならなかったのと同様、さらに下に向かう可能性も十分あり得るので気をつけたい。
 FOMCは2001年以来の緊急会合を開催し、最近の世界的な株安に伴う、金融市場の混乱に対処するため、金利誘導目標水準を現行の4.25%から3.50%とすることを決定した。また、公定歩合についても4.75%から4.00%に引き下げる。
 声明でFOMCは「成長に対する明確な下向きリスクが存在する」と景気が後退に向かっていることを認め、従来のインフレ警戒に重点を置く姿勢から、政策転換した。また、引き続き金融市場の動向などを注視し、「必要に応じてタイムリーに行動する」と追加利下げの可能性にも踏み込んだ。バーナンキFRB議長ら8人の委員が賛成票を投じ、プール委員は緊急行動を正当化する状況ではないとして、唯一反対票を投じた。
 緊急利下げに期待する、サインは先週来出されており、市場では利下げのタイミングが遅いとの見方が大勢のようだ。確かに昨年8月17日や8月31日に月足、週足が崩壊する直前にタイミングよく、政策を繰り出してきたことを考えると、手をこまねいた感がある。
 しかし、米国市場は、テクニカル的には、以前からご案内のように三尊天井を形成し、米国株は全般的に割安水準にあるものの、今後の景気後退や企業業績の悪化を織り込むなら、三尊天井を回避して、上昇トレンドを維持できる力はない。下落基調を鮮明にした上で、下落のスピードを押さえる意外に方策は考えられず、無理やりダウを12000円以上に維持したまま、不安定な状況を続けるよりも、むしろこのタイミングで利下げを発表した方が、市場が経済実態や先行きを適切に織り込むことができ、妥当であると考える。
 今後は、1月30日の定例のFOMCでさらなる利下げがあるかどうかが焦点だが、市場ではさらに50bpの利下げに期待が広がっているが、その時点の金融市場の動向によっては、25bpにとどまるか、現状維持の可能性もあるかもしれない。
 カナダ中央銀行も、昨今の金融情勢に配慮し、政策金利を25bp引き下げ、4.00%に引き下げている。
 スイス金融大手クレディスイスは、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)の2社が第4・四半期に計150億ドルの評価損を計上する可能性があることを明らかにした。
 リポートによると、フレディマックは1050ドルのサブプライム関連の証券を保有し、80〜110億ドルの評価損を計上する可能性があるとし、ファニーメイも22億5000万〜40億ドルの評価損を計上する恐れがあると指摘している。
【主な節目】(イブニング・セッションを除いた日中足ベース)
 上は、本日高値13130円、5日線の13230円近辺、1月21日安値13290円、日足転換線の13500円近辺、日足基準線の14240円近辺、週足転換線の14310円近辺、25日線の14610円近辺、1月4日高値14900円、13週線の15020円近辺、週足基準線の15020円近辺、12月28日安値の15240円、12月28日高値の15440円、日足雲下限の15620円近辺、75日線の15660円近辺、26週線の15770円近辺、日足雲上限の16090円近辺、12月7日高値の16120円、10月安値の16210円、11月2日安値の16490円、200日線の16690円近辺、52週線の16700円近辺、週足雲下限の16740円近辺、10月31高値の16750円、11月1日安値の16800円、10月15日安値の17330円、週足雲上限の17450円近辺、10月11日の高値17530円、7月26日安値の17670円、7月25日高値の17900円、7月24日安値の17920円、年初来高値(7月5日)の18320円。
 下は、1月22日安値12510円。
 1月23日高値と1月21日安値の13130円〜13290円、1月4日高値と12月28日安値の14900円〜15240円、12月28日高値と12月27日安値の15440円〜15530円、11月2日高値と11月1日安値の16640円〜16800円、10月31日高値と11月1日安値の16750円〜16800円、10月19日高値と10月18日安値16950円〜17000円、10月16日高値と10月15日安値の17320円〜17330円、10月11日高値と7月26日安値の17530円〜17670円、7月25日高値と7月24日安値の17900円〜17920円、7月24日高値と7月20日安値の18040円〜18150円は窓。
【本日の結果】
 可もなく不可もなく
 (前場)13040L( 9:06)→110( 9:15) +70
     13010L( 9:38)→020( 9:40) +10
     13030L( 9:52)→040( 9:54) +10
     12980S(10:09)→950(10:14) +30
     12930S(10:19)→900(10:32) +30
     12970L(10:47)→980(10:49) +10
 (後場)12780S(12:31)→770(12:33) +10
     12790S(12:46)→780(12:50) +10
     12730S(12:52)→690(12:56) +40
     12660S(13:00)→650(13:01) +10
     12660L(13:33)→750(13:51) +90
     12740S(13:53)→720(13:55) +20
     12760L(14:03)→850(14:11) +90
     12860L(14:26)→870(14:29) +10
     12850S(14:35)→830(14:38) +20
     12790S(14:40)→810(14:42) −20
 流れは大体読めたが、エントリーと確定が今ひとつだった。

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