平仮名でながながと。






きのうのうたばん。
まっちさんがすにーかーぶるーすうたったとき。
いきがとまりそうだった。

ふらっしゅばっく？
なんだろう？


あれはまっちさんのうたなのに、わたしのなかではすばるのうた。
へんながっきたいをしたがえてうたう、すばる。
きみくんひなちゃんはるきをしたがえてうたうのは、すばる。



あのころすばるがうたっていたうたを、いまあらためてきくとおかしくなりそうでいやなのに。
ふとみみにはいってくるからさけられなくて。
きゅうくつだな、わたしって。




どうしてあいしてあげられなかったんだろう。




じぶんが、こわい。
きもちはかわるものだけど、かわりゆくことはやっぱりこわい。
すばるをすきなわたしは、もういない。
すばるをすきだったわたしは、ここにいるよ。




きみくんそろこんがおわって、きみくんをどうおもうかかんがえて。
もさくしているなかで。

わたしは、きゅうくつなかんがえかたしかできてなくて。





かこはかこ、とせんをひくことは、どうしてもできないよ。