新潟放送局

2008年1月29日 12時8分更新

ヘリで急患を佐渡から搬送


28日夜遅く、佐渡市の病院から入院患者の男性が第九管区海上保安本部のヘルコプターで新潟市内の病院に運ばれました。

28日夜9時過ぎ、佐渡市千種の佐渡総合病院から入院中の76歳の男性がかい離性大動脈りゅうの容態が悪化したため医療設備の整った新潟市内の病院で治療を受ける必要がありヘリコプターで患者を新潟へ搬送したいと県に申し出がありました。
県は視界が悪い夜間にも飛行が可能なヘリコプター「らいちょう」を保有する第九管区海上保安本部に出動を要請し、「らいちょう」が出動して新潟市の新潟市民病院に男性患者を搬送しました。
ヘリコプターによる夜間の急病人の搬送は第九管区海上保安本部などが担当していますが佐渡からの救急搬送はことし、初めてだということです。