総務省は無線でパソコンから高速インターネットに接続できる次世代高速無線通信の免許を、6月に市区町村単位で事業者に割り当てる方針を決めた。3月3日から1カ月間、事業者を募集して審査する。早ければ年内にもサービスを始める事業者が出てくる可能性がある。
次世代高速無線通信は自宅のパソコンに専用のカードを差し込めば、屋内配線がなくても高速ネット通信できるのが特徴。無線LANのように自宅に専用の小型機器を設置する必要がない。通信速度は毎秒20メガ(メガは100万)ビット程度と電話線を使ったデジタル高速通信のADSL並みだ。
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