2008年1月27日 (日)

友里征耶さんに怒られちゃった。

前回、

最近、もつ鍋屋に行って、驚いたのだが、使用するもつは、等級の高い和牛の物であったりして、一人前で小さなお椀にちょこっとしか無い。また、鍋のスープも「化学調味料不使用」を謳っている店もある。ここまで言えば、お分かりだろうが、また例によって、友里氏の「思い込み」と「リサーチ不足」である。「もつ鍋=化学調味料」と刷り込まれている様だ。

と書いたが、友里さんから、「無知」だと、メールで怒られてしまった。

化学調味料の多少が分からない鈍感な貴方が、入っていないモツ鍋もあると言っても悪い冗談ですね。
内臓肉の流通は、等級付けのある和牛肉とはまったく違うのですよ。
その常識をご存じない。店が等級の高い和牛の内臓と言っているのを真に受ける貴方の方が、リサーチ不足です。
内臓のシンジケートは別にあるんです。そちらから仕入れた方が新鮮なものが入る。でも等級牛とは限らないんです。

でも、無駄な鮨たべているだけで、他の料理まったく知らない貴方にいくら言っても理解できないでしょうね。ずこさん

こんなのちょっと食べ歩いている人なら誰でも知っていることです。
等級の良い牛の内臓なんて使われていませんよ。
この分野の流通は、まだその方面の方たちの独占らしいです。

だそうだ。

何を根拠に、私が「化学調味料の多少が分からない鈍感」と言っているのか、相変わらずさっぱり分からないが、「化学調味料不使用」、「等級の高い和牛のもつ」を謳ってるもつ鍋店の皆さん、友里さんは「悪い冗談」と言っていますが、どうなのでしょうか?

それと、友里さん、「その方面の方たち」って何でしょうか?? 

是非教えて下さい。

(追記)
早速、立て続けに友里氏からメールが来た。

ずこさん

普通の人ならその表現でわかると思います。
これに関してはこれ以上お答えしません。
自分で調査してみてください。

友里征耶

「普通の人ならその表現でわかる」?? 「普通の人」なら??? 私が問うているのは、「何故そう言う表現を使う必要があったのか?」と言う、その理由についてなのですが。

ずこさん

追加です。
言いたかったのは、A5とか等級付けして市場で売買されている牛肉と、
内臓肉の流通は別だということです。

では。

友里征耶

それならそれで、「その方面の方たち」等と書く必然性は何処にも無いですよね? 単なる差別意識の表れですか? 何を意図して「そう言う表現を使ったか?」の釈明には全然なっていないですよ。

2008年1月26日 (土)

鎌寿司

2008/01/26

鎌寿司に久々の連投。

ヅケをつまみにちょこっと切って貰う。干瓢も。

鎌寿司には珍しく鯛があり、カマの部分を塩を振って焼いて貰う。

握りは、湯霜にして貰った鯛、鯵の昆布〆、墨烏賊、甘酢海老、ヅケ、等々を。鯛は幾分身の歯応えが強かったが、これはこれで結構。鯵の昆布〆、ヅケは、相変わらず噛み締めると美味い。

子供用に、お持ち帰り用の握りを二人前握って貰う。お会計は、25000円位だったか?

「俺はBigだ!」 友里征耶はかく語りき

友里さんとメールのやり取りをしているのですが、その中で面白いご発言がありました。私一人で楽しむのは勿体無いので、皆さんとシェアしたく。

・・・と思ったら、メールデータが何処かに行ってしまった。失礼。

マスコミでの知名度も私の方が高い。

反論できないわけではなく、はっきり言うと、「反論するレベルの人でもないので書かない」だけ。

と言う様な論調だったのだが、すっかり「有名人」気取りの友里さんに、失笑を禁じえませんでした。

「反論するレベルの人でもない」なら、最初から噛み付いて来なければ良いのにね。

田原のトシちゃん並の「俺はBigだ!」発言に、「Bigなら、それに応じた経験を積んでよ」と思った次第。

「チーム友里征耶」??

友里氏の「手口」に「読者からのメール」と言う物が頻繁にあるが、これがかなり「怪しい」事を書き留めて置こうと思う。

「寿司の経験」や「生の鮑の件を寿司屋に聞いて見ろ」と言う私の問いかけに行き詰ると、何を思ったか、友里氏は、本題とは全く関係ない話題に逃げ始めた。

主な物を挙げると、以下の3つ位であろうか。

・批判的意見だけを伏せているのか、肝っ玉が小さい。
・医師の方からもアドヴァイスいただきまして、自身の病気の療養に専念していただければと思っております。
・もつ鍋、ラーメンなど、MSGふんだんの料理を好む人の話を本気で信じる人はこの世にいない。

と言ったところなのだが、疑問点を挙げて行きたいと思う。

まず「批判的意見だけを伏せているのか、肝っ玉が小さい」だが、私のブログのコメント欄に「Yama」なる人物から投稿が何度も有った。何を目的に書き込んで来たのか疑問に思ったので、ちょっと放置していた。
それと時を同じくして、友里氏のブログや彼からのメールで、「自分に同調するコメントしか公開しないのは狭量が狭い」と言う様な批判を展開して来た。
私は、「何故書き込んで来たのか理解に苦しむ物」、「友里氏の個人情報に関する書き込み」以外は原則公開していたので、「何を根拠に言っているのか?」と友里氏に問い合わせたところ、「読者からネガティヴな意見は掲載されないとメール来ました」と「Yama」氏からのメールを転送して来た。

実は、Yama氏の不快な書き込みに彼に直接メールして「ふざけるな!」と言っているのだが、彼の返事はこうだった。

「当方の文章が不快に思ったのは当然でしょう。不快になるように書いたのですから」と。

私の中に疑念が沸き起こって来た。

つまり、

「Yama氏が私のブログのコメント欄に不快な投稿を行う」
         ↓
「私が理解に苦しみ公開を保留する」
         ↓
「Yama氏は、友里氏に『公開されない』と連絡する」
         ↓
「友里氏が私を『肝っ玉が小さい』と叩く」

と言う事が考えられる。

「ネガティブな意見は載せない」って、わざわざ「不快になるように書いた」物を、「ネガティブ」とか言われてもなぁ。
私がもし友里氏の立場であったら、「読者からこう言うメールが来ているが、公開しない内容は何か?」と先ず訊ねる。しかし、友里氏は、裏を取らず「読者」のメールを信じ切っている。何か違和感を感じるのは、私だけであろうか?
真相は断言出来ないが、一般的に見て、「やらせの連携プレー」だと捉えられても仕方が無いのではあるまいか?
今後、この様な行為は控える事を、お勧めする。

次は、「医師の方からもアドヴァイスいただきまして、自身の病気の療養に専念していただければと思っております」の件だが、メールのやり取り上では、友里氏の鼻息は荒かった。

私がブログで貴方のことを書かなくなったのは、糖尿病の重症患者を相手にしたら駄目だと色々指摘があったからです。病人を叩くのは人の道にはずれると言われたからです。別に逃げているわけではありません。糖尿病は、味覚が劣るようになり、過食に奔り、攻撃的な精神状態になると医者から指摘されました。そんな人を相手にするのはかわいそうだと怒られたのです。医師から糖尿病患者もこれ以上叩くなと言われているので、こちらからはやりません。

と、友里氏。「妄想パワー」全開です。

私は、「友里さんの頭の中に居るお医者さんからのメールですか?」と聞いたところ、友里さんは、以下のメールを貼って送って来た。

----------------------------------------------------------------------
▼送信内容
----------------------------------------------------------------------

name = ○田
email =
xxxdano9@xxxam.com
message =

友里様

まともなことを書く方が妙な攻撃を受けるのは不思議ですね。
このずこという方はご自分でも書かれていますが,糖尿病患者です。
私は実は医師ですが、この方はけっこう状態が悪いのではないかと思います。あ
きらかな過食も、管理の悪い糖尿病患者にしばしば認められる行動異常ではない
でしょうか。
糖尿病は一種の飢餓状態(食べても糖が体に取り込まれない)です。そういう体
の状態で,味を云々できない(味覚もおそらく正常ではない。攻撃的にもなる)
のは明らかです。友里さんのブログに構うより、まずきちんと血糖、血圧を管理
すべきなのですが、しょうもないですね。

○田

----------------------------------------------------------------------
Date  : 2007/12/14(Fri) 12:43
Host  : xxx.217.xxx.67
Agent : Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X; ja-jp)
AppleWebKit/523.12 (KHTML, like Gecko) Version/3.0.4 Safari/523.12
----------------------------------------------------------------------

で、「医師である裏は取ったのか?」と私が聞くと、彼は答えない。友里氏は、医師だと証明出来ない人間のコメントを自身のブログで「医師の方からもアドヴァイスいただきまして」と断言して公開している。余りにも脇が甘過ぎないか?

私は「自虐ネタ」が結構好きなのだが、実は「糖尿病」もネタの一つである。健康診断時に「注意」された事はあるが、病院で受診しても、「糖尿病」との診断を受けた事は無い。勿論、治療の必要も無い。

「自称医師の読者」も、全くいい加減な事を書くものだと、呆れ返る。是非その顔を拝見したい物だ。

この様に、彼の「読者からのメール」戦術は、裏をろくに取っていない眉唾物なので、今後「この表記」が彼のブログにあった場合、優しく微笑んであげましょう。

最後の「もつ鍋、ラーメンなど、MSGふんだんの料理を好む人の話を本気で信じる人はこの世にいない」についてであるが、「糖尿病による味覚障害」と「化学調味料の大量摂取による味覚麻痺」が友里氏の私に対する最後の「防衛線」(笑)となっていた様である。あ、シガーもあるか。

まず、もつ鍋についてであるが、酔っ払うと脂っこいものが食したくなる場合がある。もつ自体より、鍋の〆に食すちゃんぽん麺の方が、どちらかと言うと目的かも知れない。
最近、もつ鍋屋に行って、驚いたのだが、使用するもつは、等級の高い和牛の物であったりして、一人前で小さなお椀にちょこっとしか無い。また、鍋のスープも「化学調味料不使用」を謳っている店もある。ここまで言えば、お分かりだろうが、また例によって、友里氏の「思い込み」と「リサーチ不足」である。「もつ鍋=化学調味料」と刷り込まれている様だ。
また、ラーメンについては、「化学調味料を好む」というより、飲んだ後の〆にラーメンかそば等を欲する事は、生理現象として広く認められるのではないのであろうか?
シガーについても、友里さんの「思い込み」、「無知」による物で、良いハバナシガーの繊細な香りは、嗜んでいない人間には判るわけが無い。特にヴィンテージ・シガーの中には、人智を超えた偉大さに、思わず平伏すしかない物もある。ワインに極めて近い。

友里さんは、思い込みが強過ぎて、変な方向に走ってしまうのだが、「それが事実でない」事が明らかになった後でも、一切非を認めない。
悪気は無いと思うが、平気で嘘を付いて、その嘘を新たな嘘で塗り固めて行くタイプの人・・・の様な印象を持ってしまう。

これから友里さんと戦う方が居ましたら、ご参考まで(笑)。

「未熟者」とメールでからかったら、友里征耶さんキレた見たい。

寿司の経験不足が白日の下に晒された友里征耶さん。

「鮑は生しかない」と言っていた鎌寿司の件で、悪足掻きを始めた様です。現に「蒸鮑を食っている」と何度か私が指摘したせいで「今日は生しかありませんと生を切って出してきたのです。これは他の同伴者もはっきり聞いていることです。昨日も再度確認しております。当然食べた鮑は生です」と表現を変えて来たが、久々に鬼の首を取ったかのように鼻息が荒い。

友里氏の経験不足は、最早周知の事実だが、そこに彼の問題がある。「江戸前の各店の個性・多様性を全く理解出来ていない」と指摘して来たが、また同じ事を繰り返している。
私は、鎌寿司では余り鮑を食さないし、ご主人に確かめた訳でもないので、経緯等、正確な事は知らないが、現在の鎌寿司の蒸鮑の仕事は、本当に軽くあっさり蒸している。また、生の物をその場でさっと蒸して提供する事もある。その場合、本当に短時間なのだが、生とは違った食感になり、「なるほど」と思った。
経験の少ない友里氏は、「酒で何時間も蒸した物しか、蒸鮑と認識出来ない」のであろう。江戸前の寿司屋に行き、蒸鮑と言ったら、どの店でも必ず「こう言う蒸鮑」が無いと駄目だと思い込んでいるのだろう。そう言う物が食したければ、そう言う仕事をしている店で食せば宜しい。職人の仕事の多様性を理解出来ない、友里氏の悲しい底の浅さである。
味音痴が団体で寿司屋に行って、生をさっと蒸した鮑を彼等は「生だ」と思い込んでいるのであろう。

それとは別に、

だいたい、アワビなんて生で食べてどこが美味しいのか。生で食べた方が美味しい場合は生で提供する江戸前があると言っていますが、鮨屋はその違いをどう判断するのか。肝心なところが書かれていない。詭弁ですね。
こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです。

と言う友里氏の発言の件について、

(友里氏が、折角「☆☆☆」に選んだ宮葉でも生しかない時があるのだから)「宮葉のご主人に直接聞いて見て欲しい」言っておいたのに、全く報告が無い。このままだと、友里さん、また「落第」しちゃうよ。

この宮葉も、友里氏は「☆☆☆に選んでおけば、通振れるかも知れない」との浅はかさで、多くて2回位行っただけで決めたと推察されるが、前回指摘の通り、☆☆☆に選んでおきながら、その店が「どの季節にどう言う仕事をしているか?」を全く理解していない。これで、「良く選べたなぁ」と呆れるが、「ミシュラン調査員もビックリ」のアバウトさではあるまいか?

「貝のことは、少しはわかるつもりです」とブログに釈明しているが、水貝の美味さを判らないで、良く「貝のことはわかるつもり」だ等と書けるものだと、かえって感心する。

鎌寿司の件も、そんなに「生だ!」と言うなら、自分で店に確認に行けば良いのに、最早それが出来ない。ご主人や、この話をご主人に伝えた常連(余計な事をしやがって!と私は腹立たしく思っていますが)に「寿司や魚を知らない」と馬鹿にされているので、「2度と顔を出せない」と言うのが真相です。それをメールで友里氏に教えてあげると、彼の言い方は振るっていた。

鎌寿司など私が行くレベルの鮨屋ではない(by 友里征耶)

開いた口が塞がりませんが、これも私が以前に指摘した「店とコミュニケーションが出来ない」を実証していますね。友里さんは、店や職人とまともなリレーションどころか、コミュニケーションさえ出来ない。それで、店側から「魚の事を何も知らないのに」と言われると、好き勝手ほざいた挙句、肩で風切って「アバヨ!」ですか。これも、まさに私が前回指摘した、店に対する「通り魔」とか「闇討ち」的な行為ですね。

鎌寿司のご主人は人の良い方なので、結論は私の責任で書きましょう。

友里氏は、生の鮑をその場で短時間でさっと蒸した物を食していたと私は考える。生を短時間で仕事するので、最初は生であっても、出した時は一仕事してあったと思う。だが、鈍い味覚の彼等には理解出来なかったのであろう。鈍い人達が4人集まろうと、100人集まろうと、数は関係ない。

(追記)
今回の鎌寿司の件をご覧になっている皆さん。行かれた事が無いのであれば、是非ご自身の舌で味わって確めて下さい。お願い致します。

2008年1月25日 (金)

鎌寿司

2008/01/25

つまみは、蒸鮑、かんぴょう、ヅケ、等々を。

握りは、平目昆布〆、鯵昆布〆、ヅケ、甘酢海老、等々を。昆布〆は良い感じに漬かっている。ヅケも噛み締めると美味い。甘酢海老は漬かりが浅いが、これはこれで美味い。こう言う握りを素直に楽しめない友里さんは不憫ですね。何故「鮑は生しかない」等と言う嘘を付くのでしょうか?意味不明。

大分飲んで、19000円位だったか?

メールを見ると、友里さんから、怒涛のメールが。内容は、錯乱一歩手前と言った所か。実に悲惨なり。

2008年1月22日 (火)

鎌寿司

2008/01/22

新年初の鎌寿司に。無いと思っていたのだが、嫌な展開に。

バシッと握りを叩き付ける様に何時もの威勢の良さが無く「一体どうしたのですか?」と伺うと、インターネットと無縁だと思っていたご主人に友里氏の下らない書き込みが伝わっていた。「少なくとも私には何時もの様にやって下さい」と思わずお願いを。

伺うと、友里氏が書いていたのと、事実は違う。江戸前の小肌出したら「酸っぱい」とか抜かしたらしい。また、友里氏が自信満々書いた鮑は生で出していなかった。仕事したやつも生も区別が付かない馬鹿な舌。あの温厚なご主人が「あんな魚の事何も知らない人間に言われるのが悔しい」とがっかりしていた。

友里氏には、これまで「リサーチ不足」について、口を酸っぱくして何度も指摘しているのに、もう駄目ですね。

私も、いい加減、支離滅裂な友里氏の相手をするのが「飽きて」来ていたのですが、再度「宣戦布告」します。

彼の「やらせ」を使う汚い手口と、田原のとしちゃんもビックリなお馬鹿な発言について、書き留めて置きたいと思います。

2008年1月21日 (月)

青木

2008/01/21

昨年までは、銀座に行く時間があったら西麻布に行こうと思っていたが、もう無理。

月曜日は何時も飲みに行くので、早速電話するとお母さんが出る。行って見ると、月曜はご主人は休みとの事。かなり、めげるも、お母さんとは新年初だったので、よしとする。

莫久来、鮑の肝の塩辛、蒸鮑、唐墨、等々をつまみで。鮑は、この時期なのに、非常に立派。

握りは、鯛、平目、牡蠣、甘海老昆布〆、等々を。ちょっと飲み過ぎたのか、お会計は25000円なり。ご主人に遊んで欲しかった。月曜は、青木に行かないことにしよう。

2008年1月19日 (土)

喜八

2008/01/19

夜、遅めの時間に喜八に。

鮑、アラ、数の子、子持ち昆布、豆鯵をつまみで。

握りは、赤貝、小肌、鯖、鯵、昆布〆、牡蠣、等々を。赤貝の紐は巻いて貰う。やはり喜八の赤貝は食感の繊細さ、香りが違う。巻いて貰った紐も、滋味深い。牡蠣も久し振りだったが、美味し。

太巻をお土産に貰い、お会計を。22000円なり。

2008年1月18日 (金)

西荻窪某寿司屋

2008/01/18

知人の薦めで、西荻窪の某寿司屋に3人で行く。

店の外観は「終わっている」感じが漂う。入ると、70歳位のご主人と女将さんが。

知人が良く行く店らしく、黙っていても、次々つまみが出てくる。魚の粗と大根を炊いて暫く放置されていた物、良く分からないタレで赤身を絡めた物、菜の花の上に烏賊を置いた物、えぼ鯛の皮目を炙ってかなり時間が経過した物、赤身、等々。レベル的には、所謂「街場」の寿司屋に有りがちで、とやかく言う代物ではないが、ご主人の口上が気に障る。赤身を出す時も「生の本鮪だよ」と言って来たが、冷凍物で、しかも解凍が失敗したのか、舌触りが良くなく、水っぽい。勿論、本鮪である訳もない。悪気は無いのだろうが・・・。

握りは、ツメをつけた穴子から出て来る。べちゃっとしており、煮ツメも不自然にべた付き、甘ったるい。水飴入りか・・・。シャリも冷たく、堅い。そして甘くて、でかい。出来合いのネギトロ巻、明太子巻、等々が出て来たが、美味しくない。酒で流し込む。

地元密着型の店で、これはこれで良いと思うが、ご主人の「口」だけは、非常に心証が悪かった。

お会計は、3人で17500円なり。価格を考えると、内容に見合っているが、「見栄」を張る必要は無いので、自然体でやれば良いのに・・・と残念に思った。

2008年1月17日 (木)

青木

2008/01/17

久し振りに、銀座の青木に。

昨年は、「銀座に行く時間があったら、西麻布に行こう」と心に決めて行動していたが、やはり辛かった。今年からは、銀座でご主人に遊んで頂く形に戻そうと思う。

莫久来、鮑の肝の塩辛、唐墨等をつまみで。

握りは、蝦蛄から。今日の蝦蛄は、鮮烈で非常に良かった。アラ、平目、甘海老の昆布〆、牡蠣、子持ち烏賊、等々を。アラは良い感じの食べ頃で、クチュクチュした食感と、脂の美味さが素晴らしい。平目も旨味が強い。牡蠣はぷっくらして、ナチュラルな味わいが素晴らしい。

すっかり、やられてしまった。お会計は、22000円なり。いや、満足した。

2008年1月15日 (火)

マルディ・グラ

葉巻関係の新年会で、4人でマルディ・グラに。本当はリストランテ寺内に行きたかったのだが、予約が取れず。

前菜系で数種類、メインで3種類を頼む。下仁田ネギのローストは美味かった。メインの肉は体調がイマイチであったせいもあるが、塩気が強く感じただけで、他に印象は余り残らなかった。

「飲みたい」と思うワインが乏しく、しかもデュガの単なるジュブレイ・シャンベルタンがボトルで24000円もする等、かなり高く感じた。

お会計は、4人で66000円なり。ちょっと、高いかな。

その後、文壇バーに。知人がルイ・ロデレールのクリスタル・ブリュットを開け、ご相伴に預かる。クリスタル・ブリュットは美味いなぁ・・・。

2008年1月14日 (月)

Dunhill Rubybark

私は、Dunhillのパイプのコレクターでもある。

自分でも何故か分からないが、「20 Cherrywood」のシェイプに惚れてしまい、「44 Duke」、「45 Don」も併せて、時折思い出した様に買い求めている。これらのシェイプの物が幾つ貯まっているのか、正確な数は良く分からなくなっている。

今回、何時もお世話になっているイタリアのWebサイトを久々に覘くと、「Rubybark」と言う新しいラインナップが出ていた。

丁度、4145があったので、購入した。毛色が変わって、ちょっと面白いかも知れない。

Ruby

2008年1月10日 (木)

寿司一

2008/01/10

寿司一に。今日が新年初営業との事。若いのが年末に辞めてしまったらしく、慌しいらしい。

「色々試している」との事で、トリ貝の漬込みをつまみで。こう言う新しい試みは、非常にウエルカムだと思う。

握りは、小肌、小鯛、〆た鯵、生の鯵、鯖、鯛腹身、鯛背側、漬けハマ、海老、漬込みのトリ貝、等々を。スッキリとした握りで、体調は余り良くなかったが、スルスル入った。

結構酔っ払い、お会計は失念。尚、カウンターは禁煙になる模様。

タクシーで、浅草に向かう。

2008年1月 9日 (水)

おけい寿し

2008/01/09

夕刻、8月頃に治療した歯の具合が良くなく、歯医者に行った。歯に電流を流し調べた所、「神経が死んでいます」との事。麻酔をガンガン打ち、被せ物をドリルで破壊し、掘り進まれる。

激しくブルーになり、おけい寿しに。

〆た鯵、小肌、小鯛をつまみで頂く。濁り酒をガンガンあおる。

握りは、小肌と〆た鯵を重点的に。今日の小肌と〆た鯵も、噛み締めると心で泣けて来る様な美味さであった。

ベロベロになり、恐らくこちらでは初めてのばらちらしを2人前お願いして、締める。

お会計は、35000円位であったか? ゲロゲロ、やり過ぎちゃったなぁ・・・。

酔っ払って、自動運転モードで、日本橋高島屋へ行く。村上重の千枚漬を運良く一つゲットする。途中、記憶が途切れている様な・・・。友里氏や知人に、メールや電話をしてしまった様だ。酔っ払って「飛ぶ」と、「メール魔」になる私であった。

帰宅後、やはり子供とばらちらしを食す。極薄く切られたネタが敷き詰められた、見た目にも美しいばらちらしであった。

2008年1月 8日 (火)

神楽坂寿司幸

2008/01/08

久し振りの神楽坂寿司幸に。

最初から握りで。平目、墨烏賊、小肌、鯖、キス、細魚、椎茸、海老、赤身、赤貝、等々を頂く。小肌、細魚をお代わりする。小肌は塩気も絶妙で、噛み締めると旨味が広がる。細魚はさっと酢に潜らすのだが、爽やかさが印象的。やはり噛み締めると、非常に美味い。

ばらちらしを二人前お土産に頂き、締める。こちらのばらちらしは、私が伺っている寿司屋の中でも、最も好きかも知れない。

お会計は、25000円なり。

カウンターでご一緒だった初老のお客さんが、私に「以前会ったよね」と仰る。私は思い出せなかったが、「目白のはやしで」との事。それなら私に違いないが・・・。「甘鯛酒」でベロベロになった時、余りの美味さにカウンターに居たお客に「お裾分け」した事があるが、その時の方かなぁ。何れにしても、はやしには昨年は伺えなかったので、一年以上は前の話である。「凄い記憶力だなぁ」と感心する事、しきり。

帰宅後、子供とばらちらしを食す。玉子、干瓢、小肌、細魚、赤身、椎茸等のハーモニーが絶妙な逸品。

2008年1月 7日 (月)

青空

2008/01/07

何処に行くか色々悩んだが、最初に電話した青空が「入れる」との事だったので、即向かう。

ご主人より「5日も電話頂いた様で」との話があったので、伺ってみると、やはり、5日は仕込みをされていたとの事。「中途半端に店を開けずにちゃんとネタを仕込む」と言う姿勢に感じ入った。こう言う事の積み重ねが、今のご主人の卓抜した技量を支えている気がした。寿司一のご主人もそうであろうが。やはりこう言う処の寿司は、一人で真剣に、且つ、自分の好きな様に気楽に味わいたい。

白子、海鼠腸&このこをブレンドした物、唐墨をつまみで頂く。

握りは、平目、小肌、キス、鯵、鯖、小鯛、赤身、等々を。小肌、キス、小鯛、鯵を2つずつお代わりする。小肌はしみじみ美味い。キスも噛み締めるとしみじみ美味い。鯵は一体どうやっているのか分からないが、蕩ける。私は〆た小鯵を好み、通常なら(喜八の活け鯵以外の)生の鯵は握りでは食さないのだが、こちらは全く別。「昨年の纏め」で「死ぬ前に、絶妙に〆られた小肌と鯵を一つずつ食せたら、こんな幸せは無いと思う」と書いたが、こちらのこの鯵も一つ追加したい。小鯛は相変わらず優しい食感。鯖のガリ巻で〆る。

お会計は、25000円なり。

帰りに、年賀で湯飲みを頂いた。帰り際に開けて見てみたが、初春の到来を感じさせる物で、思わず顔がほころんだ。私は年間を通して、桜の花の塩漬を切らす事がないのだが、帰宅後、早速この湯飲みで、桜湯を飲む。心も温まる。

2008年1月 6日 (日)

久いち

2008/01/05

昼にしみづに行こうと思うも、「満席」との事。昼も遅い時間だったので、どうかと思ったが、久いちに電話をする。「大丈夫」との事で、伺う。

つまみで、菜の花、煮浸しの牡蠣、いくらを。牡蠣は「来ると思って取って置いた」との事で、有難く頂く。噛み締めて、汁を啜ると、口中に曰く言い難い旨味が広がり、酒も進む。これは、やはり美味い。

握りは、平目、皮目をたたいた縞鯵、小肌、即席〆の鯵、烏賊、鯖、即席ヅケ、赤貝の紐巻、等々を。縞鯵をお代わりする。縞鯵のたたきは初めてかも知れないが、これはこれで食感が変わって面白い。

お会計は、18000円強なり。

熊埜屋で乾物&珍味を購入し、帰宅する。

2008年1月 5日 (土)

しみづ

2008/01/05

新年、明けましておめでとうございます。

今年「初寿司」に行こうと、色々候補を考える。青木、青空、喜寿司、寿司一、おけい、等々、悩む。青木は電話を掛けるも慌しそう。青空、寿司一はご主人が出るも「営業開始は7日から」との事。銀座に居たため、おけいや喜寿司に移動するのも何なので、先ずは数年振りにしみづへ。しかし、青空、寿司一は、7日営業開始なのにご主人が店に居ると言う事は、中途半端に店を開けず、仕込みに徹していると言う事か。これはなかなか出来る事ではなく、流石と感心。

日本酒をあおる。つまみに塩辛を。新橋では「行くのは新橋鶴八」と決めていたので、しみづは本当に久し振りである。可能であれば、友里氏の件で、ご主人に確認したい事があったのだが、店は満席で、それどころではなかった。またの機会にしよう。

握りは、札の上段を右から左へ一つずつ頂く。平目、昆布〆、小肌、小鯛、鯖、赤貝、細魚、蛤、等々を。しみづの握りって、こんなにデカかったっけ? 小鯛の柔らかく、しっとりした食感が快感で、非常に良かった。お代わりをする。鯖は、おけいの仕事に似ている気がした。

4合位飲んで、ベロベロに。お会計は、12500円なり。安いなぁ・・・。

可能なら、青木、喜寿司にも顔を出そうかと思っていたが、腹一杯&ベロベロで、限界。飲み食いの量が本当に減ったなぁ。

2007年12月30日 (日)

寿司 2007年を振り返って

記録を付けていたのは、235日であった。回数としては238回。

2007年は、「何軒もある好みの店を巡回していたら過ぎてしまった」かの様で、一年があっと言う間に終わってしまった感がある。

飲み食いの量がかなり減った。青木や喜寿司で「一万円台」のお勘定が出るなど、以前では考えられない事である。

私は、以前から寿司は基本的に「お好み」のみで、「お任せ」を嫌っていた。その日の気分やネタの具合を見ながら、自身で食べたい物と食べたい順番を組み立てるのが当たり前であったが、量が減ると、面倒臭くなり、店によっては「白身と光物を適当に握って」と言うケースが散見された。

寿司は、変わったネタを含め、色々な物を数限り無く食してきたが、私の「終着駅」は「〆た鯵」と「小肌」であった様だ。その握りに、私は「寿司の真髄」を感じる。死ぬ前に、絶妙に〆られた小肌と鯵を一つずつ食せたら、こんな幸せは無いと思う。

体調の問題もあり、来年はどの位訪問出来るか分からないが、「行ける所までは行こう」(笑)と思う。

今年、記録に残っていた訪問した店は、下記の通りである。

35回 久いち
27回 青木(西麻布店と併せると36回)
19回 喜八
17回 ほしな
15回 おけい寿し
12回 青空
11回 寿司一
  9回 都寿司(東日本橋)
  9回 青木(西麻布)
  9回 喜寿司
  7回 野じま
  7回 鎌寿司
  6回 一新(浅草)
  5回 鮨真
  5回 紀文寿司
  5回 一新(銀座店)
  4回 新橋鶴八
  4回 すし三ツ木
  4回 すけろく
  4回 からく
  3回 神楽坂寿司幸
  2回 纏
  2回 すし匠 齋藤
  2回 すし匠 まさ
  1回 美家古
  1回 はしぐち
  1回 すし匠
  1回 すし椿
  1回 寿司勇
  1回 吉野鮨
  1回 鮨いしかわ
  1回 栄寿司(銀座8丁目)
  1回 緑寿司
  1回 鮨処一宴
  1回 六兵衛鮨
  1回 門前仲町某寿司屋
  1回 錦糸町某寿司屋
  1回 都内某寿司屋
  1回 大森某寿司店

今年新しく行った店としては、青空、都寿司(東日本橋)、寿司一の3店に感銘を受けた。青空はご主人の総合力と卓越した魚を選ぶ眼力に。都寿司は白身と光物の扱いに。寿司一は丁寧な仕事と食べ飽きのしないバランスの良いシャリに。

訪問回数上位の、久いち、青木、喜八、おけい寿し、青空、喜寿司、野じま、鎌寿司は、来年も主力になると思う。真、すけろく、神楽坂寿司幸、まさは、意識してもっと行かねば。山海やはやしに一度も行けなかったのは、猛省をしないと。

久いちは家に近く、遅くまでやっており、使い勝手が非常に良い。ご主人の「味のセンス」も素晴らしく、来年も新たな味覚を教えて貰えると思っている。青木は来年は銀座店に戻り、ご主人に遊んで貰いたいかな。喜八は安定した握りで、何時行っても信頼出来る。おけい寿しは〆物、漬けハマが美味過ぎ。ただ感動して噛み締めるしかない。青空は来年は四季を通じて味わいたいと思う。どのネタにも考えられ、行き届いた仕込みは、只者ではない。喜寿司は私の心の寿司屋。野じまは来年正念場だと思う。頑張って欲しい。鎌寿司は、〆た鯵、独特のヅケが、時おり、無性に食したくなる。

各店の個性豊かな技に、酔わせて頂きました。今年もご馳走様でした。

1 2007/1/9 久いち
2 2007/1/10 一新
3 2007/1/11 栄寿司(銀座8丁目)
4 2007/1/12 おけい
5 2007/1/15 青木
6 2007/1/16 鮨真
7 2007/1/16 すし匠 まさ
8 2007/1/18 青木
9 2007/1/19 からく
10 2007/1/20 紀文寿司
11 2007/1/22 青木
12 2007/1/23 緑寿司
13 2007/1/28 紀文寿司
14 2007/1/29 ほしな
15 2007/1/30 ほしな
16 2007/2/1 鮨真
17 2007/2/2
18 2007/2/4 久いち
19 2007/2/5 青木
20 2007/2/8 寿司勇
21 2007/2/9 ほしな
22 2007/2/13 ほしな
23 2007/2/14 神楽坂寿司幸
24 2007/2/16 喜寿司
25 2007/2/17 すけろく
26 2007/2/20 すけろく
27 2007/2/23 神楽坂寿司幸
28 2007/2/26 ほしな
29 2007/2/27 すけろく
30 2007/2/27 大森某寿司店
31 2007/3/1 すし匠 齋藤
32 2007/3/2
33 2007/3/5 青木
34 2007/3/6 喜八
35 2007/3/7 一新
36 2007/3/8 吉野鮨
37 2007/3/11 久いち
38 2007/3/13 青木
39 2007/3/14 都寿司(東日本橋)
40 2007/3/15 都寿司(東日本橋)
41 2007/3/16 都寿司(東日本橋)
42 2007/3/17 鎌寿司
43 2007/3/18 六兵衛鮨
44 2007/3/21 鮨真
45 2007/3/22 一新(銀座店)
46 2007/3/23 一新(銀座店)
47 2007/3/26 一新(銀座店)
48 2007/3/27 青木
49 2007/3/28 青木
50 2007/3/29 一新(銀座店)
51 2007/3/30 錦糸町某寿司屋
52 2007/3/31 青空
53 2007/4/1 都内某寿司屋
54 2007/4/2 青空
55 2007/4/3 青空
56 2007/4/5 青木
57 2007/4/6 一新
58 2007/4/6 青木
59 2007/4/7 門前仲町某寿司屋
60 2007/4/8 すし三ツ木
61 2007/4/9 喜八
62 2007/4/12 すし椿
63 2007/4/13 鮨真
64 2007/4/14 すし三ツ木
65 2007/4/16 青木
66 2007/4/17 からく
67 2007/4/18 喜寿司
68 2007/4/19 喜八
69 2007/4/20 久いち
70 2007/4/22 すし匠 まさ
71 2007/4/23 都寿司(東日本橋)
72 2007/4/24 喜八
73 2007/4/25 青木
74 2007/4/26 喜寿司
75 2007/4/30 久いち
76 2007/5/2 都寿司(東日本橋)
77 2007/5/4 鎌寿司
78 2007/5/5 久いち
79 2007/5/7 一新
80 2007/5/9 喜八
81 2007/5/10 すし三ツ木
82 2007/5/11 からく
83 2007/5/13 久いち
84 2007/5/15 鮨いしかわ
85 2007/5/17 鮨処一宴
86 2007/5/18 おけい寿し
87 2007/5/20 鎌寿司
88 2007/5/27 美家古
89 2007/5/30 青木
90 2007/5/31 久いち
91 2007/6/1 青木
92 2007/6/2 青木
93 2007/6/3 久いち
94 2007/6/4 青木
95 2007/6/7 ほしな
96 2007/6/7 すし匠 齋藤
97 2007/6/8 ほしな
98 2007/6/9 青空
99 2007/6/10 久いち
100 2007/6/12 新橋鶴八
101 2007/6/13 新橋鶴八
102 2007/6/16 ほしな
103 2007/6/17 紀文寿司
104 2007/6/18 久いち
105 2007/6/19 喜八
106 2007/6/20 喜八
107 2007/6/21 鮨真
108 2007/6/22 喜寿司
109 2007/6/23 青木
110 2007/6/24 久いち
111 2007/6/25 神楽坂寿司幸
112 2007/6/26 喜八
113 2007/6/28 ほしな
114 2007/6/30 すし三ツ木
115 2007/7/1 久いち
116 2007/7/2 ほしな
117 2007/7/3 青木
118 2007/7/4 青木
119 2007/7/5 ほしな
120 2007/7/6 喜寿司
121 2007/7/7 久いち
122 2007/7/9 喜八
123 2007/7/11 すけろく
124 2007/7/15 久いち
125 2007/7/17 久いち
126 2007/7/18 喜八
127 2007/7/19 青木
128 2007/7/20 一新
129 2007/7/22 久いち
130 2007/7/23 青木
131 2007/7/26 久いち
132 2007/7/27 ほしな
133 2007/7/28 青空
134 2007/7/30 ほしな
135 2007/7/31 都寿司(東日本橋)
136 2007/8/2 都寿司(東日本橋)
137 2007/8/3 ほしな
138 2007/8/5 久いち
139 2007/8/7 新橋鶴八
140 2007/8/9 新橋鶴八
141 2007/8/10 鎌寿司
142 2007/8/12 久いち
143 2007/8/13 青空
144 2007/8/14 青木
145 2007/8/15 青空
146 2007/8/16 青木
147 2007/8/21 寿司一
148 2007/8/22 寿司一
149 2007/8/23 寿司一
150 2007/8/24 寿司一
151 2007/8/26 寿司一
152 2007/8/27 久いち
153 2007/8/28 寿司一
154 2007/8/29 おけい寿し
155 2007/8/30 おけい寿し
156 2007/8/31 寿司一
157 2007/9/2 寿司一
158 2007/9/3 一新(銀座店)
159 2007/9/3 青木
160 2007/9/4 寿司一
161 2007/9/5 喜八
162 2007/9/6 久いち
163 2007/9/8 喜寿司
164 2007/9/10 ほしな
165 2007/9/12 都寿司(東日本橋)
166 2007/9/13 はしぐち
167 2007/9/15 寿司一
168 2007/9/18 喜寿司
169 2007/9/19 喜八
170 2007/9/20 久いち
171 2007/9/21 おけい寿し
172 2007/9/25 すし匠
173 2007/9/26 おけい寿し
174 2007/9/28 おけい寿し
175 2007/10/2 おけい寿し
176 2007/10/4 おけい寿し
177 2007/10/5 青木
178 2007/10/6 久いち
179 2007/10/9 ほしな
180 2007/10/10 鎌寿司
181 2007/10/12 おけい寿し
182 2007/10/13 久いち
183 2007/10/14 紀文寿司
184 2007/10/16 からく
185 2007/10/18 おけい寿し
186 2007/10/20 久いち
187 2007/10/23 久いち
188 2007/10/24 野じま
189 2007/10/25 野じま
190 2007/10/26 野じま
191 2007/10/28 久いち
192 2007/10/29 久いち
193 2007/10/30 野じま
194 2007/10/31 青木
195 2007/11/1 ほしな
196 2007/11/2 久いち
197 2007/11/3 青木
198 2007/11/4 青木(西麻布)
199 2007/11/6 喜八
200 2007/11/7 野じま
201 2007/11/8 鎌寿司
202 2007/11/9 寿司一
203 2007/11/10 久いち
204 2007/11/11 青木(西麻布)
205 2007/11/12 喜八
206 2007/11/13 青木(西麻布)
207 2007/11/14 青木(西麻布)
208 2007/11/15 青木(西麻布)
209 2007/11/16 野じま
210 2007/11/16 青木(西麻布)
211 2007/11/17 青木(西麻布)
212 2007/11/19 青空
213 2007/11/20 青空
214 2007/11/21 青木(西麻布)
215 2007/11/22 久いち
216 2007/11/24 一新
217 2007/11/26 喜八
218 2007/11/27 喜八
219 2007/11/28 青木(西麻布)
220 2007/11/29 喜八
221 2007/11/30 喜寿司
222 2007/12/2 紀文寿司
223 2007/12/3 青空
224 2007/12/6 青空
225 2007/12/7 おけい寿し
226 2007/12/8 喜寿司
227 2007/12/11 野じま
228 2007/12/12 鎌寿司
229 2007/12/14 都寿司(東日本橋)
230 2007/12/16 久いち
231 2007/12/17 喜八
232 2007/12/20 喜八
233 2007/12/21 久いち
234 2007/12/24 久いち
235 2007/12/25 青空
236 2007/12/26 おけい寿し
237 2007/12/27 おけい寿し
238 2007/12/29 おけい寿し

2007年12月29日 (土)

おけい寿し

2007/12/29

夕刻、おけい寿しへ。

最初から最後まで、私一人。

つまみで、昆布〆、小肌、〆た味、鯖を。どれも、しみじみ美味く、微発泡のにごり酒を呷ると、天国。

握りは、蛤、小肌、〆た味、昆布〆、海老、等々を。いや全く、心に染み入る握りの数々だ。

今日で年内営業が最後なので、昆布〆を丸々一サク頂いて、持ち帰る。

お会計は、26000円なり。ちょっと、行っちゃったかな。

ベロベロに酔っ払って、日本橋高島屋へ向かう。

やはり村上重は、売り切れ状態。中華惣菜と、パンを大量に購入し、帰宅する。

喜八で頂いた小林海苔店の海苔を、白飯に巻いて食す。口に入れると、最初パリッとした食感が心地良いが、2~3度噛んでいると、何時の間にか海苔が消えている。飯と一体になったかの様。「非常に素晴らしい」としか表現のしようが無い。毎年こちらの海苔には感動するが、幾ら欲しくても、追加で買い増す事が出来無いのが、唯一、最大の難点である。

友里征耶さん、貴方に寿司評論は、まだ早過ぎますよ

まず一つ私が間違えていた事がある。
鎌寿司の件は、私の考え違いだった様である。私は、友里氏が、「JCが友里に勧めた寿司屋」と言う事で、「初めから批判が目当て」で行ったと思い、非常に不愉快になったのだが、友里氏の元々の「スタンス」が山本氏や評価本で取り上げられた店に行って毒付くだけである事を過去ログに目を通して気付き、「ああ、こう言う人だったのか・・・」と納得した。腹を立てた私が馬鹿であった。

しかし、どう考えても、友里氏は、山本氏やミシュラン本等の「他人様の行い」にケチを付けるだけで、自ら何かを産み出す事が出来ない。例えて言うなら、「寄生虫が宿主に文句を垂れている」、「中年の引き篭もりが、年老いた母親に『食事が不味い』と毒付いている」様な感じで、「自分の足で立ってから、言って見ろ!」と感じるのは私だけではあるまい。友里氏の批判文章の読後感が悪いのも、その辺りに起因するのではあるまいか?

さて、前回、友里氏に「江戸前寿司のバックボーンについて、ご説明下さい」と依頼しましたが、「ブログに書いてあるので、敢えて説明はしない」旨のご連絡を頂きました。私も寿司関連についての過去ログは、ざっと目を通した上で「経験が足りない」と指摘しているのですが、以下、順を追ってざっくり見て行きたいと思う。(内容は当方で一部編集して抜粋しています)

[2003年]
2003年7月28日(月) 第71回 初訪問、「さわ田」(中野坂下)
 ・山本益博氏が不自然に宣伝していたので、胡散臭い店かと思いましたが、意外に真っ当な鮨屋。
2003年8月12日(火) 第86回 鮨屋のショーケースは絶滅するか
 ・マスコミで評価の高い比較的高めの鮨屋へ行ってみると、日本一の鮨屋と言われる「すきやばし 次郎」を筆頭に・・・
2003年9月3日(水) 第108回 鮨屋のタブーに挑戦 その1 なぜ明細書がでない?
 ・なぜ、鮨屋にだけ客はこうもへりくだらなければいけないのでしょうか。
2003年9月10日(水) 第115回 鮨屋のタブーに挑戦 その2 なぜ緊張感が必要か
 ・なぜ、鮨屋で緊張して客が食べなければいけないのだ。
2003年9月26日(金) 第131回 鮨屋のタブーに挑戦 その3 江戸前とはなんだ?
 ・鮨でいう「江戸前」とは何でしょうか。私ははっきりわかりません。
 ・私は「一仕事」したネタを使ったものを言うと思っていたのですが、「次郎」へ行ってわからなくなりました。
 ・誰が言い出したか、「日本一の鮨屋」といった称号が有名ですが、それは「江戸前鮨」の中で、という条件がついているはずです。
 ・「次郎」を「江戸前」と思っていない人はおそらく居ないでしょう。
 ・でも、ここは白身、特に「ヒラメ」などは、しめずに生で握ってきます。
 ・その方が良い、と本にもあるのですが、そうなると一仕事していません。
 ・東京以外の鮨屋でも「江戸前」と書いてある場合もあり、皆が気安く使っているこの「江戸前」の真の意味が非常に曖昧なのです。
 ・逆に言うと、「江戸前鮨」とは曖昧なもの、と考えてしまっていいということでしょうか。
2003年10月3日(金) 第135回 鮨屋のタブーに挑戦 その4 評価は修行年数よりネタの良し悪しだけで決まるのか
 ・過酷な修行や、長い年数を要しなくとも、ネタルートを確保し、原価率を上げて仕入れれば、皆から評価される鮨屋になる・・・。
2003年10月6日(月 第136回 初訪問、すきやばし 次郎(六本木ヒルズ)
 ・鮑ともう一つのネタでは「さわ田」の方が上だと感じました。
 ・私の人生経験で、最高額の客単価、(勿論「すきやばし 次郎」も含めて)となった次第です。
 ・「さわ田」は不便で予約が取りにくいし、それを考えると今後も利用できるかなと考えた私が馬鹿でした。
2003年12月1日(月) 第152回 緊張感は客にではなく料理人に必要だ!
 ・いつから、鮨屋の主人は客に緊張感を与えるような方向へ行ってしまったのでしょうか。
2003年12月7日(日) 第158回 鮨屋のタブーに挑戦 その5 有名高額店のネタに差はないのでは?
 ・「すきやばし 次郎 旬を握る」という本を前に読んだときに気がつきました。
 ・築地で仕入れる場合は、有名鮨屋は同じ中卸から仕入れているようです。しかも、同じ鮪を。
 ・でもそうなると、わざわざいやな思いをしてまで「次郎」へいく客が減るかもしれませんね。
 ・同じ質のネタを扱っている他店へ流れてしまうでしょう。
2003年12月28日(日) 第179回 最終的には安くはならない、「あら輝」
 ・山本益博氏が指導したと自慢していた「玉子焼き」は、日曜しかないとのこと。
 ・それなら偉そうに度々雑誌などで宣伝するなと私は山本氏に言いたい。そこに「特別待遇」の匂いを感じました。

[2004年]
2004年1月15日(木) 第184回 酒飲み用創作鮨、「すし処 たか」
 ・1時間で酒もそこそこに店を出なければならない「次郎」とは対極にあります
2004年1月17日(土) 第186回 高いのに2回転する、銀座「小笹寿し」
 ・「次郎」のように、ヒラメなど白身を生で出すことはありません。
2004年1月29日(木) 第198回 料理人の勘違い その2 緊張感は誰に必要か
 ・店に入って凛とした印象を受けるのと、「次郎」へ入って緊張感を与えられるのはその意味が違います。
2004年2月7日(土) 第207回 料理人の勘違い その3 同じ名物オヤジでもこんなに印象が違うのか
 ・常連と一見を完全に区別、威圧する、傲岸不遜な態度をとる、などの手法でカリスマ性を上げ、集客をはかろうとする小野氏。
 ・しかし、たいして通いつめていないと思われる若いOL風には、鼻の下を伸ばして笑みを浮かべながら握る姿にダブルスタンダードを感じます。
2004年2月12日(木) 第212回 あの店は今・・・ その3 すきやばし 次郎
 ・せめてあと1万円安ければ、私もマスコミや料理評論家の「日本一」という賞賛に、わざわざクレームをつけないでリピートするかもしれません。
2004年3月11日(木) 第240回 鮨屋のタブーに挑戦 その6他店はなぜ「次郎」が日本一だという風評を黙認するのか
 ・恐らくこの店を真っ向批判したものは、拙著以外にないのではないでしょう。
2004年4月6日(火) 第266回 「次郎」の暖簾分けはまことにバラエティー
 ・豊洲店は確かに暖簾分けの店とのことでした。ご存知の方がいらっしゃったらお教えください。
2004年8月2日(月) 第384回 鮨屋とは思わないほうが無難、鮨 なかむら
 ・なんとこの「なかむら」の主人は鮨屋での修行歴がゼロ。ここを鮨屋として訪問してはいけない。 
2004年9月21日(火) 第421回 隠れ家的なわりにまとも、鮨処 小笹
 ・ネタ質とコストを考えると充分満足できると考えます。
2004年10月22日(金) 第452回 もっと安かった、次郎 豊洲店
 ・街場の鮨屋をちょっとレベルアップした鮨屋。やはり鮨はタネの質が一番左右される食べ物だと再確認しました。
2004年11月23日(火) 第484回 高くてリピートは苦しい、鮨 かねさか
 ・鮨は技術よりタネ次第ということでしょう。
2004年12月14日(火) 第505回 久々に納得の店、すし泉
 ・六本木の「兼定」に続いて、友里が気に入る鮨屋の一つとなりました。

[2005年]
2005年3月16日(水) 第584回 立地と主人の第一印象で損をしている、真(鮨)
 ・ツマミで毛蟹(おいしいが)などを特注してしまうと2万円を超えるので注意が必要です。
2005年5月7日(土) 第636回 高額鮨屋の格差がなくなってきた?
 ・銀座の「小笹寿し」の鮨で気づいた事があります。他の高額店との違いを感じません。
2005年5月25日(水) 第654回 あの店は今・・・ 兼定
 ・私はこの店が現在東京で一番のお勧めです。
2005年6月23日(木) 第683回 一口に鮨(寿司)と言っても
 ・最近色々なスシ屋へ通う機会が増えるにつれて、「スシ」というもののつかみ所がないとうか、同じスシといっても千差万別であることがわかってきました。
 ・私は意識的に「鮨屋」と「寿司屋」を使い分けているつもりです。
 ・江戸前に拘っている店を「鮨」、新鮮ネタ志向や出前もする街場店、回転系を「寿司」と区別しています。
 ・唯一の例外は「小笹寿し」でしょう。この店の場合、自分で「鮨」の字を使っていません。
 ・「鮨と寿司」でまったく別物だと思います。
 ・大きく分けて3つ、回転スシ、街場スシ、高額スシに分けられるでしょうか。
 ・高額スシ屋はまた大きく分けて2つに分類されるでしょうか。
 ・まずは、色々なジャンルのスシ屋を食べまわって自分の感じ方、食後感をよく記憶していくことだと思います。
 ・そうして場数を踏んでいけば、各ジャンルのそれぞれのスシの味わい方がわかるはずです。
2005年8月3日(水) 第724回 江戸前だがタネ質は価格どおり、弁天山
 ・店構え、タネ質、立地を考えるとご近所以外はリピートが苦しい。
2005年11月9日(水) 第810回 銀座移転は今のところ成功だ、鮨 水谷
 ・この食後感、価格を考えると、至近距離の「すきやばし 次郎」へ行く必要はありません。友里今一番のお勧め鮨屋です。

[2006年]
2006年1月27日(金) 第875回 性懲りもなくまたワインに口を挟んでいる
 ・「次郎」の二郎さんに面と向かって、「たまには本鮪、うに、えび、など使わないで、王将、飛車角抜きで『お任せ』をやってみろ」と提案してはどうか。
2006年2月4日(土) 第883回 すし屋もバブルになってきている
 ・ちょっと昔なら、酒なしで1万円以上は高額スシのはずでした。
2006年3月30日(木) 第937回 これは面白い企画、有名店に「1万円で握ってください」
 ・銀座の有名店を
昼にハシゴして価格を再確認してみました。
2006年4月14日(金) 第952回 「與兵衛」の評価を読者の方に伺いたい
 ・巷の評価がまったく理解できない鮨屋が、西大島「與兵衛」です。

2006年4月16日(日) 第954回 ワインの諸々 99 友里も家ではワインばかり飲んでいる
 ・「寿司幸」は鮨にもワインが合うと言っていると記憶しております。実際何回もチャレンジしましたが、日本酒より合うとは思えませんでした。

2006年4月21日(金) 第959回 観光客専門に特化したら、久兵衛 銀座本店
 ・使用食材は悪くないですが、仕事も握りも普通レベルです。

2006年5月5日(金) 第973回 この店を薦めては資質が疑われるよ 浅妻さん、鮨 とよなが
 ・鮑も生だし、玉子も駄目。まったく江戸前鮨ではありません。

2006年5月17日(水) 第983回 やはり鮨は経験よりタネ質だ、鮨 はま田
 ・おいおい、銀座の鮨屋「青木」に腕の良い2番手が居ただろうか。

2006年06月19日 鮨 きたむら
 ・赤身、煮はま、鮑がないなど江戸前タネがありません。
2006年06月27日 くわ野
 ・やはり鮨は修行店の良し悪しではなく、主人のタネ質への拘りを含めた心意気に左右されるものなのか。
2006年10月 赤酢の酢飯だけがウリではない、すし処ととや
 ・季節ごとの訪問をおススメしたい友里数少ない鮨屋の1軒であります。
2006年10月 訛った突っ込み連発のお笑い劇場、やまいち
 ・この店の特徴は酢。赤酢と黒酢に砂糖が少し入っていると思われる酢飯は、しっかりした味わいで結構友里の好み。
2006年10月 酢飯は緩いがツマミが充実している、すし 椿
 ・初回の訪問ではそのツマミの充実がすごく印象的な割に、握りの記憶がありませんでした。
2006年11月 ゆったり出来て主人も威圧感ないのだがちょっと高め、すし処 宮葉
 ・昔からある知る人ぞ知る浜松町の江戸前鮨屋。私は週刊誌で知って訪問しました。知られていない店ですが、友里おススメの鮨屋の一つです。
2006年11月 ただの海鮮系寿司屋だった、神田 すし昌
 ・ただの街場の海鮮系寿司屋。決して鮨オタクや鮨通が好む店ではありません。
2006年11月 鮨屋か小料理屋か中途半端だけど・・・、おざき
 ・江戸前に拘らずお酒と共に小料理と寿司を両方楽しみたい方にはおススメしていいお店です。
2006年12月 傑出していないが銀座ではお値打ち、ほかけ
 ・鮨屋だけしか店評価出来ない早川光氏その彼が、実名取材すると(つまり『特別待遇』です)最高の鮨を提供すると10店満点をつけているのが銀座の「ほかけ」です。
2006年12月 友里もビックリの他店メッタ斬り、鮨処 すゞ木
 ・ウリは、サヨリやコハダの細工握りと巻き簾を使わず綺麗に巻き上げる巻物で、その技量だけは必見です。
2006年12月 ツマミと握りが驚くほど豊富、すし匠 斎藤
 ・最上級のタネ質ではないですが、一度は試されることをおススメします。

[2007年]
2007年01月 ウリの玉子焼だけでは再訪できない、鮨処 金兵衛
 ・芝海老の旬が冬だけだということでこの時期にしか出さない玉子焼。早川氏は日本一と言っていますが、海老の風味がそれほど効いておらずこれが日本一とは暴走でしょう。
2007年01月 高額鮨店と考えればCPは良い、ふじ井
 ・高額鮨屋への入門店としておススメします。
2007年02月 高額寿司店にTVは必要なのか、乾山
 ・正にJC好みの寿司屋といえますが、夜の再訪は私にはあり得ません。
2007年02月03日 銀座の鮨屋では穴場的存在、鮨 奈可久
 ・JCが昨年末コラムで褒めていたのがこの銀座の「奈可久」です。
 ・また駄目さ加減を確認してやろうと訪問したのですが、意外やまともな鮨屋で驚いたのです。
2007年03月26日 県外の客が通うとは信じられない、鮨 渥美
・出身が「奈可田」ですから、江戸前仕事が強いはずもなく、はっきり言って特徴のない無難な鮨であると判断しました。
2007年4月 銀座とはいえこのタネ質では高過ぎる、寿司仙
 ・このタネ質、仕事、握りでこの高額請求は、銀座とはいえ「勘違い」のし過ぎ、あまりに世間知らずというものです。
2007年04月14日 店名からは想像できない高級店、英ちゃん冨久鮓
 ・東京の有名店並みのレベルを期待するのは酷というものでしょうか。
2007年4月 立地を考慮に入れてもCPが良い鮨屋、福元
 ・ツマミ、握り共、そこらの銀座の高級店と遜色ない出来栄えであります。
2007年09月 あの店は今・・・、あら輝
 ・数か月前に予約して遠方から訪れる鮨屋ではないと考えます。
2007年09月22日 修業元の次郎より使い勝手やCPが段違い、青空
 ・友里としては銀座の中では再訪したい鮨屋の一つとなりました。
2007年10月 確かに握りは沈んだけれど・・・、はしぐち
 ・接待ではなく個人利用には充分満足いく鮨屋であると考えます。
2007年10月27日 あの店は今・・・、銀座 奈可久
 ・近辺で「小笹寿し」、「青空」と並んで再訪したい鮨屋が増えて選択に困ることになりました。
2007年11月 あの店は今・・・、兼定
 ・他の高額鮨店のレベルが上がって以前ほどの傑出さがなくなった感もある創作系寿司屋でありますが、江戸前鮨信奉者でも高評価を与える人が多いと考えます。江戸前を好まない人にはよりおススメです。
2007年11月17日 海鮮系の高額な街場寿司屋、大塚 高勢
 ・浅草にあった「高勢」の流れをくむ「大塚 高勢」であります。このネタ、仕事、酢飯ではあまりに高過ぎ。
2007年12月 浅草の寿司屋に銭形平次がいた、鎌寿司
 ・タネ質と支払を考えての結論は、ご近所限定でなんとか許容範囲に踏みとどまりました。

しかし、友里氏は、この貧弱な経験で、良く「江戸前がどうこう」と語れると、呆れ返る。

2003年は、江戸前寿司に関する本を読んで、すきやばし次郎に行って見た様だが、「何故、緊張して客が食べなければいけないのか?」と逆ギレしている。次郎で緊張するか?? 友里氏は、単に自らの「場数」が少ない事を告白しているだけである。
また、「江戸前が分からない」、「次郎はヒラメをしめずに生で握る(ので江戸前ではない)」、「江戸前鮨とは曖昧なもの、と考えてしまっていいということでしょうか」と、青さ丸出し発言が続く。

2004年は、相変わらずすきやばし次郎への執着に塗れており、次郎側から相手にされない事を、「威圧的だ」とか、他の店を「1時間で酒もそこそこに店を出なければならない次郎とは対極にあります」、「次郎のように、ヒラメなど白身を生で出すことはありません」等と、訳の分からない比較をしている。挙句の果てには、「せめてあと1万円安ければ、私もマスコミや料理評論家の日本一という賞賛に、わざわざクレームをつけないでリピートするかもしれません」等と泣きを入れつつ、「恐らくこの店を真っ向批判したものは、拙著以外にないのではないでしょう」と悦に入っている。友里氏は、面白い人だなぁ。

2005年は、兼定が「現在東京で一番のお勧め」になっちゃったり、「最近色々なスシ屋へ通う機会が増えるにつれて」と告白した上で、「スシというもののつかみ所がないとうか、同じスシといっても千差万別であることがわかってきました」と言い出す。意味不明だが、「私は意識的に鮨屋と寿司屋を使い分けているつもりです。江戸前に拘っている店を鮨、新鮮ネタ志向や出前もする街場店、回転系を寿司と区別しています」との珍説をご披露なさる。そして、「場数を踏んでいけば、各ジャンルのそれぞれのスシの味わい方がわかるはずです」等とご高説を唱えている。とても場数を踏んでいる様には見えないが。そして年末に、嫌だと言っている割には執着する次郎系の水谷に行って、「友里今一番のお勧め鮨屋です」と言い出す。同一年で、兼定と水谷を一番好きと言い出す様は、友里氏の経験不足による無知に起因する物だと思われる。初心者が初めて行った店で「こんな美味い寿司が有ったのか!」と感動するパターンである。ここからも友里氏が、寿司屋については、まだほんの「駆け出し」である事が見て取れる。

2006年は、特に目的意識もなく、散漫、且つ疎らに寿司屋を訪問している様である。後半、早川氏に絡む事を覚えた様だ。寿司ライフとしては、この一年間で友里氏が目覚しく進歩した形跡は全く感じ取れない。

2007年は、前年に続き、早川氏ネタとJ.C.オカザワ氏ネタで、相変わらずお茶を濁している。

以上、友里氏の寿司の経験は、一言で言うと、貧弱。寿司食いとしては、「駆け出し」に過ぎない。この程度の貧弱さで、私に対して以下の様な大口を叩いて来るのには、笑止である。これでは、私が「寿司屋の経験を教えて欲しい」と友里氏に言っても、絶対に出て来ない訳である。寿司屋においても、山本氏とすきやばし次郎への執着、怨念、羨望・・・と感情がドロドロになっている様で、哀れ且つ、痛ましい。

・この方は「青空」へよく行っているはずですがあまり江戸前仕事や熟成にご興味がない、好きではないようです。
・シコシコ感はよく言えば新鮮、はっきり言うと熟成が足りない。生アワビは江戸前なら仕事して酒蒸しで用意してよ、という意味なんですけどまたまたご理解いただけませんでした。
・多分このブログの方は普段から握りの固さなど気にしていないのでしょう。
・ここにもあまり江戸前への拘りのなさを感じます。
・江戸前にまったくこだわりを持たない人に「ろくに知らない」と決めつけられてもあまり良い気はしませんが・・・

更に、友里氏の「寿司屋の経験」を公開質問した際、彼のブログ上に以下のコメントが載った。

数多く行けば良いってものではないのは、数万軒訪問の犬養裕美子さん、1万弱の来栖けい氏の舌、言動をみれば一目瞭然。あのMSGに無頓着なマスヒロさんも、代は違うかもしれないですが、美家古の先代から薫陶をうけたと言っています。
同じ講師に習っても、出来不出来な生徒がいるのは学校に限りません。自分で言うのは勝手ですかが、あまりに厚顔無恥というか、自己陶酔というか。こういう自慢をする人に限ってたいしたことないのは定説です。

メールで私は友里氏に「誤解の無い様申し上げておきますが、私は寿司屋への訪問回数をお伺いしている訳ではございません。惰性で通っても仕方が無いからです。そんな事は誰でもわかりますので、わざわざ辛口評論家のお手を煩わしたくありません。私がお尋ねしているのは、友里社長様が江戸前と判断なさる基準をどこの寿司屋で学んだのか、そのご経験を知りたいのです。江戸前の老舗と言われる店で、食べ込んでいる私に江戸前に興味が無いと仰るくらいですから。ネタが入れ替わる四季を通じて、どの様な仕事をどこで堪能されたのか、ご教授下さい」と送っておいたのですが、結局友里氏は「回数論議」に逃げました。

彼は、「同じ講師に習っても、出来不出来な生徒がいるのは学校に限りません」と良く分からない喩えをしているが、彼に習って学習ネタで返すと、友里氏は「出席日数が足りず、落第した生徒」の様な物である。学習能力以前に、生活態度がおかしい。学校に出て来ないから、講師に習えず、本で独習している様な物である。友里氏の(乏しい)経験は、実際に四季を通じて舌で味わったものではなく、本で読んだ「情報」が占める割合が少なくないと推察出来る。

古川氏に対しては、

鮨屋、和食屋、フレンチ、イタリアン、中国料理。古川氏はどれほどの店を経験してコラムで発言しているのか、今はトレーサビリティを追及される時代です。自分の経験を開示する必要があるでしょう。古川さんへメールでどんな店へ行った経験があるか、聞いてみるのも面白いかもしれません。

等と書いていた友里氏だが、私の問いかけには答えず仕舞いでしたね。

そう言う情けない友里氏は、寿司での反論が出来なくなると、本題と全く関係ない悪態を付いて来るだけの哀れな中年である。

・相手にしたら駄目だと何人もの読者の方からメールをいただいたのですが遅かった。
・オタクと言うかマニアックな「ずこ」さんの勝手な勝利宣言に手こずっております。
・この手の人、論争でもなんでも勝手に「勝った、打ち負かした、相手は馬脚をあらわした」と勝利宣言してしまうんですね。
・結論(勝ったということ)は言うけど、そこまでの理論が成り立っていない。
・私は突かれたところを反論しましたが、この手の人は痛いところはスルーして言いたいところだけ言い放ち、あとは勝手に勝利宣言して「さよなら」ですから大人げない。
・最後は自分の勝利宣言で終わりたいタイプですから、今回私がまた突っついたら、ブログにうっぷんを書きこんでくる可能性もあります。
・私の12日のブログアップで、3つも更新したその慌て様は御愛嬌でしょう。
・しかし、この手の人、いくら打ち負かしても終わらないんですね。多分また勝手に勝利宣言してきます。
・ほとんど一人で同じ寿司屋へ連日通う姿から、家族の匂いどころか友達の匂いも感じません。まして、女性の影はまったく見えない。
・毎日寿司屋で記憶がなくなるほど飲んでいるようですが、これで江戸前が浸み込んでいると言われても信じる人は彼の純粋な信奉者だけか。
・もう一つ彼がスルーしているのが「舌の麻痺」。漬け込んだヅケを濃い味と評したら「麻痺している」と指摘する理論破壊した思考の方。この点も得意のスルーですあります。
・こんな基本もわからない(ただ友里を叩きたかっただけ)人が、江戸前が染み込んでいるって信じる人は他にいるのでしょうか。
・まさに「言った者勝ち」、この手の人の得意技であります。
・そのかわりでっち上げは忘れない。嘘を書くなと題して「鎌寿司」には鮑は蒸しもある、鰺も関アジだはなく真鰺もあったとありますが、それはその日あっただけではないですか。
・こういう風に、自分に都合良く解釈し、でっちあげるのがこの手の人の常套手段と言えるでしょう。
・「さよなら」といって言い逃げ宣言したのに、蛇みたいに執念深いので驚きました。
・でもストーカーのようなメール攻撃はしないでくださいね。
・粘着質だけではなく妄想癖もあるみたいで今後は触らないことにします。
・批判的意見だけを伏せているのかどうかわかりませんが、肝っ玉が小さい。
・狭量さを自らさらしているのが分からないところが彼の悲劇いや喜劇であると考えます。
・医師の方からもアドヴァイスいただきまして、「ずこ」さんにはどうか、自暴自棄にならず暴飲暴食を控えていただき、自身のご病気の療養に専念していただければと思っております。

しかし、上記の悪態が、殆ど全て友里氏ご自身に跳ね返って行くのが、微笑ましい。

今回私がメッセージとして一番お伝えしたかったのは、居ないとは思っていますが、万一、友里氏に悪口雑言を書かれて、ブルーになっている寿司屋があるとしたら、上記の通り「全くの駆け出し」である友里氏の戯言を気にやむ必要が無いと言う事です。ど素人の癖に「通」振っているだけですから。彼には少なくとも寿司を批評するだけの豊かな経験はありません。

最後に、

だいたい、アワビなんて生で食べてどこが美味しいのか。生で食べた方が美味しい場合は生で提供する江戸前があると言っていますが、鮨屋はその違いをどう判断するのか。肝心なところが書かれていない。詭弁ですね。こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです。

と言い切ってしまったお調子者の友里氏に一言。

友里氏が「☆☆☆」にあげた宮葉や、「友里としては銀座の中では再訪したい鮨屋の一つとなりました」と言っている青空、その他江戸前の老舗といわれる店でも、生で出す時(もっと言うと、生しか無い時)がありますよ。「こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです」に関しては、折角「☆☆☆」に選んだのだから、宮葉のご主人に直接聞いて見て欲しい。鎌寿司の時も指摘したが、友里氏の「リサーチ不足」は致命的だと思う。☆☆☆に選んでおきながら、その店が「どの季節にどう言う仕事をしているか?」を全く理解していない。
「店そのものに季節を通して訪問していない事」、「店の多様性を理解出来ない事」、「店側とコミュニケーションが出来ない事」・・・この点を改善しない限り、友里氏は永久に同じ間違いを繰り返し続ける事になるであろう。

皆さんは、この様な「駆け出し」の友里氏の戯言に、何時まで付き合い続けるのでしょうか??

P.S.
「飲食店をやろうとしている方は、マスヒロさん、犬養裕美子さん、山本コテツさん、小山薫堂さんなどに知恵を借りるよりこの友里に相談された方が流行る店ができるのではないかと思います」には、仰け反りました。間違いなく、今年一番面白かったギャクです。友里氏は、ギャグのセンスだけは抜群だよなぁ・・・。
他人に吐いた「批判の言葉」が、全て「ご自身に返って来る」と言う「芸」も、見事としか言い様が無いと思う。

2007年12月27日 (木)

おけい寿し

2007/12/27

おけい寿しに連投。

微発泡の濁り酒をハイペースでガンガン飲む。

つまみで、小肌、〆た鯵、鯖、昆布〆、蒸鮑、蛤を。小肌、〆た鯵が、しみじみと心に染み入る。特に〆た鯵の美味さは格別。この店の右に出るところは今は無いと思う。昆布〆は心なしか漬かりが良く、これはこれで非常に好み。

握りは、小肌、〆た鯵、昆布〆、蛤、等々を。美味いなぁ・・・。

ベロベロになり、お会計を。21000円位であったか?

高島屋に滑り込むも、村上重の千枚漬は売り切れなり。残念。

2007年12月26日 (水)

おけい寿し

2007/12/26

久々におけいに。

漬けハマの握りを、先ず二つ頂く。相変わらず噛み締めると美味い。

〆た鯵、小肌、鯖をつまみで。〆た鯵はしみじみ美味い。小肌は幾分塩気を感じるも、美味い。鯖は食感が絶妙。

某日本酒の濁り酒が、微発泡かつ、爽やかな味わいで、美味い。ガンガン飲む。

握りは、平目、昆布〆、小肌、〆た鯵、等々を。〆の技が冴え渡り、感じ入る。

お会計は、覚えておらず。

ルソーの2005年のマジ・シャンベルタンを買い、銀座の文壇バーに。2005年物は飲んでいなかったのだが、健全で、果実味に溢れ、素晴らしい。しかし、私としては、どこか儚げで、欠けた所のあるビンテージの方が、好きかな。

「絵は大き過ぎて飾る場所が無い」との事で、回収し、帰宅する。

2007年12月25日 (火)

青空

2007/12/25

最近、「満席」と断られ続けていた青空に、久し振りに伺う。

白子と鮟肝をつまみで頂く。白子は何時もながら、恐ろしく鮮度が高いためか、純粋にコクの余韻を舌に残し、融けて行く。美味なり。ムースの様な食感の鮟肝も美味。

握りは、平目、キス昆布〆、小肌、小鯛、鯵、鯖、鰤、赤身、等々を。平目はこちらにしては若干歯応えがあるも、食感が愉しい。小肌は旨味が良く出ている。小鯛も何時もの様にシャリと一緒に融けて行く感じ。鯵は生なのに蕩ける食感。鯖は見た目も美しく、〆具合も絶妙。小肌、鯵をお代わりし、鯖をガリ巻にして貰い、締める。

お会計は、青空史上、最安値。終にここまで落ちて来たか!! この値段だったら、全く問題無い。否、問題無いどころか、感動した。今現在、私が伺っている店の中では、若手No.1だと思う。余談だが、こう言う若手を育て上げたすきやばし次郎と言う店は、凄いと思う。次郎自体、私は行く気はないが(笑)。

ベロベロに酔っ払って、向かいの画廊で、絵をキャッシュで購入してしまった。7丁目の文壇バーに寄り、「気に入ったら店に掛けてくれ」と置いて行く。ママが居なかったが、気に入らなかったら、後日回収予定。

最近ご無沙汰だったので、ヤンヤンへ。韮そばを頼むが、何時もの「お婆ちゃん」が居らず、「なら、来なければ良かった」と不満に思いつつ、家路につく。

家の外のウッドデッキで、セリーD4をふかす。ぎっくり腰一歩手前だった腰痛も、大分良くなって来た。

2007年12月24日 (月)

久いち

2007/12/24

例によって、料理をしない妻に嫌気が差し、久いちへ。腰の調子も、良くない。

今日は、つまみ主体で「酒を飲もう」と言う気分。

つまみは、塩辛、漬け込みの牡蠣、菜の花、唐墨、イクラ、等々を。漬け込みの牡蠣は、やはり美味い。浸している汁が美味しいなぁ・・・。何度かお代わりする。

握りは何を食したか、忘却の彼方。途中ベロベロに酔っ払って、一人で来ていたお客さんに、「私が御代は持つから」とあれこれ勧めてしまった気もする。

お会計は、21000円位だったかな?

例によって、自動運転で、止せば良いのにハッスルラーメン本間に。今日のスープは何時もに増して薄っぺらく感じられ、食すのが苦痛に。2階の憚りを借り、戻って来て「今日は腹具合が悪いので・・・」と口実を付け、退散する。

隅田川沿いで、セリーD4をふかし、帰宅する。

2007年12月21日 (金)

久いち

2007/12/21

漬込みの牡蠣の美味さが忘れられず、久いちへ。

烏賊の塩辛と、漬込みの牡蠣をつまみで。塩辛は身が丁寧に刻まれ、肝が濃厚な感じで、美味。牡蠣はやはり味付けが美味。聞くと、蛤の他に、鮑の煮汁も使って漬込んでいるとの事。ポン酢や調味料を加えず、そのまま齧り、漬け汁を啜ると、「口福感」に満たされる。

握りは、昨日&今日仕込みの小肌、やはり昨日&今日仕込みの鯖、キス昆布〆、平目、鰤、牡蠣、等々を頂く。締めは烏賊の塩辛の軍艦で。昨日&今日仕込みの対比は、何時もながら勉強になる。キスの昆布〆も昆布の風味が噛み締めると絶妙で、食べ尽くす。牡蠣は、塩、ポン酢、煮切り、煮詰めと、色々試す。牡蠣と漬込みの汁の調和が見事なので、握りにする為に汁を切ると、寂しく感じるかも知れないと思った。試しに小皿にシャリを入れてイクラを盛って頂き、この漬け汁を掛けて頂いたが、非常に美味かった。次回はこの要領で、牡蠣の握りを小皿に置き、漬け汁を掛けた物を試して見たい。結局、牡蠣も食べ尽くす。烏賊の塩辛の軍艦も非常に美味し。

お会計は、17000円位であったか?

讃岐うどん屋で、かけうどんと金比羅うどんなるものを食す。やはりうどんは茹で置きなのが惜しまれる。時間が掛かっても良いので、湯で上がりの物を食したいなぁ。

モンテクリスト・ペティ・エドムンドをふかし、家路に着く。帰宅後、村上重の千枚漬を食す。今回の物はデパートで買ったのだが、樽から量り売りで買うのと同じ位ふんだんに昆布が入っており、ヌルヌル感も素晴らしい。これなら京都まで買いに行く必要は無いと思う。大満足。

Amazonから「おじいさん先生」のDVDボックスが届いており、早速見る。「合コンだよおじいさん先生」で、おじいさん先生がパバロッティ見たいに歌うところが、何度見ても笑える。

2007年12月20日 (木)

友里氏に評論家としての素養があるのだろうか?

腰痛で「再起不能」かと思いましたが、土俵際で踏み止まった様です。

まだパソコンで長文を打ち込むのが辛いので、後日になりますが、「友里氏には、寿司屋の評論が出来る程の素養が無いのでは?」との「問題提起」をしたいと思います。

彼はもう逃げてしまったので、どうでも良いのですが、やはり、きっちり書いておくべきだと思っています。

喜八

2007/12/20

昨日、ふと腰を捻り、ぎっくり腰の一歩手前に。死にそうになるも、何とか堪えて、本日夕刻御茶ノ水の鍼灸治療院に。やっぱ、鍼は効くわ。

久いちの牡蠣が食したくなるも、何度か電話しても、通話中。思案し、「牡蠣繋がり」で一番近い喜八に向かう。

牡蠣、平目昆布〆、細魚昆布〆、子持ち昆布をつまみで。

小肌、細魚昆布〆、細魚、鯵、赤貝、牡蠣、等々を握りで。今日は、細魚の昆布〆が心に沁みた。牡蠣の握りも、美味し。赤貝の紐を巻いて頂く。何時もは紐も握りで出て来るので、「なして?」と心の中で訝しがっていると、先日伺って酔っ払った時に「赤貝の紐は巻くに限る」見たいな事をほざいてしまったらしい。「尊敬する喜八のご主人に何て事を」と恥じ入ったが、言ってしまった物は仕方が無い。恐縮して頂くが、これはこれで格別かと。

適度に酔っ払い、お会計を。16000円位であったか?

半自動運転で、ぽっぽっ屋に。

更に電器屋に寄り、ソニーの新型のメモリーオーディオを購入する。帰宅後、試すも、以前の単純な物より、かえって使い勝手が悪くなったと思う。駄目な時は、何をやっても駄目な様である。

2007年12月17日 (月)

喜八

2007/12/17

青空に電話するも、満席との事。日本橋高島屋に行き、ゴヤールで頼んでいた品を受け取り、村上重で千枚漬を買う。

さて、どうした物かと考えた挙句、昨日の久いちの「牡蠣繋がり」で、喜八へ向かう。

牡蠣、甘鯛、平目、下足、甘鯛のお頭をつまみで。厚めに切って頂いた甘鯛の食感が心地良い。

握りは、小肌、活け鯵、牡蠣、甘鯛、赤貝、等々を。小肌はこちらの煮切りに非常にマッチし、美味い。活け鯵の食感は絶妙。牡蠣は舌に若干の甘さが残るのが特長だが、やはり美味い。赤貝も相変わらず。

お会計は、18000円なり。

余り飲んでいないが、結構酔っ払う。例によって、ぽっぽっ屋へ。刻みニンニクを入れ過ぎたのか、胃が刺激でシクシクする。

セリーD4をふかし、帰宅する。

2007年12月16日 (日)

久いち

2007/12/16

夕刻、久々に久いちに。

烏賊の塩辛、唐墨、煮浸しの牡蠣をつまみで。煮浸しの牡蠣は「初めてやってみた」との事だが、蛤の出汁の味も感じられ、美味。味の傾向は違うが、青木、喜八の牡蠣と同様、楽しみが増えた。

握りは、平目、昆布〆、小肌(2日寝かせ)、小肌(当日物)、鯖、鰤、イクラ、煮浸しの牡蠣、等々を。平目は適度な食感が心地良い。小肌は2日物と当日物の漬かり具合の対比が勉強になる。イクラはこの時季だが、まだ皮が堅くなっておらず、美味い。煮浸しの牡蠣は2通りの食し方で。個人的にはリクエストしなかったが、塩でも美味いと思う。牡蠣は食べ尽くす。

酒を飲み過ぎて、即効で出来上がる。お会計は、15000円なり。

店を出て、自動運転モードで、何故か千代乃屋に。秋刀魚干し、クサヤ、かしらの葱味噌和えを頼む。秋刀魚干しは期待した物とは違ったが、これはこれで。クサヤは先日の物より、パリッと焼けていて、美味。酔っ払っていたので、都合3度お代わりをする。
焼酎を何杯か飲み、3千数百円なり。

止せば良いのに、よろゐ屋でつけ麺を。

何故かドーナッツを食したくなり、ミスタードーナッツで大量に購入し、帰宅する。

2007年12月14日 (金)

都寿司(東日本橋)

2007/12/14

2人で、久々に都寿司に。

お通しは、餡のかかった鱈子の出汁醤油。塩梅が良い。鮟肝に適度に味を染み込ませた物も美味い。

握りは、鯛、平目、鯵、小肌、赤貝、鰤、ヅケ、等々を。鯛、平目は、食感が絶妙。良い感じで寝かせている。鯵、小肌は、非常に美味い。こちらは、特に白身と光物の扱いが素晴らしいとしか言い様が無い。

色々、何気にお代わりをする。バラちらしを2つ、お土産に貰う。

お会計は、38000円なり。非常に満足。

結構酔っ払い、小伝馬町まで歩き、ぽっぽっ屋に。吐きそうになりながら、帰宅する。

バラちらしは、ネタが細かめに切られて混ぜられている。スッキリと爽やかな感じで、これはこれで美味だった。

友里征耶社長様からのご回答(3)

どうも、ストーカーで、オタクで、キチガイのずこです。

友里社長様・・・と言うか、バカ殿はご乱心されたようです。

何を血迷ったか、一日二度目の緊急コメント。しかも、中身が無い。

「いつでも反論その他を受け入れ、議論する覚悟を持っております」等と調子の良い事を書きながら、形勢が不利になると「粘着質だけではなく妄想癖もあるみたいで今後は触らないことにします」と、薄汚い捨て台詞を吐いて逃げ出すのが精一杯の様ですね。

更に、「投げつける(叩きつける)、生アワビや関サバを使っている、と問題提起したまで」との事。何時から「関アジ」が「関サバ」に変わったの? アジとサバの区別すら出来ないほど、慌てふためいている様(笑)が分かります。あと、平目も単なる生では無く、塩で軽く〆て「一仕事」しているのが、分からない様ですね。友里社長様、落ち着いてくださいね。

辛口評論家の生命を絶たれた、父っちゃんボウヤは、悲惨ですね。

結局、江戸前をどこで学んだか、謎の中。まさか、「教科書」ですか?? 旬を過ぎた、似非辛口評論家さん。

(追記)
「辛口評論家の生命を断たれたと勝手に言われておりますが、今日からまたいつものスタンスで始めさせていただきたいと思います」
との厚顔無恥振りには、恐れ入りました。
今後暫くは、ミシュランの★獲得レストランに、「辛口評論」との名目で「不毛な戯言」を撒き散らして行くのでしょうが、それがそんなに楽しいのでしょうか? 哀れな人だ・・・。

(追記2)
「ずこ」さんにはどうか、自暴自棄にならず暴飲暴食を控えていただき、自身のご病気の療養に専念していただければと思っております。酒類やカロリーの過多が一番悪いとされてるわけですから、くれぐれもご自愛ください。

と、他人の病気すらも揶揄の対象とする友里社長様の神経を疑う。私は、糖尿病「疑い」だから、まあ気にしないけど、糖尿病で苦しんでいる人間までも貶める真似をするとは、差別意識の酷い人ですね。この様な人物が会社社長をやっていて良いのだろうか? 激しく疑問である。

友里征耶社長様からのご回答(2)

あら、今朝アップしていたのね。

「辛口評論家」の反論がこれかよ。

結局、友里社長様の江戸前の「根拠」は出て来ませんでしたね。友里社長様は何か勘違いされているようですね。私は「一素人」で、「流れの寿司好き」に過ぎません。また、「己の味覚が鋭い」等と勘違いする何処かの辛口評論家ほど、愚かではありません。その素人のブログに噛み付いて来て置きながら、「被害者ヅラ」するのはどうかと思うよ。

「勝手な勝利宣言」って、何の事だろう。是非説明して欲しいなぁ。

素人の「オタク」より、寿司を知らない「辛口評論家」は問題だと思う。この程度のレベルの人が、まさに「言った者勝ち」している訳ですから、彼に絡まれたお店は、まさに災難としか言い様が無いと思う。他の料理についても、多分同じなんだろうなぁ。

どうでも良いけど、友里社長様がこちらの質問には答えませんが、指摘している以下の件について、お答えします。

・気候によって、体調によって塩加減の違いや感じ方を楽しんでいると言っていますが、どこかの本の受け売りか。
 これこそ、「定説」(笑)です。じゃなくて、経験で分かるものです。友里社長様はお解かりになっていない様ですが。
・西麻布の青木で食べた後、「もつ鍋」を一人で4人前食べますか。過食どころか、無茶苦茶な嗜好です
 悪かったな。酔っ払うと、壊れて、脂っこい物食いたくなるのだよ。余計なお世話だ。
・店での振る舞いを見たことあるのでしょうか。だいたい「鎌寿司」での異質な一人客を私と間違えたくらいですから、勝手に妄想しているのでしょう。
 それは、お互い様ですが、「愛想の無いシェフ」の件は、ブログで叩くより、直接言えば良いだろ?
・ほとんど一人で同じ寿司屋へ連日通う姿から、家族の匂いどころか友達の匂いも感じません。まして、女性の影はまったく見えない。
 これも、お互い様だろ(笑)。
・店や料理人はもう子供ではなく立派な社会人。
 友里社長様は、会社で社会人の部下を育成しないのですか? 何か気に入らない事があると、ブログで刺すの??
・もう一つ彼がスルーしているのが「舌の麻痺」。
 揚げ足取るなよ。あなたお得意の言い訳だが、あのヅケで「漬け込み過ぎ」と言うのは、寿司屋経験の貧弱さを物語っていると思う。からくのヅケ等、「上には上がいるのを知らないのか?」と言いたかっただけだよ。
・そのかわりでっち上げは忘れない。嘘を書くなと題して「鎌寿司」には鮑は蒸しもある、鰺も関アジだはなく真鰺もあったとありますが、それはその日あっただけではないですか。
 ネタが無い日もあるのだから、それで断ずるのは「リサーチ不足」だと言っている。グルメ評論家がそれで良いのですね?
・だいたい、アワビなんて生で食べてどこが美味しいのか。生で食べた方が美味しい場合は生で提供する江戸前があると言っていますが、鮨屋はその違いをどう判断するのか。肝心なところが書かれていない。詭弁ですね。こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです。
 友里社長様は、辛口評論家として、こんなこと言い放って良いのでしょうか? 自分の経験不足で逆ギレですか?勉強して下さいね。
・店と仲良くしても結構、それをブログに公開しても結構。
 はぁ。何のことやら。「からく時代から好きだった職人さんが、一国一条の主になったので、応援したかった」のと「西麻布の青木開店の最初の一週間に通った事」を指していますか?何が問題か分からないなぁ。
・しかし人に噛みつくなら、「もう逃げます」とか「訴えるな」とか逃げ道をつくるようなことはしない方がいいでしょう。みっともない。
 私としては、わざわざ遜って、寿司を知らない辛口評論家に逃げ道を作ってあげたつもりでしたが、うまく無かったですかね?
・蛇みたいに執念深いので驚きました。
 それは、あなたもでしょう?
・でもストーカーのようなメール攻撃はしないでくださいね。
 いつ、そんなことをしましたっけ?ストーカーメールを最初に送って来た友里社長様。
・ヨイショ以外のコメントを受け付けない狭量なら、コメント欄なんか作らなければいいのではないでしょうか。
 ああ、それで「狭量」な友里社長様は、ご自身のブログにコメント欄を作らないのですね。なるほど。
・自分の価値を落としてしまいますよ。焦っているようですが冷静な対応を希望します。
 その「価値の無い」私より、価値の無い「辛口評論」を撒き散らしている友里社長様もお気を付け下さい。寿司に関しては、全然経験が不足している事がばれてしまいましたし。こんな人間にどうこう言われたら、しみづのご主人も怒るよね。普通。

「この手の人は痛いところはスルーして言いたいところだけ言い放ち、あとは勝手に勝利宣言して『さよなら』ですから大人げない」って、どっちが?? 「殿、ご乱心ですか?!」。

結局、「寿司知らず」に対する反論は無かったと言う事で。他の料理についても、推して知るべし・・・と言ったところか。

(追記)
コメント欄に書き込みで、「もしや?」と様子を見て公開していない物があるのだが、キーワード、論旨的に、今朝アップされた友里社長様のご回答と被る物が少なくないのは、何故だろう??
今は公開しているが、友里社長様がご執筆中は、見えるはずが無かったコメントなのだが。

1.誰でも思いつく反論しか書けない辛口評論家であった。
2.まさか・・・。

うーん・・・。

友里征耶さんからのご連絡(3)

友里社長様から、返信がありました。

ずこ 様

鎌寿司のネタの件などは今日のブログで書きます。
寿司屋への訪問歴についても、回数だけが問題ではないことを書いていますので、それを読んでください。

さよならと言っているようですが、なぜメール出すんでしょうか。
私のブログ更新を見て、前言を翻しまた反論を書くんでしょうかね。

友里征耶

私は、下記の通りメールをしました。

友里社長様

ご返信ありがとうございます。

誤解の無い様申し上げておきますが、私は寿司屋への訪問回数をお伺いしている訳ではございません。「惰性」で通っても仕方が無いからです。そんな事は誰でもわかりますので、わざわざ辛口評論家のお手を煩わしたくありません。
私がお尋ねしているのは、友里社長様が「江戸前」と判断なさる基準をどこの寿司屋で学んだのか、そのご経験を知りたいのです。
江戸前の老舗と言われる店で、食べ込んでいる私に「江戸前に興味が無い」と仰るくらいですから。ネタが入れ替わる四季を通じて、どの様な仕事をどこで堪能されたのか、ご教授下さい。

また書くかどうかは、友里社長様次第です。最初に「私はブロガー、ライターとしてあくまで公開で意見交換し、最終的には読者の判断にゆだねる主義であります」、「最後に。私は辛口評価した店に対して、問題提起したつもりはない、回答も必要ないなど「へタレ」な言い訳はしません。いつでも反論その他を受け入れ、議論する覚悟を持っております。家族に危害を与えるといった脅迫にも屈しないスタンスでありますので、その辺をよくご理解いただきたいと思います」と決意を述べられたのは友里社長様ですよ。「いつでも反論その他を受け入れ、議論する覚悟」がおありではなかったのですか?

友里社長様の「反論」の論旨が、私のブログでまだ公開していない方々の「コメント」とダブるのは避けて頂ければと存じます。「辛口評論家」の反論が、そこら辺の無名の人間の匿名投稿とダブったら「恥」ですので、「斬新な切り口」でお願いします。

今後、そのコメントを引用して、友里社長様への追加の問題提起をしたいと存じます。

ずこ

なお、私も何時までも長引かせるのは不毛と思っていますので、一言「鎌寿司を喧嘩のだしに使って悪かった」と友里社長様がご自身のブログで改心されるなら、手を引くつもりです。

2007年12月13日 (木)

千代乃屋

都内某所のお店で、忘年会を。

特徴の無い食い物と飲み放題の組み合わせは時間の無駄に思われ、余り好きではないのだが、今日は結構ためになる会話が出来た。会話をしていると喉が渇き、安いワインでもガンガン入る。

早く切り上げようと思っていたが、最後まで飲み続け、のっけから自動運転モードに。

理由は分からないが、何故か頭の中にクサヤが浮かんだらしく、浅草の千代乃屋に。

クサヤ、メザシ、煮込み、山芋、かしらの葱味噌和え、等を食す。焼き台の火力が弱かったのか、今一クサヤがパリッと焼けていない。お陰で、背骨の一部が食べられず。秋刀魚干しもあったが、流石に限界で、店を後にする。3800円位なり。

その後、某所に向かう。

友里征耶さん、責任のある回答をお願いします。

コメント欄の「外野」が五月蝿いので、下のメールを、友里氏に送りました。

友里社長様

せめて、あなたの江戸前寿司のバックボーンについて、ご説明下さい。
どこの寿司屋にどれ位通ったと言う、ここ3年位の情報で結構です。

また、鎌寿司のネタ揃えの件、明らかにリサーチ不足ですが、責任のある回答をお願いします。

ご回答が出来ないと言うのであれば、ダンマリでも結構ですよ。

ずこ

彼の「江戸前」の根拠について、どの店にどれだけ通って得た物なのか、はっきりさせたいと思います。また、グルメライターとして、致命的なリサーチ不足の件も併せて。

2007年12月12日 (水)

さようなら、友里征耶さん

どうも、「異質」で「江戸前に拘りの無い」ずこです。

私は、今回の友里氏の鎌寿司に対する記述や、その後のご回答を読んで、ある思いが沸き起こって来た。「彼には、大きな欠陥がある」と。以下、彼に対する「問題提起」(笑)をして行きたい。

まず江戸前についてだが、私は、喜寿司や美家古で修行をした纏の故遠藤明さんに学んだ。この店に年間を通じて数限り無く通ったので、江戸前寿司の何たるかは身に染み込んでいる。友里氏が私の事を「江戸前仕事にご興味がない、好きではないようです」と断じているのは、全くの的外れである。逆に、友里氏の様な生半可な人間より余程理解しているつもりである。友里氏の「江戸前のご経験」を参考までにご披露願いたいくらいだ。
それはさておき、友里氏の「江戸前とは何か?」と言う定義は、支離滅裂である。「熟成」が江戸前なのかも甚だしく疑問だが、ネタには江戸前の仕事と言っておきながら、シャリは「鮨通では口に含むとほろほろとほどける柔らかい握りが最高とする風潮があります」等と、唐突に話が飛躍する。そうまで、「江戸前云々」と言うなら、シャリが「お握り」の様なでかい物を「正統」と持ち上げるべきではあるまいか?脱線したが、彼の言う江戸前は良く分からない。

「江戸前の定義」を語っても不毛なので、まず第一の友里氏の「欠陥」に付いて論じる。彼は江戸前について根拠の無い凝り固まった妄想を抱いている。東京にも多くの江戸前寿司屋が犇いているが、大切なのは「何が江戸前か?」よりも、それら店の持つ「多様性」、「個性」を理解し、上手く活用する事だと私は思っている。私は気になる店があると、3日も4日も連続して通うことが多い。食べ込んで行って、その店の特長、個性をマッピングするのである。そうして理解し、季節や、その日の体調、気分に応じて、店を使い分けるのが、私のやり方である。
例えば、夏に日中かなり汗をかいた時などは、その日の夜は、塩気の強い小肌や甘味の強い玉子焼きのある店をチョイスすると、舌に拡がる塩加減等が堪らなく美味く感じたりするのである。
また、連日寿司屋に行くことが多いので、友里氏の推薦し、且つ、私も美味いと思っている青空であっても、続くと舌飽きしてくるので、色んな個性の寿司屋から、選択し、店を使いこなす訳である。

私が、友里氏を「寿司を知らない。まだまだ」と断ずるのは、ここにある。彼は他人からは決して理解不能な「心の中の江戸前寿司」と言う幻想を持っており、それから外れた物をバッサリ切っているだけだと思う。だったら、彼の気に入るほんの僅かな寿司屋にだけ行っていれば良い。多様性や個性を理解し、店を上手く活用する事を覚えれば、もっと楽しい寿司ライフを送れるはずである。
例えば小肌一つをとっても、「浅く〆た物」、「浅く〆て、更に昆布で〆た物」、「しっかり〆た物」、「しっかり〆て、数日寝かせた物」、等々、どれが「正統な江戸前」と言う議論は空しい。鯵にしても、「小鯵を〆た物」、「〆た物を更に昆布〆にした物」、「生の鯵」、「生だけど厳選した物」、「生の関鯵・岬鯵」、「昆布〆にした関鯵・岬鯵」、「根付きの鯵」、等々、枚挙に暇が無いが、これも気分に応じて、食べたい物(店)を選択すれば良いだけの話ではあるまいか?

次の「欠陥」は、友里氏が、「店とコミュニケーションが出来ない」事である。鎌寿司でもそうであったが、「投げる」のが嫌であれば、「普通に置いて下さい」と言えば済む話ではあるまいか?それが出来ず、後からブログで揶揄するのは何故なのだろうか??「愛想の無いシェフ」にも毒づいていたが、その場で直接言えば良いと思う。どうせそんな店は再訪しないのだから、「出入り禁止」になっても、痛くも痒くもないと思うのだが。
この事は、一つ目の欠陥とシンクロするのだが、例えば鎌寿司の「半生の海老」の件でも、ちゃんと「これはちょっと好きではないが」と意思表示すれば、あの親父の事だから「旦那、気に入らなかったか?俺美味いと思って最近やり始めたんだよ。じゃあ、しっかり茹でるか、甘酢に漬込んだやつがあるから食ってみるか?」って言うと思うよ。自分の好みや考えを、ご主人に伝えるのは重要な事ではありませんか?折角金を払って食事をするのですから、コミュニケーションを十分に取って、自分に心地良い環境を構築していく方が、より得策ではないだろうか??

第三の「欠陥」は、友里氏が、店や職人を育てる気が全く無い事である。かく言う私も、30代の頃までは、「流れの寿司好き」として、常連として扱われる事も嫌だったし、少しでも疑問のある仕事をされるとその店には行くのを止めたりしていた。
しかし最近は、かなり変わって来た。常連として扱われる事を嫌うのは相変わらずだが、店のために自分が何が出来るかを考え始めた。友里氏から批判されている青木や野じまの件もそうだが、青木のご主人には、これまで普通江戸前では使わない西の方の白身や珍味等、色々美味しい物を教えて頂き、数限り無い感動を与えて頂いた。勿論その対価は払っているので「対等」のはずだが、何時の頃か、感動に対するご恩返しをしたいと思う様になって来た。西麻布の支店が出来ると伺った時、失礼ながら二番手、三番手の職人さんの握りを殆ど口にした事が無かったので、正直不安だった。
西麻布支店が開店してから、一週間の内、定休日と聞いていた月曜以外、6日通った。私一人通っても意味が無い事は分かっていたが、今までのご恩返しを少しは出来たのではないかと、自己満足している。
私の話が長くなったが、友里氏は、とある会社の世襲社長と聞いています。年齢も50数歳らしいではないですか。そう言う立場の方であれば、資産的にもゆとりがあるはずだし、そろそろ、「店を育てる」、「職人を育てる」と言う要素を持ち始めても良いのではないでしょうか?
チンピラみたいに、店を通り魔的に襲ったり、闇討ちする様な真似を何時まで続けるのでしょうか?「辛口評論」等と、自分で自己陶酔している場合でしょうか?「社長で50数歳」にしては、余りにも幼稚ではないでしょうか?もっとしっかりした方が良いよ。
本当に。今のままでは、喩えて言うなら「父っちゃんボウヤ」ってところですよ。富も地位もある方なのですから、一日も早く「父っちゃんボウヤ」を卒業する事を、影ながら願っております。

古川氏が裁判を起したのも、普通に生活していれば、有り得ない事ですよね? 主張はともかくとして、これは何らかのメッセージとして受け取り、考え方を正す良い機会として捉えたら如何でしょうか。余計なお世話ですが、傍から見ていて非常に心配でもあります。

またまた、脱線しましたが、以下の3点に気をつけると、より良い外食ライフが過ごせるのではないでしょうか?

・店の多様性、個性を理解し、TPOにあわせて上手く活用する。
・店と良くコミュニケーションを取る。
・店や職人を育てると言う「心構え」を持つ。

私は、毛唐の料理(笑)はよう食わんので、分かりませんが、上記の事柄は寿司屋以外でも当てはまります。寿司が「この様」なので、他の料理屋に関する友里氏のコメントが的外れではないかと、ちょっと心配です。

最後に「叩かれても辛口、スタンス不変で言わずにゃいられぬ」と庶民側に軸足置いたスタンスを取られていますが、「実は社長で大金持ち」と言う情報もブログの読者から届いています。本当だとしたら、金持ちが、1万、2万の料理でゴチャゴチャ言うのも大人気ないですし、庶民の立場に立つのも、友里氏が弾劾している「偽装」の一種なのではないのでしょうか??

私は、言いたいことは言いましたので、後は逃げます(笑)。名誉毀損で訴えないで下さいね。

友里征耶さん、嘘を書いて良いのでしょうか?

ベロベロに酔っ払っているので、本題に行く前に、枝葉末節から。

幾ら素人のグルメ評論でも、嘘を書いたら不味いのではないのだろうか?

友里氏は、鎌寿司で以下の反論をして来ています。

生アワビは江戸前なら仕事して酒蒸しで用意してよ、という意味なんですけどまたまたご理解いただけませんでした。
海老はしっかり茹でた方が旨みがでる。アナゴも美登利寿司のような美しくない握りは好みでない。だいたい秋から冬は旬の時期ではないはず。
関アジ、一時ブームになりましたが今はどうでしょうか。江戸前では普通関アジ、関サバは使用しません。

あのう、鎌寿司にも蒸鮑がちゃんと有って、現に今日食べて来ました。ハイ。で、ちなみに「江戸前」でも生で食べた方が美味しい鮑は、生で供されます。これ、常識です。友里氏は、生でも柔らかく美味い鮑を食べた事が無いのでしょうね。
海老は、私が指摘しているのにまるで理解していませんが、古い江戸前の仕事である甘酢漬があり、勿論今日食べました。で、半生の海老ですが「美味いかなぁと思って、最近始めたんだよ」との事。穴子は、だったら、頼まなきゃ良いだけでは??
関鯵の話は後で書くとして、「関鯵しか無い」と嘘を書くのは如何な物か?? 今日、普通の真鯵も食べました。

まあ、これは「枝葉」ですから、どうでも良いですが。ねえ、友里さん(笑)。

ご主人「俺は適当」が口癖ですから、ネタが無い時も少なくないですけどね。しかし、余りにも、リサーチ不足ではありませんか??

鎌寿司

2007/12/12

久々の鎌寿司に。

つまみで、数の子、烏賊の海栗和え、ヅケの切れ端、蒸鮑を。

握りは、中トロのヅケ、小肌、鯵昆布〆、関鯵昆布〆、海老の甘酢漬、赤貝、等々を。中トロのヅケは噛み締めると美味い。小肌は適度な〆加減で噛み締めると曰く言い難く、美味。鯵は、普通の真鯵と関鯵を両方貰う。結構寝かせた真鯵の味わいが玄妙。海老の甘酢漬は相変わらず美味い。赤貝は本当のゆり上物。繊細な歯応えと、香りが素晴らしい。干瓢巻も、半分貰う。

お会計は、17000円なり。

津軽煮干ラーメンを食して、帰宅する。

友里征耶さんからのご回答

どうも、「異質」「江戸前に拘りの無い」ずこです。

やはり、読んで見て、全く得る物がありませんでした。
カビの生えた古臭い話や、誰でも知っている話を、さも自分が発見・考えた様に得々として語られると、この方の薄っぺらさが改めて確認出来た次第です。やはりこの人は、寿司を知らないなぁ。

「辛口評論」とか自分で言って自己陶酔している様ですが、その足元から崩して差し上げようと思います。この方には、少なくとも2つの「大きな欠陥」があります。前回は「問題を指摘した」だけですが、次回は「問題提起」(笑)させて頂きます。

今回は、「彼の好きな寿司屋「鎌寿司」に対して、すべて肯定的に評価しなかったことで気を悪くされたのが発端だと考えます」と友里氏が書いている「発端」について、私の考えを書きます。
人の味覚は多種多様なので、その人がどう思おうが勝手だと考えます。しかし今回敢えて「絡んだ」のは、友里氏の以下の記述が気に入らなかったからです。

本人はいっぱしの食通のつもりでいるJ.C.オカザワ。そのJCが友里に勧めた寿司屋が田原町の「鎌寿司」。

友里氏が誰と喧嘩をしようが、知った事ではない。が、「味覚音痴と批判している相手が薦めた店」として行くという事は、「初めから批判が目当て」ではなかったのかと、私は感じました。「そんな事に鎌寿司を巻き込まないでくれよ!」と非常に不愉快になった。そんな目的で店に行って楽しいのかなぁ。この方も、かなり「異質」では無いでしょうか?

また、この方の「反論」は、「薄っぺらい」と書きましたが、その点は次回に譲ります。私の考え方を書きましょう。

でも、色々揶揄されましたが、少しも腹が立ちません。それより、友里氏が「哀れ」に思えてなりません。「お殿様」だから、これで良いのかなぁ??

また、友里さん関連の記述を纏めて読みたい方は、カテゴリーの「寿司与太話」をクリックして下さい。

あ、そうそう。

その後「ずこの館」では防衛策と考えたのか、やり取りしたメールをあわてて公開しているようなので、合わせてお読みいただければ幸いです。

等と、彼は、気の狂った様な事を書いていますが、メールが来たのに気付いたら、それへの私の返信を併せて、ほぼリアルタイムでアップしましたので、「やり取りしたメールをあわてて公開している」と言う考えが何処から湧いて来るのか、謎です。

(追記)
「野じまの主人からワインをもらったことをブログで公開して、果たして公平な鮨屋評価ができるでしょうか。その辺も含めてご回答させていただきます。」との事だったが、含まれて無かったよなぁ。楽しみにしていたのに。メールで可哀想なので指摘して差し上げたのですが、彼に書かせてから「カウンター」をかませた方が、「彼の卑しい考え方」がより浮き彫りになって良かったかなぁ(笑)。

2007年12月11日 (火)

野じま

2007/12/11

久々に、野じまに。

今日は、接待だったので、お好みではなく、お任せでお願いする。

鱈子を出汁に浸した物がお通しで。やはり当初の物より良い塩梅になって来ている様だ。美味い。

キスの昆布〆、鯛の胡麻醤油、ヅケの定番3種の握りから。やはりこの3種は、時折無性に食したくなる。普段は食さぬ大トロ等も頂く。

焼酎ロックをガンガン行き過ぎて、完全に酔っ払う。

お会計は、覚えておらず。

店を出て、もつ鍋屋に向かうも、何と満席なり。やるなぁ。

たまに伺う西麻布のバーに電話するも、何故か臨時休業との事で、そこの経営者がやっている燻に向かう。赤ワイン(ニュイサンジョルジュだったか?)を頂くも、既に泥酔状態だったため、何を食したかは、忘却の彼方。

当然、お会計も覚えておらず。誰か酔っている時、「私を止めてくれる人」が居ない物か・・・。

その後、某所に転がり込む。

2007年12月10日 (月)

友里征耶さんからのご連絡(2)

メールの返信が、早速来ました。

ずこ 様
早速のお返事ありがとうございます。

> 私に批判された事に反応しているようですが、あなたに批判された店にもファンが居り、
> どう言う気持ちになるかをあなたに感じ取って貰えれば、私の目的は達します。

批判に反応したというより、問題や疑問を提起していただいたのでブログ上で公にし、意見交換させていただくだけです。この姿勢は昔からスタンス変わりません。
公に議論せず、ネガティヴな意見を言われただけで訴訟する人がいますが、私はブロガー、ライターとしてあくまで公開で意見交換し、最終的には読者の判断にゆだねる主義であります。

貴殿も私の事を取り上げていただいたからには、私のブログ、コラムでそのスタンスを充分ご承知だと考えます。

あの内容で、問題提起も回答も希望していないと言われても、それならなぜ題材に挙げたのか。言いっぱなしで友里批判して目立っただけで逃げ切るつもりだたっとは言えないでしょう。

私が辛口評価した店でもファンがいらっしゃるのは百も承知です。
しかし、ヨイショや宣伝記事に釣られて苦い思いをした一見客も多いというのをご理解いただきたいです。
民主主義ですから、いろいろな見方、意見を参考に、一般客が判断することが必要です。

野じまの主人からワインをもらったことをブログで公開して、果たして公平な鮨屋評価ができるでしょうか。

その辺も含めてご回答させていただきます。

最後に。私は辛口評価した店に対して、問題提起したつもりはない、回答も必要ないなど「へタレ」な言い訳はしません。
いつでも反論その他を受け入れ、議論する覚悟を持っております。
家族に危害を与えるといった脅迫にも屈しないスタンスでありますので、その辺をよくご理解いただきたいと思います。

このメールのやりとりも公開していただいて構いません。
何なら私が公開させていただいても結構です。

では。

友里征耶

私は、以下のメールを返しました。

友李様(追記:←まずい、誤字だ)

わざわざご返答頂き、重ねて恐縮致します。

しかし、今回ご指摘の野じまさんからのワインの話も、完全に曲解していますよ。最初に伺った時、開店祝いを兼ねて、飲食代は30000円でしたが、100000円置きました。私の払ったご祝儀から「お祝い返し」として野じまのご主人は恐らく30000円程度のワインを買って来ました。
だから、私は「お祝い返しなぞに感けている暇があるのか?」と不満を漏らしたのです。何か間違っていますか?
友里様の事ですから「常連振って店の主人からワインを特別扱いで貰ったと自慢している」と邪推されているのでしょうね。

友里様の寿司に関する記述、ご経験を拝見した限りでは、失礼ながらまだまだの印象を受けますので、私がお相手をする必要は無いと考えます。得る物が無いですし。

友里様の世界に土足で踏み込んでしまった事につきましては、重ねてお詫び申し上げます。
それでは、ご自愛下さいませ。

ずこ

どうせ見るべき物は無いと思われますので、静観しよっと。

友里征耶さんからのご連絡

信じ難い事に、友里征耶さんご本人からご連絡があった。

ずこ 様
初めてお便りさせていただきます。

貴ブログで友里を取り上げていただいたと読者から聞きまして早速閲覧させていただきました。
マイナーな友里を取り上げていただきまして有難うございます。

私は鮨を究めているとか非常に詳しいとは思っておりませんが、寿司を良く知らないとも思っておりません。
稚拙な文章だったので行間から私の言いたい事をご理解いただけなかったことが残念です。
そこで、近いうちに拙ブログで、ずこ様の問題提起につきまして回答させていただきたいと思います。

以上とりあえずご報告させていただきます。

友里征耶 拝

との事です。私は下記の返信をした。

友里様

はじめまして。

個人の日記の戯言がお気に触りましたら、お詫び致します。

私は「問題提起」などしたつもりはありません。回答も希望しておりません。

私に批判された事に反応しているようですが、あなたに批判された店にもファンが居り、どう言う気持ちになるかをあなたに感じ取って貰えれば、私の目的は達します。

他人の感想に横槍を入れた形になったのは、大変恐縮します。

ずこ

彼が「回答」とやらをする前に、当該記事を削除して、頬かむりをします(笑)。

2007年12月 9日 (日)

友里征耶と言う人

友里征耶と言う人のブログに、鎌寿司の事が出ていた。

寿司を良く知らない人の様なので、どうでも良いが、読んでいて非常に不愉快だった。まあ、こう言う「性癖」(?)の人なのでしょうね。

鎌寿司のコメントは、彼のブログで見て頂くとして、ちょっと読んだだけでも、意味不明な記述が満載でした。

>調味料疑惑
そりゃ、肝だけでなく、調味料使うよ。疑惑でも何でもなくて。見れば分かるのに、何を言いたいのだろうか?

>かなり漬け込んだヅケ
?? 特に脂の強めな中トロ以外は、そんなに漬込まないはず。味覚が麻痺してるの??
 
>煮ハマはアサリと見間違うほどの小ぶり。国産物だとのことですが、それでは他店の大きな煮ハマは海外産なのか。
本気で書いているなら、グルメ評論(罵詈雑言?)やめれば??

>真子ガレイのシコシコ感、アワビは生しかないなど私的には疑問のタネもありました
何が疑問か意味不明。書いてみたかったの??

>常連含めて誰にでも握りを投げつけます。投げつけても型崩れしない握りはもっと問題であります。
投げるのではなく、叩き付けるのです。握りに何か変な幻想をもっているのかなぁ? 私は鎌寿司の個性として、好ましい物と思っています。「もっと問題」って、何が問題なの??

>車海老の半生、美登利寿司を思い出すデカ過ぎの穴子、鰺ではなく関アジ、と疑問のタネも多かった
甘酢漬込みの海老食べてみなよ。今、穴子どうだろう? 良い時の鎌寿司の穴子を食して「デカ過ぎ」としか思わなかったら、問題だなぁ。「鰺ではなく関アジ」が何故疑問なの? ただ書いてみて、「薀蓄を持っている振り」がしたいのかなぁ??

>干瓢も味濃すぎ
それしか、感じられないのですね。

>ご近所限定でなんとか許容範囲に踏みとどまりました
寿司をろくに知らない人が、大きく出ましたね。

他人がどう思うかは、「他人の勝手」なのだが、余りの酷さに、つい書いてしまった。鎌寿司は、好きな店だけに、見過す事が出来ず。

ふと思い出したのだが、この人物と鎌寿司のカウンターで一緒になった事があるかも知れない。普段、酔っ払って記憶が飛ぶ事の方が多いのだが、「異質」な一人客だったので、印象に残っている。食べている内容が近いのだが、あの時、店内で言っていた事と、ブログで書いている事のギャップが凄まじく、人間不信に陥りそう・・・。人違いである事を祈る。

2007年12月 8日 (土)

喜寿司

2007/12/08

昨晩、新たに買ったイヤフォンを弄っていた。「コードが交換可能」との事で、「どれどれ」と試していると、確かに抜けた・・・内部の配線付きで・・・。「ぎょえええ」と思うも、やってしまった物は仕方が無い。本日、購入店に行き、「昨日買ったのだから、何とか・・・」と泣きを入れたら、何も言わず新品と交換してくれた。すまぬ。これから電化製品はこちらで買う事を決意する。

日比谷線に乗り、人形町に。

喜寿司に伺う。

お通しで、烏賊の塩辛が。器に付いた肝を見つめていると、職人さんが握り一個分のシャリをサッと出してくれた。ナイス! シャリで肝を拭い、食す。美味なり。

平目、鯛、赤貝、煮烏賊の下足をつまみで。今日は、平目の食感が私好み。

小肌、墨烏賊、平目、カジキ、赤身、等々を握りで。カジキは真カジキでは無かった様な。

店が込んで来たので、切り上げる。

今半で、東京Xの切り落としを3kg、すがやで富有柿、蜜柑を買い、帰宅する。

帰宅後、辛子高菜のパスタを作る。我ながら、上出来。昨日買って来た塩鮭の頭を焼いて、出汁を取る。豚骨スープと合わせて、一寸癖のあるラーメンスープにしても面白いかも知れない。これで三平汁を作ったら、美味いぞー。

2007年12月 7日 (金)

おけい寿し

2007/12/07

未だ眩暈が続くも、夕刻、有楽町に向かう。1年位使用していたイヤフォンのケーブルの付け根が、切れて来てしまった。シュアーの60000円以上した物なのだが、耐久性悪過ぎだと思う。物色し、またシュアーを買おうと思うも、結局ultimate earsと言う物にした。Triple.fi 10 Proと言う機種だが、約50000円した。「マジかよ」と思うも、「高い物は良い」と思ってしまう悲しい性だ。付け替えて聞いて見るが、音質は比較にならない程、シュアーの方が好み。新しいイヤフォンは、高音の具合は良いが、全体的に薄っぺらい。音が篭る感じで、切れが無い。イコライザーで弄れば、何とかなるかなぁ・・・。しかし、イヤフォンを変えると、これ迄聞いていた曲が、良かれ悪しかれ変わって聞こえるので、それはそれで新鮮さがあると思う。

青空に電話するが、「今日は一杯」との事。「気分は青空」になっていたので、修正を加えるのに思案する。「この気持ちを静めてくれるのは、大御所しかあるまい」と、酔っ払っておばちゃんにマウス・トゥー・マススのキスをしてしまい、暫く伺うのを回避していたおけいに電話する。幸い「出入り禁止」にはなっていなかった。

〆た鯵、小肌、海老、鯖をつまむ。小肌が抜群に美味く、心の中から、青空が消え去った。大御所の技は、やはり恐るべし。

握りは、小肌、鯵(生)、鯖、漬けハマ、等々を。小肌は美味いなぁ。「酸いも甘いも知り尽くした」と言う感じの(どう言う感じやねん!)懐の深い〆加減だと思う。漬けハマも相変わらず美味い。身肉が柔らかい蛤は大好物だが、こちらの噛み締めて味わう蛤も、格別だと思う。

お会計は、26000円なり。ちょっと、行っちゃったなぁ。

ぎりぎり日本橋高島屋の閉店時間に間に合いそうだったので、向かう。村上重に寄り、「店頭販売物」でも仕方が無いが、千枚漬を買おうと思うも、売り切れなり。ああ、樽から量り売りしてくれる、あのヌルヌルの千枚漬を食いたいなぁ・・・。12月中は樽持って東京に来ない様なので、京都に行くかなぁ。
他を見回し、辛子高菜と、鮭の頭を買った。辛子高菜は何となく、パスタに和えて食したくなった。鮭の頭は、炙って出汁を取ると美味いんだよなぁ。

やはり、川沿いで葉巻をふかし、帰宅する。

2007年12月 6日 (木)

青空

2007/12/06

昼過ぎから、激しい眩暈と、地面が浮く様な感覚を覚える。そろそろお迎えか??

体調最悪の中、夕刻、銀座へ。「最期の晩餐」になるのであれば、無理してでも、食える内に食って置かないと(笑)。

ほしなの前を通ると、明かりが漏れていたので、電話をして見る。男性が出て、「前の職人は11月半ばで辞めた。1月を目処に新しい職人で店を再開したいと思っている。詳しい事は分からないが、前の職人は同じ店名で、銀座で営業を再開していると聞いている」との事。

眩暈の中、青空に向かう。

お通しに菜の花。つまみで、白子、イクラを。前回もそうであったが、この菜の花のお通しが嬉しい。白子は相変わらずスッキリとして純粋なコクだけを後口に残す。イクラも相変わらず見事な味付け。皮が若干、当たって来たか?

握りは、白身、光物をお任せで。平目、小肌、細魚昆布〆、鯵、鯖、小鯛、等々を頂く。平目は絶妙な食感。小肌は大き目で〆加減がしっかりしていて、これはこれで大好物。細魚は例によって昆布の旨味とぬめりを適度に纏い、美味。鯵は幾分食感が違ったか? 鯖は絶妙な〆加減。非常に美味。小鯛はレアで柔らかく、シャリと共に消えて行く。一つ一つが大変良く考えられており、見事としか言い様が無い。

お会計は、24000円位であった様な気がする。非常に良い食後感で、店を後にする。純粋に握りだけを見ると、今一番好きな握りかも知れない。

酔っ払って麻痺しているとは言え、体調が良くない為、信じ難い事に何処にも寄らず、直帰する。川沿いで寝転がり、パルタガスのセリーD4をふかす。この葉巻、ドイツの業者から格安で仕入れたが、質の低い葉っぱを使ったフェイク品の様な気がしていた。が、酔っ払って吸うと、「吸えない事も無い」と思った。

(追記)
記憶が飛んでいたが、やはり浅草で、津軽煮干ラーメンを食していた様である(笑)。

2007年12月 4日 (火)

赤坂某店

超久々に赤坂の「超高級お好み食堂」に。

チーズを食すと、表面がカリッとしている。以前食していたのは単に暖めた物だったが、このやり方のほうが、格段に美味い。

「最高級の山葵が入った」との事で伺ったが、卸された物を味わって見ると、何か今一つの様な気がした。山葵巻を頂くが、こちらは山葵の風味が出ている。と言う事は。「卸し方」に問題がありそう。卸した山葵を日本酒に入れて飲んで見る。悪くは無い。

海栗の塩辛がを頂くが、良い海栗には決して存在しない酸味を感じ取った。一体、何だろう??

大間の鮪のトロのヅケ、クエ、穴子のたたきの3種の握りが出て来る。醤油は、燻製した醤油が供される。私は寿司においては、例えば「藁で炙った鰹」の様にスモーキーな風味を付けた物を好まない。「この醤油は付けたくないなぁ」と極力使わず、食す。どれも今一つで、自分で作った握りを思い起こす。シャリの上にネタが乗っかっていると言う感じ。ヅケはチルドにでもしていたのか、脂が堅く室温に馴染んでいない(笑)印象。クエは「30kg超」との事だが、身に脂の旨味も無く、まったりとした(笑)食感も無い。「寝かせ不足」かなぁ?これではクエを食す意味が全く無い。穴子は皮を取って、久いちの様な「洗い」にした方が良い。握りよりも、つまみで。また、燻製した醤油も、醤油自体の味に旨味が余り感じられない。恐らく大豆を搾った後の滓で作った醤油だと思うが、どうせやるなら、「ちゃんとした作り方」の醤油で試されて見ては如何な物か?

「良い上海蟹がある」との事で、紹興酒漬を頂く事にする。が、解凍物であった。悪くは無かったが、「何万も払う所」で堂々と「冷凍物」を出されると、一気に気持ちが萎える。

クエ鍋が出て来る。野菜に、何故かシラタキ、クエの切れ端が入っている感じ。どうせなら、唇や目玉の周りとか、ゼラチン質の美味い部位を入れて欲しかった。これじゃあ、クエの出汁はそんなに出ない気がする。雑炊にして貰ったが、案の定、凡庸。自分でも作れる感じかなぁ。

ボルチーニ茸入りのクリームリゾットを頼む。ここのリゾット物は美味いと思う。可能であれば、一度、作り方を見学したいなぁ。
「ブルゴーニュ物を飲みたい」と所望すると、ジュブレイシャンベルタンの1998年のプルミエクリュ物をグラスで出してくれた。フルーティーな香りに非常に満足する。
こんなワインをグラスで頂ければ、何も言う事は無い。

お会計は、33000円なり。無名の若い調理人が作った物がこの価格になるのだから、美味しい商売だと思う。

最初からワインを貰い、肉類を食して、リゾットで締めた方が、満足度は高かった・・・と後悔する。

肉は焼くだけだから、無難でもあるし・・・。魚の扱いは、青木や青空に通って、勉強する事を、強くお勧めしたい。もしくは、優秀な専門の職人を招くべきであろう。こちらは、産地に直接買い付けに行く戦略を取っているが、いくら「30kg超のクエ」でも供し方がこれでは、猫に小判ではなかろうか? 例えば、これを青木に任せれば、溜息が出る程の握りになって出て来る事は明白である。付け焼刃では、どうにもならないと思う。

2007年12月 3日 (月)

青空

2007/12/03

久々の青空へ。

初っ端から握りで。平目、小肌、細魚、鯵、鯖、等々を。平目は微妙な食感が心地良い。細魚は昆布〆。昆布の旨味と適度な滑りを纏い、美味。鯵は真鯵の生なのだが、蕩ける様な食感。「何じゃこりゃ~」と言う感じ。美味なり。鯖も〆加減が絶妙で、美味い。

途中、白子、イクラ、唐墨があるとの事で、頂く。白子は純粋なミルキーさが舌に広がって行く様で、見事と言うしか無い物。イクラは、イクラの持っているコクを純粋に味わえる最小限の味付け。美味いとしか言い様が無い。唐墨はセミドライタイプ。

つまみのイクラ、握りの鯵をお代わりして締める。

お会計は、24000円なり。この値段なら、かなり納得感が出て来たと思う。

ネタの一つ一つにご主人の考えが現れていると思う。青空の握りを漸く理解し出した。このご主人、この世代ではずば抜けていると思う。今まで料金について厳しい事を書いたが、味に関しては、素晴らしいと脱帽せざるを得ない。いや、本当に感動した。

今現在において、銀座で私が通うべき寿司屋としてお勧めするのは、青木、青空、ほしなであるが、中でも青空は、私のマイブームになりそうである。

満足はしたのだが、酔っ払って自動運転モードに。1Fの木屋で、かも汁うどんと蛤うどんを食す。向かいの画廊で、前から気になっていた画家の絵を買う。葉巻をふかし、某所に向かう。

(追記)
コメント欄でご指摘があった様に、ほしなは連絡が取れない状態であったが、店を閉めたのであろうか? 平日、営業時間に店の前を通った時も、電気が点いていなかったし・・・。残念な事である。

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