まず一つ私が間違えていた事がある。
鎌寿司の件は、私の考え違いだった様である。私は、友里氏が、「JCが友里に勧めた寿司屋」と言う事で、「初めから批判が目当て」で行ったと思い、非常に不愉快になったのだが、友里氏の元々の「スタンス」が山本氏や評価本で取り上げられた店に行って毒付くだけである事を過去ログに目を通して気付き、「ああ、こう言う人だったのか・・・」と納得した。腹を立てた私が馬鹿であった。
しかし、どう考えても、友里氏は、山本氏やミシュラン本等の「他人様の行い」にケチを付けるだけで、自ら何かを産み出す事が出来ない。例えて言うなら、「寄生虫が宿主に文句を垂れている」、「中年の引き篭もりが、年老いた母親に『食事が不味い』と毒付いている」様な感じで、「自分の足で立ってから、言って見ろ!」と感じるのは私だけではあるまい。友里氏の批判文章の読後感が悪いのも、その辺りに起因するのではあるまいか?
さて、前回、友里氏に「江戸前寿司のバックボーンについて、ご説明下さい」と依頼しましたが、「ブログに書いてあるので、敢えて説明はしない」旨のご連絡を頂きました。私も寿司関連についての過去ログは、ざっと目を通した上で「経験が足りない」と指摘しているのですが、以下、順を追ってざっくり見て行きたいと思う。(内容は当方で一部編集して抜粋しています)
[2003年]
2003年7月28日(月) 第71回 初訪問、「さわ田」(中野坂下)
・山本益博氏が不自然に宣伝していたので、胡散臭い店かと思いましたが、意外に真っ当な鮨屋。
2003年8月12日(火) 第86回 鮨屋のショーケースは絶滅するか
・マスコミで評価の高い比較的高めの鮨屋へ行ってみると、日本一の鮨屋と言われる「すきやばし 次郎」を筆頭に・・・
2003年9月3日(水) 第108回 鮨屋のタブーに挑戦 その1 なぜ明細書がでない?
・なぜ、鮨屋にだけ客はこうもへりくだらなければいけないのでしょうか。
2003年9月10日(水) 第115回 鮨屋のタブーに挑戦 その2 なぜ緊張感が必要か
・なぜ、鮨屋で緊張して客が食べなければいけないのだ。
2003年9月26日(金) 第131回 鮨屋のタブーに挑戦 その3 江戸前とはなんだ?
・鮨でいう「江戸前」とは何でしょうか。私ははっきりわかりません。
・私は「一仕事」したネタを使ったものを言うと思っていたのですが、「次郎」へ行ってわからなくなりました。
・誰が言い出したか、「日本一の鮨屋」といった称号が有名ですが、それは「江戸前鮨」の中で、という条件がついているはずです。
・「次郎」を「江戸前」と思っていない人はおそらく居ないでしょう。
・でも、ここは白身、特に「ヒラメ」などは、しめずに生で握ってきます。
・その方が良い、と本にもあるのですが、そうなると一仕事していません。
・東京以外の鮨屋でも「江戸前」と書いてある場合もあり、皆が気安く使っているこの「江戸前」の真の意味が非常に曖昧なのです。
・逆に言うと、「江戸前鮨」とは曖昧なもの、と考えてしまっていいということでしょうか。
2003年10月3日(金) 第135回 鮨屋のタブーに挑戦 その4 評価は修行年数よりネタの良し悪しだけで決まるのか
・過酷な修行や、長い年数を要しなくとも、ネタルートを確保し、原価率を上げて仕入れれば、皆から評価される鮨屋になる・・・。
2003年10月6日(月 第136回 初訪問、すきやばし 次郎(六本木ヒルズ)
・鮑ともう一つのネタでは「さわ田」の方が上だと感じました。
・私の人生経験で、最高額の客単価、(勿論「すきやばし 次郎」も含めて)となった次第です。
・「さわ田」は不便で予約が取りにくいし、それを考えると今後も利用できるかなと考えた私が馬鹿でした。
2003年12月1日(月) 第152回 緊張感は客にではなく料理人に必要だ!
・いつから、鮨屋の主人は客に緊張感を与えるような方向へ行ってしまったのでしょうか。
2003年12月7日(日) 第158回 鮨屋のタブーに挑戦 その5 有名高額店のネタに差はないのでは?
・「すきやばし 次郎 旬を握る」という本を前に読んだときに気がつきました。
・築地で仕入れる場合は、有名鮨屋は同じ中卸から仕入れているようです。しかも、同じ鮪を。
・でもそうなると、わざわざいやな思いをしてまで「次郎」へいく客が減るかもしれませんね。
・同じ質のネタを扱っている他店へ流れてしまうでしょう。
2003年12月28日(日) 第179回 最終的には安くはならない、「あら輝」
・山本益博氏が指導したと自慢していた「玉子焼き」は、日曜しかないとのこと。
・それなら偉そうに度々雑誌などで宣伝するなと私は山本氏に言いたい。そこに「特別待遇」の匂いを感じました。
[2004年]
2004年1月15日(木) 第184回 酒飲み用創作鮨、「すし処 たか」
・1時間で酒もそこそこに店を出なければならない「次郎」とは対極にあります。
2004年1月17日(土) 第186回 高いのに2回転する、銀座「小笹寿し」
・「次郎」のように、ヒラメなど白身を生で出すことはありません。
2004年1月29日(木) 第198回 料理人の勘違い その2 緊張感は誰に必要か
・店に入って凛とした印象を受けるのと、「次郎」へ入って緊張感を与えられるのはその意味が違います。
2004年2月7日(土) 第207回 料理人の勘違い その3 同じ名物オヤジでもこんなに印象が違うのか
・常連と一見を完全に区別、威圧する、傲岸不遜な態度をとる、などの手法でカリスマ性を上げ、集客をはかろうとする小野氏。
・しかし、たいして通いつめていないと思われる若いOL風には、鼻の下を伸ばして笑みを浮かべながら握る姿にダブルスタンダードを感じます。
2004年2月12日(木) 第212回 あの店は今・・・ その3 すきやばし 次郎
・せめてあと1万円安ければ、私もマスコミや料理評論家の「日本一」という賞賛に、わざわざクレームをつけないでリピートするかもしれません。
2004年3月11日(木) 第240回 鮨屋のタブーに挑戦 その6他店はなぜ「次郎」が日本一だという風評を黙認するのか
・恐らくこの店を真っ向批判したものは、拙著以外にないのではないでしょう。
2004年4月6日(火) 第266回 「次郎」の暖簾分けはまことにバラエティー
・豊洲店は確かに暖簾分けの店とのことでした。ご存知の方がいらっしゃったらお教えください。
2004年8月2日(月) 第384回 鮨屋とは思わないほうが無難、鮨 なかむら
・なんとこの「なかむら」の主人は鮨屋での修行歴がゼロ。ここを鮨屋として訪問してはいけない。
2004年9月21日(火) 第421回 隠れ家的なわりにまとも、鮨処 小笹
・ネタ質とコストを考えると充分満足できると考えます。
2004年10月22日(金) 第452回 もっと安かった、次郎 豊洲店
・街場の鮨屋をちょっとレベルアップした鮨屋。やはり鮨はタネの質が一番左右される食べ物だと再確認しました。
2004年11月23日(火) 第484回 高くてリピートは苦しい、鮨 かねさか
・鮨は技術よりタネ次第ということでしょう。
2004年12月14日(火) 第505回 久々に納得の店、すし泉
・六本木の「兼定」に続いて、友里が気に入る鮨屋の一つとなりました。
[2005年]
2005年3月16日(水) 第584回 立地と主人の第一印象で損をしている、真(鮨)
・ツマミで毛蟹(おいしいが)などを特注してしまうと2万円を超えるので注意が必要です。
2005年5月7日(土) 第636回 高額鮨屋の格差がなくなってきた?
・銀座の「小笹寿し」の鮨で気づいた事があります。他の高額店との違いを感じません。
2005年5月25日(水) 第654回 あの店は今・・・ 兼定
・私はこの店が現在東京で一番のお勧めです。
2005年6月23日(木) 第683回 一口に鮨(寿司)と言っても
・最近色々なスシ屋へ通う機会が増えるにつれて、「スシ」というもののつかみ所がないとうか、同じスシといっても千差万別であることがわかってきました。
・私は意識的に「鮨屋」と「寿司屋」を使い分けているつもりです。
・江戸前に拘っている店を「鮨」、新鮮ネタ志向や出前もする街場店、回転系を「寿司」と区別しています。
・唯一の例外は「小笹寿し」でしょう。この店の場合、自分で「鮨」の字を使っていません。
・「鮨と寿司」でまったく別物だと思います。
・大きく分けて3つ、回転スシ、街場スシ、高額スシに分けられるでしょうか。
・高額スシ屋はまた大きく分けて2つに分類されるでしょうか。
・まずは、色々なジャンルのスシ屋を食べまわって自分の感じ方、食後感をよく記憶していくことだと思います。
・そうして場数を踏んでいけば、各ジャンルのそれぞれのスシの味わい方がわかるはずです。
2005年8月3日(水) 第724回 江戸前だがタネ質は価格どおり、弁天山
・店構え、タネ質、立地を考えるとご近所以外はリピートが苦しい。
2005年11月9日(水) 第810回 銀座移転は今のところ成功だ、鮨 水谷
・この食後感、価格を考えると、至近距離の「すきやばし 次郎」へ行く必要はありません。友里今一番のお勧め鮨屋です。
[2006年]
2006年1月27日(金) 第875回 性懲りもなくまたワインに口を挟んでいる
・「次郎」の二郎さんに面と向かって、「たまには本鮪、うに、えび、など使わないで、王将、飛車角抜きで『お任せ』をやってみろ」と提案してはどうか。
2006年2月4日(土) 第883回 すし屋もバブルになってきている
・ちょっと昔なら、酒なしで1万円以上は高額スシのはずでした。
2006年3月30日(木) 第937回 これは面白い企画、有名店に「1万円で握ってください」
・銀座の有名店を昼にハシゴして価格を再確認してみました。
2006年4月14日(金) 第952回 「與兵衛」の評価を読者の方に伺いたい
・巷の評価がまったく理解できない鮨屋が、西大島「與兵衛」です。
2006年4月16日(日) 第954回 ワインの諸々 99 友里も家ではワインばかり飲んでいる
・「寿司幸」は鮨にもワインが合うと言っていると記憶しております。実際何回もチャレンジしましたが、日本酒より合うとは思えませんでした。
2006年4月21日(金) 第959回 観光客専門に特化したら、久兵衛 銀座本店
・使用食材は悪くないですが、仕事も握りも普通レベルです。
2006年5月5日(金) 第973回 この店を薦めては資質が疑われるよ 浅妻さん、鮨 とよなが
・鮑も生だし、玉子も駄目。まったく江戸前鮨ではありません。
2006年5月17日(水) 第983回 やはり鮨は経験よりタネ質だ、鮨 はま田
・おいおい、銀座の鮨屋「青木」に腕の良い2番手が居ただろうか。
2006年06月19日 鮨 きたむら
・赤身、煮はま、鮑がないなど江戸前タネがありません。
2006年06月27日 くわ野
・やはり鮨は修行店の良し悪しではなく、主人のタネ質への拘りを含めた心意気に左右されるものなのか。
2006年10月 赤酢の酢飯だけがウリではない、すし処ととや
・季節ごとの訪問をおススメしたい友里数少ない鮨屋の1軒であります。
2006年10月 訛った突っ込み連発のお笑い劇場、やまいち
・この店の特徴は酢。赤酢と黒酢に砂糖が少し入っていると思われる酢飯は、しっかりした味わいで結構友里の好み。
2006年10月 酢飯は緩いがツマミが充実している、すし 椿
・初回の訪問ではそのツマミの充実がすごく印象的な割に、握りの記憶がありませんでした。
2006年11月 ゆったり出来て主人も威圧感ないのだがちょっと高め、すし処 宮葉
・昔からある知る人ぞ知る浜松町の江戸前鮨屋。私は週刊誌で知って訪問しました。知られていない店ですが、友里おススメの鮨屋の一つです。
2006年11月 ただの海鮮系寿司屋だった、神田 すし昌
・ただの街場の海鮮系寿司屋。決して鮨オタクや鮨通が好む店ではありません。
2006年11月 鮨屋か小料理屋か中途半端だけど・・・、おざき
・江戸前に拘らずお酒と共に小料理と寿司を両方楽しみたい方にはおススメしていいお店です。
2006年12月 傑出していないが銀座ではお値打ち、ほかけ
・鮨屋だけしか店評価出来ない早川光氏その彼が、実名取材すると(つまり『特別待遇』です)最高の鮨を提供すると10店満点をつけているのが銀座の「ほかけ」です。
2006年12月 友里もビックリの他店メッタ斬り、鮨処 すゞ木
・ウリは、サヨリやコハダの細工握りと巻き簾を使わず綺麗に巻き上げる巻物で、その技量だけは必見です。
2006年12月 ツマミと握りが驚くほど豊富、すし匠 斎藤
・最上級のタネ質ではないですが、一度は試されることをおススメします。
[2007年]
2007年01月 ウリの玉子焼だけでは再訪できない、鮨処 金兵衛
・芝海老の旬が冬だけだということでこの時期にしか出さない玉子焼。早川氏は日本一と言っていますが、海老の風味がそれほど効いておらずこれが日本一とは暴走でしょう。
2007年01月 高額鮨店と考えればCPは良い、ふじ井
・高額鮨屋への入門店としておススメします。
2007年02月 高額寿司店にTVは必要なのか、乾山
・正にJC好みの寿司屋といえますが、夜の再訪は私にはあり得ません。
2007年02月03日 銀座の鮨屋では穴場的存在、鮨 奈可久
・JCが昨年末コラムで褒めていたのがこの銀座の「奈可久」です。
・また駄目さ加減を確認してやろうと訪問したのですが、意外やまともな鮨屋で驚いたのです。
2007年03月26日 県外の客が通うとは信じられない、鮨 渥美
・出身が「奈可田」ですから、江戸前仕事が強いはずもなく、はっきり言って特徴のない無難な鮨であると判断しました。
2007年4月 銀座とはいえこのタネ質では高過ぎる、寿司仙
・このタネ質、仕事、握りでこの高額請求は、銀座とはいえ「勘違い」のし過ぎ、あまりに世間知らずというものです。
2007年04月14日 店名からは想像できない高級店、英ちゃん冨久鮓
・東京の有名店並みのレベルを期待するのは酷というものでしょうか。
2007年4月 立地を考慮に入れてもCPが良い鮨屋、福元
・ツマミ、握り共、そこらの銀座の高級店と遜色ない出来栄えであります。
2007年09月 あの店は今・・・、あら輝
・数か月前に予約して遠方から訪れる鮨屋ではないと考えます。
2007年09月22日 修業元の次郎より使い勝手やCPが段違い、青空
・友里としては銀座の中では再訪したい鮨屋の一つとなりました。
2007年10月 確かに握りは沈んだけれど・・・、はしぐち
・接待ではなく個人利用には充分満足いく鮨屋であると考えます。
2007年10月27日 あの店は今・・・、銀座 奈可久
・近辺で「小笹寿し」、「青空」と並んで再訪したい鮨屋が増えて選択に困ることになりました。
2007年11月 あの店は今・・・、兼定
・他の高額鮨店のレベルが上がって以前ほどの傑出さがなくなった感もある創作系寿司屋でありますが、江戸前鮨信奉者でも高評価を与える人が多いと考えます。江戸前を好まない人にはよりおススメです。
2007年11月17日 海鮮系の高額な街場寿司屋、大塚 高勢
・浅草にあった「高勢」の流れをくむ「大塚 高勢」であります。このネタ、仕事、酢飯ではあまりに高過ぎ。
2007年12月 浅草の寿司屋に銭形平次がいた、鎌寿司
・タネ質と支払を考えての結論は、ご近所限定でなんとか許容範囲に踏みとどまりました。
しかし、友里氏は、この貧弱な経験で、良く「江戸前がどうこう」と語れると、呆れ返る。
2003年は、江戸前寿司に関する本を読んで、すきやばし次郎に行って見た様だが、「何故、緊張して客が食べなければいけないのか?」と逆ギレしている。次郎で緊張するか?? 友里氏は、単に自らの「場数」が少ない事を告白しているだけである。
また、「江戸前が分からない」、「次郎はヒラメをしめずに生で握る(ので江戸前ではない)」、「江戸前鮨とは曖昧なもの、と考えてしまっていいということでしょうか」と、青さ丸出し発言が続く。
2004年は、相変わらずすきやばし次郎への執着に塗れており、次郎側から相手にされない事を、「威圧的だ」とか、他の店を「1時間で酒もそこそこに店を出なければならない次郎とは対極にあります」、「次郎のように、ヒラメなど白身を生で出すことはありません」等と、訳の分からない比較をしている。挙句の果てには、「せめてあと1万円安ければ、私もマスコミや料理評論家の日本一という賞賛に、わざわざクレームをつけないでリピートするかもしれません」等と泣きを入れつつ、「恐らくこの店を真っ向批判したものは、拙著以外にないのではないでしょう」と悦に入っている。友里氏は、面白い人だなぁ。
2005年は、兼定が「現在東京で一番のお勧め」になっちゃったり、「最近色々なスシ屋へ通う機会が増えるにつれて」と告白した上で、「スシというもののつかみ所がないとうか、同じスシといっても千差万別であることがわかってきました」と言い出す。意味不明だが、「私は意識的に鮨屋と寿司屋を使い分けているつもりです。江戸前に拘っている店を鮨、新鮮ネタ志向や出前もする街場店、回転系を寿司と区別しています」との珍説をご披露なさる。そして、「場数を踏んでいけば、各ジャンルのそれぞれのスシの味わい方がわかるはずです」等とご高説を唱えている。とても場数を踏んでいる様には見えないが。そして年末に、嫌だと言っている割には執着する次郎系の水谷に行って、「友里今一番のお勧め鮨屋です」と言い出す。同一年で、兼定と水谷を一番好きと言い出す様は、友里氏の経験不足による無知に起因する物だと思われる。初心者が初めて行った店で「こんな美味い寿司が有ったのか!」と感動するパターンである。ここからも友里氏が、寿司屋については、まだほんの「駆け出し」である事が見て取れる。
2006年は、特に目的意識もなく、散漫、且つ疎らに寿司屋を訪問している様である。後半、早川氏に絡む事を覚えた様だ。寿司ライフとしては、この一年間で友里氏が目覚しく進歩した形跡は全く感じ取れない。
2007年は、前年に続き、早川氏ネタとJ.C.オカザワ氏ネタで、相変わらずお茶を濁している。
以上、友里氏の寿司の経験は、一言で言うと、貧弱。寿司食いとしては、「駆け出し」に過ぎない。この程度の貧弱さで、私に対して以下の様な大口を叩いて来るのには、笑止である。これでは、私が「寿司屋の経験を教えて欲しい」と友里氏に言っても、絶対に出て来ない訳である。寿司屋においても、山本氏とすきやばし次郎への執着、怨念、羨望・・・と感情がドロドロになっている様で、哀れ且つ、痛ましい。
・この方は「青空」へよく行っているはずですがあまり江戸前仕事や熟成にご興味がない、好きではないようです。
・シコシコ感はよく言えば新鮮、はっきり言うと熟成が足りない。生アワビは江戸前なら仕事して酒蒸しで用意してよ、という意味なんですけどまたまたご理解いただけませんでした。
・多分このブログの方は普段から握りの固さなど気にしていないのでしょう。
・ここにもあまり江戸前への拘りのなさを感じます。
・江戸前にまったくこだわりを持たない人に「ろくに知らない」と決めつけられてもあまり良い気はしませんが・・・
更に、友里氏の「寿司屋の経験」を公開質問した際、彼のブログ上に以下のコメントが載った。
数多く行けば良いってものではないのは、数万軒訪問の犬養裕美子さん、1万弱の来栖けい氏の舌、言動をみれば一目瞭然。あのMSGに無頓着なマスヒロさんも、代は違うかもしれないですが、美家古の先代から薫陶をうけたと言っています。
同じ講師に習っても、出来不出来な生徒がいるのは学校に限りません。自分で言うのは勝手ですかが、あまりに厚顔無恥というか、自己陶酔というか。こういう自慢をする人に限ってたいしたことないのは定説です。
メールで私は友里氏に「誤解の無い様申し上げておきますが、私は寿司屋への訪問回数をお伺いしている訳ではございません。惰性で通っても仕方が無いからです。そんな事は誰でもわかりますので、わざわざ辛口評論家のお手を煩わしたくありません。私がお尋ねしているのは、友里社長様が江戸前と判断なさる基準をどこの寿司屋で学んだのか、そのご経験を知りたいのです。江戸前の老舗と言われる店で、食べ込んでいる私に江戸前に興味が無いと仰るくらいですから。ネタが入れ替わる四季を通じて、どの様な仕事をどこで堪能されたのか、ご教授下さい」と送っておいたのですが、結局友里氏は「回数論議」に逃げました。
彼は、「同じ講師に習っても、出来不出来な生徒がいるのは学校に限りません」と良く分からない喩えをしているが、彼に習って学習ネタで返すと、友里氏は「出席日数が足りず、落第した生徒」の様な物である。学習能力以前に、生活態度がおかしい。学校に出て来ないから、講師に習えず、本で独習している様な物である。友里氏の(乏しい)経験は、実際に四季を通じて舌で味わったものではなく、本で読んだ「情報」が占める割合が少なくないと推察出来る。
古川氏に対しては、
鮨屋、和食屋、フレンチ、イタリアン、中国料理。古川氏はどれほどの店を経験してコラムで発言しているのか、今はトレーサビリティを追及される時代です。自分の経験を開示する必要があるでしょう。古川さんへメールでどんな店へ行った経験があるか、聞いてみるのも面白いかもしれません。
等と書いていた友里氏だが、私の問いかけには答えず仕舞いでしたね。
そう言う情けない友里氏は、寿司での反論が出来なくなると、本題と全く関係ない悪態を付いて来るだけの哀れな中年である。
・相手にしたら駄目だと何人もの読者の方からメールをいただいたのですが遅かった。
・オタクと言うかマニアックな「ずこ」さんの勝手な勝利宣言に手こずっております。
・この手の人、論争でもなんでも勝手に「勝った、打ち負かした、相手は馬脚をあらわした」と勝利宣言してしまうんですね。
・結論(勝ったということ)は言うけど、そこまでの理論が成り立っていない。
・私は突かれたところを反論しましたが、この手の人は痛いところはスルーして言いたいところだけ言い放ち、あとは勝手に勝利宣言して「さよなら」ですから大人げない。
・最後は自分の勝利宣言で終わりたいタイプですから、今回私がまた突っついたら、ブログにうっぷんを書きこんでくる可能性もあります。
・私の12日のブログアップで、3つも更新したその慌て様は御愛嬌でしょう。
・しかし、この手の人、いくら打ち負かしても終わらないんですね。多分また勝手に勝利宣言してきます。
・ほとんど一人で同じ寿司屋へ連日通う姿から、家族の匂いどころか友達の匂いも感じません。まして、女性の影はまったく見えない。
・毎日寿司屋で記憶がなくなるほど飲んでいるようですが、これで江戸前が浸み込んでいると言われても信じる人は彼の純粋な信奉者だけか。
・もう一つ彼がスルーしているのが「舌の麻痺」。漬け込んだヅケを濃い味と評したら「麻痺している」と指摘する理論破壊した思考の方。この点も得意のスルーですあります。
・こんな基本もわからない(ただ友里を叩きたかっただけ)人が、江戸前が染み込んでいるって信じる人は他にいるのでしょうか。
・まさに「言った者勝ち」、この手の人の得意技であります。
・そのかわりでっち上げは忘れない。嘘を書くなと題して「鎌寿司」には鮑は蒸しもある、鰺も関アジだはなく真鰺もあったとありますが、それはその日あっただけではないですか。
・こういう風に、自分に都合良く解釈し、でっちあげるのがこの手の人の常套手段と言えるでしょう。
・「さよなら」といって言い逃げ宣言したのに、蛇みたいに執念深いので驚きました。
・でもストーカーのようなメール攻撃はしないでくださいね。
・粘着質だけではなく妄想癖もあるみたいで今後は触らないことにします。
・批判的意見だけを伏せているのかどうかわかりませんが、肝っ玉が小さい。
・狭量さを自らさらしているのが分からないところが彼の悲劇いや喜劇であると考えます。
・医師の方からもアドヴァイスいただきまして、「ずこ」さんにはどうか、自暴自棄にならず暴飲暴食を控えていただき、自身のご病気の療養に専念していただければと思っております。
しかし、上記の悪態が、殆ど全て友里氏ご自身に跳ね返って行くのが、微笑ましい。
今回私がメッセージとして一番お伝えしたかったのは、居ないとは思っていますが、万一、友里氏に悪口雑言を書かれて、ブルーになっている寿司屋があるとしたら、上記の通り「全くの駆け出し」である友里氏の戯言を気にやむ必要が無いと言う事です。ど素人の癖に「通」振っているだけですから。彼には少なくとも寿司を批評するだけの豊かな経験はありません。
最後に、
だいたい、アワビなんて生で食べてどこが美味しいのか。生で食べた方が美味しい場合は生で提供する江戸前があると言っていますが、鮨屋はその違いをどう判断するのか。肝心なところが書かれていない。詭弁ですね。こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです。
と言い切ってしまったお調子者の友里氏に一言。
友里氏が「☆☆☆」にあげた宮葉や、「友里としては銀座の中では再訪したい鮨屋の一つとなりました」と言っている青空、その他江戸前の老舗といわれる店でも、生で出す時(もっと言うと、生しか無い時)がありますよ。「こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです」に関しては、折角「☆☆☆」に選んだのだから、宮葉のご主人に直接聞いて見て欲しい。鎌寿司の時も指摘したが、友里氏の「リサーチ不足」は致命的だと思う。☆☆☆に選んでおきながら、その店が「どの季節にどう言う仕事をしているか?」を全く理解していない。
「店そのものに季節を通して訪問していない事」、「店の多様性を理解出来ない事」、「店側とコミュニケーションが出来ない事」・・・この点を改善しない限り、友里氏は永久に同じ間違いを繰り返し続ける事になるであろう。
皆さんは、この様な「駆け出し」の友里氏の戯言に、何時まで付き合い続けるのでしょうか??
P.S.
「飲食店をやろうとしている方は、マスヒロさん、犬養裕美子さん、山本コテツさん、小山薫堂さんなどに知恵を借りるよりこの友里に相談された方が流行る店ができるのではないかと思います」には、仰け反りました。間違いなく、今年一番面白かったギャクです。友里氏は、ギャグのセンスだけは抜群だよなぁ・・・。
他人に吐いた「批判の言葉」が、全て「ご自身に返って来る」と言う「芸」も、見事としか言い様が無いと思う。
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