最新KCTニュース

[2008年1月28日(月)の KCT TVニュースから]

県内産木材の利用促進を協議(倉敷市)

備中地域の木材の利用促進について話し合う初の会議が倉敷市で開かれました。
会議には備中地域9つの市町の森林組合、木材組合、建築士会の代表者など37人が出席しました。まず、森林整備や環境保全につながる木材活用の意義を確認した上で、ピーク時の3分の1までに減少している県内の木材需要の拡大強化に向けた事例を報告しあいました。具体的には公共建築物への木材利用事例や間伐材などを加工した木質ペレット、木材チップを燃料として活用する取り組みなどが紹介されました。この後、出席者は県内産の木材活用例として倉敷商業高校を訪れ、生徒自らの企画・提案によってリフォームされた多目的教室を視察しました。出席者は、丸太材を用いたデザインを見ながら、「民家にも応用できる事例がある。」と利用促進に向けたきっかけを確認しあっていました。

常盤住民参加のワークショップで公園整備(総社市)

総社市常盤地区に整備予定されている公園の活用法を市民とともに考えるワークショップが、26日、初めて行われました。
サンワーク総社で開かれたワークショップには、常盤地区の住民や関係者などおよそ40人が参加しました。常盤公園は常盤小学校東側およそ1ヘクタールに災害時の防災拠点としての機能をもたせ、平成22年3月末の完成をめざしています。ワークショップの手法は総社市と姉妹都市の長野県茅野市などでも採用され一定の成果を挙げていて、一方的な行政主導型の整備と比べ、住民が愛着を持って施設を活用するようになるなどの利点が報告されています。参加者は4つのグループにわかれ、コーディネーターとなった県立大学二人の講師のアドバイスも受けながら「災害時に多くの人たちが一時的に避難できる多目的グラウンド」や、「非常時の水を確保するための貯水槽」など常盤公園にどんな機能があったらいいかを意見交換しました。ワークショップは、これから月に1回のペースで開催される予定で住民のアイディアを盛り込んだ公園デザイン案が作成されることになっています。

天領見廻り組 親子で街をパトロール(倉敷市)

倉敷駅周辺を親子で歩いて見廻り、地域の安全・安心をチェックしようという催しが行われました。
この催しは法被姿で街をパトロールする「天領見廻り組」を実施する「倉敷再生まちづくり計画を実現する会」が主催しました。親子で街を歩き住みやすい街づくりに関心を持ってもらうのが狙いで倉敷市内の親子4組7人が参加しました。参加者らは3班に分かれ倉敷駅周辺の阿知や鶴形、川西町などを見て歩きました。親子パトロール隊が最初に見つけたのは駅前の放置自転車。植田さんは体の不自由な人の通行の妨げになっていることを子供たちに説明しました。続いて見つけたのは路上のポイ捨て。空き缶やタバコの吸い殻が捨ててありました。また、川西町地下道では地域ボランティアの人たちが苦労して落書きを消した跡が残っていました。このあとパトロール隊は歩道で危険な点字ブロックを発見しました。街路樹の根が成長し、点字ブロックが壊されていました。こういった街の現状は子供たちの目にどう映ったのでしょう。天領見廻り組では今回発見した危険個所や落書きを倉敷市に報告し改善を求めていくということです。

障害を乗り越えて 牧野文幸さんが講演(倉敷市)

頚椎の脱臼で首から下が麻痺するという重い障害をもちながらも絵画や書の創作活動を続けている牧野文幸さんの講演会が倉敷市の田ノ上町内会館で開かれました。
倉敷市田ノ上に住む牧野文幸さん41歳。高校2年の16歳のとき水泳部の練習中に飛び込みに失敗し、頚椎を脱臼する大怪我で首から下が麻痺するという重い障害を負いました。その後、1年3ヵ月の入院、リハビリを終え、車椅子での生活を強いられながらも倉敷天城高校に復学。高校卒業後は、リハビリ療法士の勧めで口に筆をくわえて絵を描くことを学び絵画制作に取り組む一方で、さらに書道家としても創作活動を行っています。牧野さんは同じ田ノ上町内会の住民およそ100人を前に「生きるよろこび」と題し、「人は、夢や希望が一つでもあれば、生きていけるものです」と辛く苦しかったリハビリや多くの人たちに支えられてきた体験を話しました。また、これまでの成果を見てくださいと口に筆をくわえ書を披露しました。講演会に参加した人たちは、牧野さんが描く見事な文字に感心するとともに明るく前向きに生きる姿に感動を覚えていました。

ギターで商店街活性を(倉敷市)

音楽で商店街を盛り上げようと倉敷市内のギター教室の講師がコンサートを開きました。
ギターコンサートを開いたのは倉敷市大島の平井 忠幸さん(60)です。倉敷市内でギター教室を開いている平井さんは、駅前周辺が最近元気のないと感じて「得意のギター演奏で少しでも商店街の賑わいに協力したい」とこのコンサートを企画しました。平井さんが話を持ちかけたのは、えびす通り商店街にある喫茶店です。オーナーの上田 京子さんが、平井さんの企画に共感し、会場を提供。今回のコンサートが実現しました。コンサートでは、「コンドルは飛んでいく」や、「禁じられた遊び」など20曲が演奏され、会場は美しいギターの音色に包まれました。また、「青い山脈」や、「りんごの唄」などの懐メロが演奏されると、会場は歌声喫茶へと様変わり。集まった人たちは歌詞カードを手に、平井さんの奏でるギターの伴奏に合わせて歌い、懐かしの青春ソングを響かせていました。平井さんは3月には総社市の商店街でも、ギターコンサートを開く予定です。

ハンドボールピーチカップ(総社市)

男女合わせて38チームが参加した西日本小学生ハンドボール大会、通称ピーチカップが総社市で開催されました。
大会には、北は富山県から南は沖縄県まで、およそ1000人の選手たちが参加し、熱戦を繰り広げました。地元からは、男女ともに総社クラブジュニアと瀬戸オールスターズジュニアが出場しました。初戦で愛媛ジュニアーズを破った総社クラブジュニアの男子は、ベスト4を賭けて優勝候補の宮崎選抜と対戦しました。しかし、総社クラブジュニアは、体格で勝る宮崎に対して力を発揮することが出来ず、24対12で敗れました。また、瀬戸オールスターズジュニアの女子も初戦を接線でものにしますが、福井県の強豪・木田ブルーロケッツに敗れベスト8で姿を消しました。
【大会結果】
■男子 優勝 宮崎選抜U12(宮崎) 2位 富山ジュニア選抜(富山) 3位 安居ブルーサンダースポーツ少年団(福井)
■女子 優勝 平針南小学校(愛知) 2位 熊本県小学生選抜(熊本) 3位 富山ジュニア選抜(富山)

(最終更新 01/28-19:39)


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