福岡放送局

2008年1月28日 18時50分更新

大牟田市NPO代表再逮捕

非行からの立ち直りを支援する福岡県大牟田市のNPOの代表の男が共同生活を送っていた少女にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、男が同じ少女にほかにもわいせつ行為を繰り返していたとして、児童福祉法違反の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、大牟田市馬場町のNPO「HeartLand夢翔塾」の代表、川野弘樹容疑者(36)です。
警察の調べによりますと、川野代表は去年の夏、大牟田市内に止めた車の中で非行からの立ち直りを支援する塾の共同生活に参加していた16歳の少女にわいせつな行為を2回繰り返したとして、児童福祉法違反の疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと、川野代表は車で少女を人通りのないところに連れて行き、「母親からきた手紙を見たければわいせつな行為をさせろ」と迫っていたということです。
川野代表は同じ少女にわいせつな行為をしたとしてすでに逮捕されていますが調べに対して、「知らない」などと供述し、一貫して容疑を否認しているということです。警察はこのほかにも余罪がないか詳しく調べています。