音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

国産ワイン、EUが初認可・山梨の醸造所、英に480本輸出

 和食には日本のワインを――。山梨県甲州市の醸造所のワインが国産ワインとして初めて欧州連合(EU)から本格的な輸出を認可され、480本(360リットル)が28日、英国に向け出荷された。

 国内で消費されるワインの多くは輸入品が占める一方で、海外での和食ブームにより日本産を求める声は多いという。山梨県ワイン酒造協同組合の三沢茂計理事長は「世界的に認められれば山梨県産、国産ワインが国内でも巻き返すきっかけになる」と期待している。

 輸出されるのは、2006年産の白ワイン。山梨県特産のブドウ「甲州」を100%使用しており、すっきりとした辛口でかんきつ系の香りが特徴という。都内のワイン販売会社が仲介したフランスの技術者の指導を受け、欧州産の品質に近づけたという。〔共同〕 (00:16)

関連特集

関連記事