普段、電子メールやワードなどを使って文章を書く時、平仮名を漢字に変換する場合、最近変換された漢字がトップに候補としてリスト アップされます。これは、ユーザー辞書と呼ばれるファイルに変換された漢字が保存されているからです。このユーザー辞書を別の場所に保存しておき、それを使用する事で、Windows を再インストールした後でも、違和感なく文章を変換したり、辞書ツールに登録した特殊な変換文字も再登録する事なく、復元されます。
デフォルトで、ユーザー辞書は、Windows Me の場合「C:\WINDOWS\IME\IMEJP\UserDicts\imejpusr.dic」に、Windows XP の場合「C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Microsoft\IMJP8_1\imjp81u.dic」に保存されているので、それを別のドライブ (例えば、D ドライブ) などに保存しておきます。
Windows を再インストール後に、これらの設定を戻す場合、上記の方法で、バックアップしておいたユーザー辞書を指定するだけです。