月極駐車場
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
種類 | 株式会社(非上場) |
本社所在地 | 330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町3丁目12番10号 |
設立 | 1894年(明治27年)1月4日 |
業種 | 駐車場管理・土地開発業 |
事業内容 | 駐車場管理および開発 |
資本金 | 35兆1300億円 |
売上高 | 非公開 |
従業員数 | 20000人(連結) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 非公開 |
関係する人物 | 月極家、山口滋 |
月極駐車場(げっきょくちゅうしゃじょう)とは、月極グループにより経営されている駐車場である。フランチャイズ方式で「月極」ブランドの駐車場チェーンを展開。テラメント株式会社(日本を代表するコングロマリット)のグループ会社のひとつ。
目次 |
月極グループとは [編集]
月極グループは、日本を代表するの企業の一つ。駐車場業界最大手企業。
そのルーツは明治時代まで遡る。現在の埼玉県に住んでいた大地主、月極正太郎が、馬車の停車場所に困っている貴族に自分の庭を提供したのが始まりとされる。太平洋戦争中は戦車の駐車場や、飛行機の留置場又は滑走路として旧日本軍に土地を提供し、政治的な接点を作ることに成功。戦後は自家用車の普及により駐車場の需要が高まったことから、月極グループは大きく成長する。近年では多角経営に乗り出し、駐車場の他にも「月極マンション」や「月極アパート」など、不動産利用のノウハウを生かした様々な事業を展開している。
月極グループの会長は、先祖代々、月極正太郎氏の直系の子孫が就任することに決まっている。現在の会長は、月極曜子氏(六代目)。現社長には曜子氏の長男である月極満(みつる)氏が就任している。
日本国内で最も多くの土地を持っている企業とされ、その土地面積は全て合わせると、埼玉県の面積に匹敵することを示すデータがあるという。日本指折りの大企業であり、多くの人が名前を知っている企業ではあるが、上場せず、株主構成及び売上等も非公開のため、その実態は世間に広く知られていない。一説では、月極グループ社員は日本全国に2万人いるとされ、平均年収はゆうに3000万を超えるとされている。しかし、採用も非公開で行っているため、実のところどうかは不明である。
また、その知名度及び日常生活に密着した同社の業態から、同社・サントリー・竹中工務店・ロッテを指して「四大未上場企業」と呼ぶこともある。
2007年11月に山口滋氏によって設立された、テラメント株式会社(日本最大のコングロマリット)のグループ会社となっている。
駐車場戦争 [編集]
明治の創業以来、月極グループは駐車場業界において、圧倒的最大手の地位を保ってきたが、2004年5月、利益率の面では業界二位である外資系業者の『コインパーキング社』に抜かされた。
敗因は、都市集中型の経営を行っているコインパーキング社に対し、月極グループが首位の立場に甘んじて、しっかりとした経営方針を行っていなかったこととされる。「いつも何度でも」という経営方針を掲げ、いつでも誰でも何度でも時間制で利用できる駐車場を提供するコインパーキング社に比べ、決まった相手にだけ決まった場所を契約制でのみ貸すという、昔ながらの暖簾商売に依存した月極グループの経営方針も、敗北要因と言えよう。著しい利益率のダウンを受け、五代目会長月極勇作氏は会長職を辞任、2005年8月に、勇作氏の妹である曜子氏(現会長)が就任した。曜子氏の再建下によって、利益率はやや上向きにはなっているが、まだコインパーキング社には追いついていないというのが現状である。
しかしながら、利益率の面では抜かされても、アナリストが推定している利益額においては、圧倒的な強さでコインパーキング社を寄せ付けないため、月極グループが業界一位の座から転落することはしばらくは無いであろうと、専門家の間では予想されている。また、駐車監視員制度が始まったことにより駐車場ビジネスはさらなる発展が期待されており、スケールメリットの面で同社はもっとも恩恵を受けるのではないかと分析されている。現在、更なるスケールメリットを追求する為に、同業者で、主として関西方面を中心に事業展開をしている『モータープール株式会社』との業務提携を検討している、という情報もある。
月極グループにまつわる噂 [編集]
- 社員は等しく会社に忠誠を誓わされる。
- 入社時には、「社内の実態は一切外に漏らしてはいけない」という契約書にサインをして、初めて入社を認められる。万が一この掟を破った場合、その社員は3日以内に消されてしまうという都市伝説が存在するが、月極グループ側はこれを否定しているため、真相は不明である。
- 月極一族は大変激しい財産争いを繰り広げることで有名。いままで五人が財産争いの為に命を落としたらしい。
- 四代目会長、月極一朗氏は、現会長の曜子氏に殺された、という噂がある(一朗氏の死体が発見された直後、曜子氏の服の袖から、一朗氏の大量の髪の毛が見つかったという情報もある。しかし、一朗氏は心臓発作による病死とされた)。
- 政財界と非常に深いパイプを持っており、駐車監視員制度の制定にも大きな影響を及ぼしたとの噂もある。
- 最近、台風一家との対立が深まっているという噂が広がっているが、詳細は不明である。