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シティバンク中国「巨額の損失計上でも対中投資戦略は不変」

2008年1月28日 0時0分

「中国経済の基盤は強固で成長力も安定している。シティバンクの対中投資戦略は不変だ」米シティバンク(中国)有限公司の董事長兼CEOのリチャード・スタンレー氏は、22日、大連で行われたシティバンク大連支店の開業式典に出席し、このように述べた。

米サブプライム・ローンの煽りを受けて、シティバンクでは四半期決算で創業以来最大の損失を計上した。同氏によると、シティバンクは損失の処理に巨額の資金を充ているほか、この危機を乗り切るための方策も打ち出しているという。また、中国各地での支店開業や金融業務の戦略的発展を含め、従来どおりの姿勢で中国での業務発展に尽力していく考えを表明した。

同氏はまた、「中国経済は急成長する中で、多少なりとも問題点がみられるが、世界経済における中国の役割は重要で、米中2国間の投資や貿易は全体的に好調だ。中国経済は当面インフレ圧力に直面することになるが、中国の監督官庁はこれまでにも高い関心を注ぎマクロ調整を行うなど、非常に適切な措置を講じてきた」と述べた。(日中経済通信01月23日)

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