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包丁で中学生脅し、ズボン奪う 容疑の小学教諭を逮捕

2008年01月28日12時19分

 東京都昭島市内の小学校の校庭で遊んでいた男子中学生8人に包丁を突きつけて1人にけがをさせたうえ、はいていたズボンなどを脅し取ったとして、警視庁昭島署は28日、同市上川原町1丁目、羽村市内の市立小学校教諭山本貴之容疑者(26)を強盗致傷の疑いで逮捕した。「自分がやりました」と容疑を認めているという。

 調べでは山本容疑者は20日午後7時15分ごろ、小学校の校庭で遊んでいた中学1年の男子生徒8人のところに歩いてきて「なんで中学生が小学校にいるんだ」と怒鳴り、包丁を突きつけて校舎の東側に連れて行った。そこで「ズボンを脱げ」と脅し、6人が脱いだジーンズや携帯電話などを奪って逃げた疑い。包丁を突きつけられた際、少年1人があごの下を切る軽いけがをした。

 山本容疑者は事件後、被害者の少年2人の自宅にいたずら電話をしていたという。同容疑者が逃げる際に落とした眼鏡から、浮上した。動機については話そうとしないという。

 羽村市教委によると、山本教諭は04年4月の採用で、現在は6年生の担任。長期休職など勤務実態についての問題点は報告されていないという。

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