2008年 1月 27日
大阪国際女子マラソン・天満屋森本選手2位
北京オリンピックの代表選考レースも兼ねた大阪国際女子マラソンが行われ、天満屋の森本友選手が日本人最高の2位に入る健闘を見せました。大阪市の長居陸上競技場をスタート・フィニッシュに争われたこのレース。森本選手は、序盤、ワコール、福士加代子選手に独走を許しますが、2位集団につけ、チャンスを伺います。中盤から、徐々にペースを上げた森本選手、35キロ付近で、福士選手を抜き、順位を2位に上げます。この後も、懸命の走りで、トップのイギリス、マーラ・ヤマウチ選手を追い上げますが、逆転はなりません。しかし、日本人最高となる2時間25分34秒の2位でフィニッシュ、12位に終わった去年の雪辱を果たしました。

津山市で強盗傷害事件
27日未明、津山市の住宅に男が侵入し、現金を奪ったうえ、住人を殴って逃げる強盗傷害事件がありました。警察では逃げた男の行方を追っています。事件があったのは津山市中島の住宅です。27日午前2時10分ごろ、1階で寝ていた52歳の女性が物音に気づき起きたところ廊下で男を発見しました。大声で叫んだところ、男は女性の顔を殴り、東の方向に走って逃げました。女性は、軽いケガをしました。また、事件当時、家にいた女性の家族4人に、ケガはありませんでした。殴られた女性によりますと、1階の台所に置いてあった財布から3千円が無くなっていたということです。警察では、男が金を盗んだとみて、強盗傷害事件として、行方を追っています。

咸臨丸・最後の運航
瀬戸大橋の観光遊覧船咸臨丸が、老朽化や観光客の減少で最後の運航となり、20年の歴史に幕を下ろしました。最終日の27日は7便が運航され、運休を惜しむ観光客などが最後の遊覧を楽しみました。咸臨丸は、瀬戸大橋が開通した1988年4月に就航。初年度の乗客は約117万人でしたが、ここ数年は約3万人に落ち込んでいました。また、船の老朽化に伴う改修費用がかさみ、今年春の開通20周年という節目を前に、運休となりました。観光客は瀬戸大橋の眺望を背景に、記念撮影するなどして、運休を惜しんでいました。運休後、咸臨丸は与島の観光施設に停泊し、瀬戸大橋20周年を港から見守るということです。

青少年問題シンポジウム
青少年の問題について考えるシンポジウムが、岡山市で開かれました。シンポジウムには、県内の教諭など約250人が参加しました。はじめに、全国の少年院を訪問し、青少年と交流している落語家の桂才賀さんが講演し、「子供は怒るのではなく、過ちが正せるよう、冷静になって、叱る事が必要である」などと、青少年との接し方について提言しました。また、この後行われたパネルディスカッションでは、岡山県の石井正弘知事など5人が、子供の成長過程における大人の役割について話し合い、子供の不安や不満を受け止めることが大切、などといった意見が出されてました。

F1ロードマラソン
F1レースの舞台となったこともある、美作市の岡山国際サーキットで、マラソン大会が開かれました。14回目となる今年の大会には、全国から約1300人が参加。ハーフマラソンや1.7キロの部門など、4つのコースで健脚を競いました。大会には、ゲストランナーとして、岡山市出身で、ロサンゼルス五輪体操・金メダリストの森末慎二さんや、地元の女子サッカーチーム、岡山湯郷ベルのメンバーも参加し、市民ランナーにエールを送っていました。また、ユニークなコスチュームに身を包み、楽しみながら走るグループもいて、大会を盛り上げていました。この模様は来月16日午前10時45分からOHKで放送します。

話題の新型車・大商談会
話題の新型車や、人気のコンパクトカーなどを一堂に集めた商談会が岡山市で開かれました。会場には、日産の話題の新型車、NOTEやセレナなど約50台が展示・販売されました。最近は、家族全員で使えるコンパクトで燃費の良い車や、車いすのまま乗り降りできる福祉車両などの需要が高まっているということです。この他、注目を集めていたのはスカイラインGTーR。日産が世界に誇るスーパーカーとして開発、一般道からサーキットまで走れるというエンジンのパワーが特徴です。訪れた人たちは、実際に座席に座って乗り心地や装備を確かめていました。