この催しは、政府の出資金と国民の寄付で設けられている地球環境基金から助成金を受けているNGOが普段の活動を市民に知ってもらうため、中国・四国ブロックで毎年開催されています。倉敷市芸文館には13団体、120人が集まりました。参加したNGOは地球規模で環境問題に取り組んでおり、その活動の成果などをどうやって世界に発信し、周知していくかが大きな課題となっています。今回の集まりでは、旅行会社経営の山田和生さんを講師に招き、「市民参加」などの文化のない外国人に対し、環境活動内容を伝えることの難しさを聞きました。この会では前回の意見交換で環境に配慮した旅行「エコツアー」をイベントとして成功させた実績があり、集まったグループは今年は外国人の目線で考える環境イベントの在り方について意見を出し合い、実践に移していくことにしています。
大会は、中学生の部を皮切りに小学生の部や高校生の部、家族で参加するファミリーマラソンの部など6つの部門に分かれて行われました。今年も中学生を中心に大勢のランナーが参加し、瀬戸大橋や瀬戸内海などを眼下に見渡す、旧鷲羽山スカイラインで健脚を競いました。毎年、倉敷市内各地の中学校から陸上部に所属する生徒だけでなく、野球部やバレーボール部など、さまざまな運動部の生徒が参加するのがこの大会の特徴で、冬場の基礎体力作りの成果の発表の場にもなっています。中学生部門にはおよそ700人が参加し、生徒たちが必死にゴールを目指し、白熱したレースを繰り広げていました。
20歳の半分、10歳を迎えた小学4年生を対象にした2分の1成人式には、倉敷市内の児童19人が、参加しました。式では、倉敷児童館の中村実千代館長から「これまでの自分の成長を振り返り、将来への夢や希望を持って多くの仲間と一緒に大人になっていってください。」と祝いの言葉が贈られました。また、琴やフルートなどによる祝福の演奏も行われました。子供たちは10歳になった記念に、将来の夢や20歳になった自分へ宛てたメッセージを寄せ書きにしました。