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男性救出のためサメの頭を切断

  • 2008年01月28日 02:22 発信地:シドニー/オーストラリア
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イラクのバグダッド(Baghdad)南方ナシリヤ(Nasiriyah)に近いAl-Fidhaliyah村のユーフラテス川(Euphrates)沿いで捕獲されたサメ(2007年10月26日撮影、資料写真)。(c)AFP

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【1月28日 AFP】オーストラリアのゴールドコースト(Gold Coast)でサメにかみつかれた男性(20)を救うため、サメの頭を切り落とすという救出劇があった。救急当局が27日、明らかにした。

 シドニー在住のこの男性は、27日朝に釣りを楽しんでいたところ、90キロのサメを釣り上げたが、船上でサメのしっぽを踏んだところ、サメは振り向いて男性の太ももにガブリとかみついたという。

 男性を病院まで空輸した救急サービスの広報担当はその時の様子について、「サメの牙は骨まで達しており、びくともしなかった。離すために、現場の救急救命士は頭を切り落とさなければならなかった」と語った。

 現場に出動した救急救命士によると、かまれた部分が動脈をわずかに外れていたため、幸運にも男性は助かったという。

 この救急救命士はラジオ局ABCの取材に対し、「(かまれた部分が)左右のどちらかにでもあと数ミリずれていたら、もしくはもう少し強くかまれていたら、止血作業は困難を極めただろう」と語った。

 男性は現在、入院中だが容体は安定している。(c)AFP

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