永田町の『かお』勢揃い
大勇会パーティーに1000人

 大勇会主催のパーティー「翔け!大勇会」(改革そして発展を目指して)が6月27日夜、東京プリンスホテルで約1,000人を集めて盛大に開かれました。橋本龍太郎、森喜朗両元首相をはじめ山崎拓幹事長、堀内光雄総務会会長、江藤隆美志帥会会長、高村正彦元外相ら大物が来賓として次々に祝辞を述べ、迎える大勇会側も河野洋平前外相、相沢英之党税制調査会長、麻生太郎政調会長らがずらりと顔をそろえ、日本の政治を動かしている永田町の『かお』が勢揃いした趣となり、参加者は目を輝かせ、耳をそばだて続ける一時間半でした。
 午後6時の定刻きっかりに開会、岩屋毅代議士(大分3区)が司会を務め、亀井久興事務総長(島根三区)が「大勇会は今後とも河野会長を中心に積極的に政策提言を続ける。森総理から小泉総理へのバトンタッチは最もいいタイミングで行われ、都議選の圧勝につながった。この勢いを参院選につなげることが党員党友、同志に勇気を与えることになると開会を宣言。
 河野会長は「小さな集団だが大勇会への期待は大きく熱いものを感じる。政治は大変なスピードで動いており、小泉さんの構造改革は、その具体的な作業に関心が集まっている。何と言っても経済・景気を回復させて日常生活の幅広い不安を取り除くことと、毎日のようにメディアから流される子どもがらみの事件を未然に防止するために躊躇している暇はない。大勇会は夢と希望の持てる政策を練り上げ、参院選を一致結束して全力を挙げて戦い抜く」と挨拶しました。
 橋本元首相は「河野さんとは同じ年で早慶の体育会系出身とあって仲良くさせていただいている。亡くなった小渕さん同様に平成研究会は大勇会を親戚のつもりで大事にしている。長い間外務大臣として国連やサミットなどの場で世界のリーダーと渡り合い世界平和を求めた紛争予防、エイズや感染症対策に大きな功績を残された。都議選は小泉効果で成果をあげたが、参院選も全力をあげて戦い抜こう」と述べました。
 森前総理も「お互いに名前で呼び合える友情がうれしい。平成5年に自民党が野党に転落し、誰も手を挙げる人がいなかった時に河野さんが総裁を引き受け、村山政権後の橋本政権の架け橋となられた。いつも政治改革を主張してきた河野さんは自民党総裁として、細川総理とねばり強く党首会談を行い政治改革を成し遂げた。自民党をフルモデルチェンジすることによって金権体質を改める基盤を作り、さらに自民党が政権復帰を果たした功労者だし、その経験と力をこれから生かすときだ」と述べて大きな拍手を浴びました。
 このほか池田行彦元外相、竹山裕参院議員会長、中川秀直元官房長官、亀井善之代議士らもお祝いに駆けつけました。