27日に行われた大阪府知事選挙で、自民党大阪府連が推薦する弁護士・橋下徹氏(38)の当選が確実となった。
当選を確実としたのは、新人で自民党大阪府連が推薦した橋下氏。NNNが行った出口調査によると、橋下氏は、推薦や支持を受けた自民・公明両党の支持層の8割以上をまとめたほか、無党派層の半分以上からも支持を受けた。
一方、民主党・社民党・国民新党が推薦した熊谷貞俊氏は、民主党支持層のうちの約6割しかまとめられず、橋下氏に大きく水をあけられる結果となった。
当選を確実にした橋下氏は来月6日に初登庁する予定だが、大阪府は5兆円の借金を抱え、財政再建団体に転落する恐れもあるだけに、早速、財政の再建という課題に直面することになる。
(01/27 20:01)