歴史と伝統が薫る千年の都・京都で元気をくれる人と言えば、舞妓・芸妓。芸能界の京美人?山咲トオルはそこで二人の舞妓に出会い、伝統の舞妓の仕事が実は体力勝負だということを知る。それでは何を食べて体力をつけているのか、という問いに2人は「湯豆腐」と答える。そしてもう一つが「丸鍋」、つまりスッポン鍋だと言う。山咲は老舗すっぽん料理店大市を訪ねるが、かつての常連客に川端康成、開口健、司馬遼太郎、志賀直哉その他名だたる文豪、そして松下幸之助、佐治敬三ほか幾多の経済人、文化人、政治家などが名を連ねているのに驚く。静岡・浜名湖の養殖場で専用の区域を使って育て、冬眠させた3〜4歳のスッポンを、1600度にまで熱したコークスの上に土鍋を置き、わずか10分で炊くド迫力の元気鍋に山咲も興奮! |