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アリ誘う種子のにおい、化学物質を特定 日本人研究員ら

2008年01月26日10時02分

 アマゾンの熱帯雨林で、アリがヤドリギの種を樹上に運んで「アントガーデン」と呼ばれる独特の巣を作るのは、種にアリを誘引するにおいがあるのが一因と分かった。米ノースカロライナ州立大の野島聡上席研究員らがにおいの化学物質を特定し、26日までに米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。研究成果は謎が多い熱帯雨林の生態系の解明に役立つと期待される。(時事)

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