株価下落で企業年金資産減少 これは、民間の調査会社「格付投資情報センター」が全国およそ130の企業年金を対象に調査した結果、明らかになったものです。それによりますと、去年10月から12月までの3か月間で、企業年金の資産の残高は2.96%減少しました。また、4月から12月までの9か月間でも1.97%減少したことになり、調査会社では、今年度の通算でも5年ぶりに資産が減る可能性があるとしています。年金の資産が減少したのは、去年10月から12月までの間に日経平均株価で1500円近く下落するなど、年金資産全体の4分の1を占める日本株が大幅に値下がりしたためです。株価はことしに入ってからも大幅に値下がりしており、企業年金の間では、新興国や不動産など投資先の分散を進めるなど運用を改善する取り組みを急いでいます。 |
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