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“米の本格侵攻は想定せず”

これは、アメリカ軍がフセイン元大統領を拘束したあと、およそ7か月間にわたって取り調べにあたったFBI・連邦捜査局の捜査官が、アメリカCBSテレビのインタビューに応じて明らかにしたものです。それによりますと、フセイン元大統領は、イラク戦争について、アメリカ軍の攻撃は「数日間の空爆程度で、本格的な侵攻は想定していなかった。ブッシュ大統領の考えを読み誤った」と供述していたということです。また、開戦前に国連による大量破壊兵器の査察に十分な協力をしなかったことについて、フセイン元大統領は「大量破壊兵器を持っているように見せかけることで、イランがイラクに侵攻してくるのを防げると考えていた」と説明したということです。フセイン元大統領は、2003年12月、イラク北部で拘束されたあと、イラク暫定政府による裁判にかけられて死刑が確定し、おととし12月に刑が執行されています。
もどる1月26日 17時3分
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