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ニュースリリース 2007年7月31日

最先端の液晶パネル工場、太陽電池工場および関連企業工場を集結

シャープ「21世紀型コンビナート」を展開

新工場(最終完成予想図)

 シャープは「環境先進企業」を目標に、省エネの“液晶”と創エネの“太陽電池”を事業の柱として取り組んでまいりました。そしてこの度、新たに大阪府堺市に最先端の液晶パネル工場と、薄膜太陽電池を量産する太陽電池工場を併設することを決定しました。
  同じ敷地内に、関連するインフラ施設や部材・装置メーカーの工場を誘致し「21世紀型コンビナート」として展開してまいります

1.「21世紀型コンビナート」

1)亀山工場で培った「垂直統合型」のさらなる深耕化

このコンビナートでは、当社の新しい液晶パネル工場に隣接してインフラ関連施設や装置メーカーの工場に加え、マザーガラスやカラーフィルターなど複数の有力部材メーカーの工場を誘致します。ガスや電気などインフラの共用化により、生産性の向上が図れます。
  亀山工場で構築した、液晶パネルから液晶テレビまでの「垂直統合型」の事業展開をさらに川上まで推し進め、「企業の垣根を超えた垂直統合型」を目指します。
  これにより、物流コストの削減、生産計画などのオペレーションの一元化など、従来にない画期的な事業展開を実現します。
  また、優れた技術力を持つ部材・装置メーカーと当社の技術者が緊密に連携を図ることで、知識やノウハウを融合し新たな技術革新を図ります。 

2)薄膜技術の水平展開

TFT液晶と薄膜太陽電池は同じ薄膜技術をベースにしており、材料やユーティリティなどの共用化が可能です。薄膜太陽電池は液晶技術の応用により、一層の生産性向上が期待できます。 

2.液晶パネル工場

亀山第2工場(第8世代)の約1.6倍、畳5畳分にあたる世界最大の第10世代(2,850mm×3,050mm)のマザーガラスを、世界で初めて採用します。この第10世代マザーガラスからは、60型クラスのパネルが6枚、50型クラスは8枚、40型クラスは15枚取れることから、大型テレビ用液晶パネルを大変効率よく生産できます。
  本年11月に着工し、2010年3月までに生産を開始する予定です。

3.太陽電池工場

太陽電池工場では、薄膜太陽電池の量産を行います。当社は太陽電池生産量世界NO.1※1であり、薄膜太陽電池も業界トップクラスの発電効率を実現し、すでに商品化しております。
  本工場で量産する薄膜太陽電池の生産量は、最大限の量産効果が見込まれる年間1,000MW(100万kW)規模を計画しており、世界最大※2の太陽電池工場となります。
  稼動時期は、液晶パネル工場と同時期を予定しています。

   ※1.米国「PV NEWS」(2007年4月号による) 2. 2007年7月31日現在

詳細はこちら→

<「21世紀型コンビナート」を展開 発表会レポート>
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/plant/

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。


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