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診療報酬改定:骨子案巡り活発な議論 前橋で公聴会、薬害肝炎患者も /群馬

 中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)の公聴会が25日、前橋市内であり、4月からの診療報酬改定の骨子案について、医療関係者や患者らが活発に意見を述べた。神奈川県から参加した薬害肝炎患者の女性は「投薬品名まで記載した明細書付き領収書の無料発行を義務化してほしい」と訴えた。

 骨子案は開業医・診療所の再診料を引き下げ、産科や小児科、救急分野など負担の重い病院の勤務医の待遇改善の財源とすることや、一律増額となっている看護配置基準(患者7人に看護師1人)を見直し、同基準を満たした上で「看護必要度」の高い医療機関にのみに加算することなどが盛り込まれている。

 男性開業医からは「勤務医の待遇改善は賛成だが、開業医の再診料引き下げだけでは根本的な解決にならない」と疑問が呈され、女性看護師は「看護必要度の導入は反対。増員の流れに水を差す」と指摘した。【木下訓明】

毎日新聞 2008年1月26日

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