[2008年1月25日(金)の KCT TVニュースから]第二次進学希望状況調査発表
岡山県教育委員会は25日、今年の3月に中学校を卒業する見込みの生徒を対象に実施した第二次進学希望状況調査の結果を発表しました。 調査結果によると今年の3月に中学校を卒業する見込みの生徒は1万8871人で、このうち98.6%にあたる1万8608人が進学を希望しています。また進学希望者のうち78.8%にあたる1万4667人が公立高校への進学を希望しています。県立全日制高校の平均競争倍率は1.17倍で、前の年と同じ競争倍率です。競争倍率が最も高かったのは興陽高校の家政科で2.13倍、一方、玉野高校・普通科や倉敷古城池高校・普通科など22の県立高校、30の学科1コースで定員割れとなりました。公立高校の一般入試は2月26日から願書の受付がはじまり3月11日に学力検査が行われ合格発表は3月19日です。発表された第二次進学希望状況調査の結果は岡山県のホームページでも見ることができます。 振り込め詐欺未然防止感謝状(総社市)
総社警察署などは振り込め詐欺を未然に防いだ中国銀行総社支店の行員に感謝状を贈りました。 感謝状を受けたのは中国銀行総社支店に勤務する水田節子さんです。水田さんは今月17日にATMコーナーで携帯電話で話しながら振り込みをしている30歳代の女性を見つけました。女性に話を聞いたところ、女性は、インターネットの無料サイトの入会金を現金で振り込むように言われ、電話で相手に誘導されながら振込み手続きをすすめていました。水田さんは典型的な振り込め詐欺の手口だと判断し女性に振込みを思いとどまらせました。巧妙化する振り込め詐欺の被害、最近は高齢者だけがターゲットではないようです。「振り込め詐欺」の新たな手口としては社会保険庁や税務署を語り「税金や保険料が戻ってくる」と、ATMへ誘導。言葉巧みに、逆にお金を振り込ませるという詐欺が増えています。医療費の還付や社会保険料の払い戻しの場合、電話で振り込み手続きを案内したりATM機の操作を案内したりすることはありません。 天城小児童 ドングリ苗の植樹(倉敷市)
倉敷市立天城小学校の6年生児童75人が環境学習の一環として倉敷美しい森にドングリの苗木を植樹しました。 ドングリの植樹は倉敷東ライオンズクラブが呼びかけて毎年開催されています。子どもたちに森林保護について関心を高めてもらうのと卒業前の思い出作りが狙いで、高さ30cmほどに成長した苗木がおよそ230本用意されました。児童たちは植樹を前に記念プレートに思い思いに好きな言葉を書きました。山の南側斜面に移動した児童らは手鍬で穴を掘り、そこに苗木を植え付け丁寧に土をかぶせていました。また、天城小学校の6年生児童たちは5年生の時から学校でドングリの苗木を育てていてその苗木を備中県民局が引き取り、3年後くらいに植樹イベントで使用する予定になっています。 観光ポスタープレゼン結果発表(総社市)
23日のKCTワイドでもお伝えした産官学の連携事業として取り組む総社市の観光ポスターの採用デザインが決定しました。 この事業は総社市観光協会が市の観光ポスターデザインを県立大学の学生に制作依頼していたもので、23日のプレゼンテーションに出品された16作品のうち2作品が採用と発表されました。採用と決まった作品をデザインした学生たちは、それぞれ「観光PRにご活用ください」と守安信吾会長へパネルを手渡しました。総社市観光協会ではこのデザインをもとに市の観光ポスターを製作することにしていて県内のJRの駅に3月頃から掲示されることになっています。 西阿知遍照院で消防訓練(倉敷市)
1月26日の文化財防火デーを前に倉敷市西阿知の遍照院で消防訓練が行われました。 訓練は、遍照院の庫裡から火が出たとの想定ではじまりました。参加したのは倉敷消防署や地元西阿知消防団、寺の関係者などおよそ35人と車両6台が出動しました。寺の関係者たちは、文化財を火災から守るための初期消火や貴重品持ち出しなどの方法を確認しあっていました。また、放水訓練では、タンク車からホースを伸ばしたり、15mのはしご車からの放水も行われました。遍照院の三重塔は、室町時代の再建で、国の重要文化財に指定されています。「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に日本最古の壁画をもつ法隆寺金堂が焼失したことをきっかけに制定され、昭和30年から毎年、全国各地で文化財を火災から守るための消防訓練が行われています。 地域の人の憩いに 水江に新ギャラリーオープン(倉敷市)
地域の人に愛される文化と憩いのスペースにしようと倉敷市水江にギャラリー喫茶がオープンしました。 オープンしたギャラリー喫茶は手芸工房と貸しギャラリー、それにカフェの3つのスペースからなります。折り込み広告で作るあんでるせん手芸の教室「つどい工房」を自宅で開いていた西山廣子さんが自宅が手狭になったことから自宅向かいの造成地に新設しました。オープン初日は来場者に粗品が配られたほか、西山さんも所属する銭太鼓グループが祝福にかけつけ、お祝いの曲を披露しました。新しく生まれ変わった「つどい工房」は木のぬくもりに溢れ、バリアフリーにも配慮された造りになっています。教室は木曜と日曜を除く午後1時から4時まで実施されており、材料費込みの1回800円で誰でも参加できます。また、工房とカフェの間に位置するギャラリースペースは西山さんの抱き続けていた想いから設置されました。ギャラリースペースは1日3000円で貸し出されます。31日までは西山さんと教室の生徒が制作した作品が展示されています。 玉野市内バス運営協議会(玉野市)
玉野市内を走るコミュニティバスや路線バスの在り方について検討する玉野市内バス運営協議会が開かれ、今後、ワーキンググループを結成して福祉事業としてのバス運営を協議していくことになりました。 協議会には、玉野市の黒田晋市長をはじめ、バス会社社長など関係者10人が出席しました。現在、玉野市内では、バス会社1社が路線バスを運行しているほか、コミュニティバス「シーバス」が、市内の東と西の2ルートで運行されています。玉野市内での路線バスの利用状況は、年々減少傾向にあります。その一方で、コミュニティバスは、昨年、北ルート4便が廃止された影響を受け、総利用者数は減少していますが、1便あたりの乗客数は14.5人と前年に比べ増加し、運営の改善がみられました。会では、こうした状況と、今後ますます加速する高齢化を踏まえ、「今後は、バス運営全体を福祉事業の一環として捉え、行政と民が一体となった全国の先進的なモデルを築くべき」といった意見が出されました。玉野市では、この意見を参考に、ワーキンググループなどを結成し、市民から広く意見を取り入れるなどして、福祉と一体となったバス運営について協議を重ねていくことにしました。 (最終更新 01/25-19:12) |