北海道 風力発電の羽根折れる
羽根が折れたのは北海道室蘭市祝津町にある室蘭市が発電用に設置している2基の風車のうちの1基です。24日午前9時ごろ、長さ27メートル、重さ4.1トンある3枚の羽根のうち、1枚が根元から折れて落ちているのが見つかりました。折れた羽根は強化プラスチック製で、近くの公園などおよそ50メートルの範囲に散乱し、一部は黒く焦げたような状態になっていました。室蘭市では、24日午前8時40分すぎに落雷が観測され、雷が落ちて羽根が折れたのではないかとみられています。この風車は3年前にも落雷が原因とみられる羽根の破損があり、室蘭市は近くで雷が観測されたときは危険なため周囲を立ち入り禁止にしていますが、24日はこの措置は取られていませんでした。室蘭市は「対策が十分だったか検証し、市民に不安を与えないようにしたい」として、24日から周辺を立ち入り禁止にして、新年度をめどに風車を撤去する方針だということです。 |
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