「雷鳥」 新型車両に変更へ
「雷鳥」は、大阪と北陸地方を結ぶ特急列車として昭和39年に運転が始まり、現在、大阪と金沢の間で平日は1日8往復が運行されています。「485系」という国鉄時代の標準的な特急列車の車両を今も使い、クリーム色の車体にえんじ色の帯の入ったデザインで知られています。しかし、車体の老朽化が進んでいることから、JR西日本は、利用客の快適さを図るため、最新の技術を取り入れた新型の車両を導入することにしました。新しい車両は、現在、北陸線で雷鳥とともに運行されている特急「サンダーバード」と同じ車両をもとに改良を加え、これまでよりも走行中の揺れを少なくするほか、喫煙車両をなくして全席禁煙としたうえで一部の車両に喫煙ルームを設けます。JR西日本は、来年から順次、「雷鳥」の車両を新しい型に入れ替え、3年後の平成23年の春ごろをめどにすべてを新型にする方針で、鉄道ファンに長らく親しまれてきた国鉄時代からの車両は北陸線から姿を消すことになります。 |
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