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> 第111回 進藤晶子さん

TBSが拾ってくれました
- 進藤
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ありました。試験日が重なったりして、受験したのは、東京2社と大阪2社です。で、TBSが拾ってくれました。
- 佐々木
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TBS、私も受けたんですよ(笑)。始めに筆記試験があって、すぐに落ちましたが。
- 進藤
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あ、私のときは、筆記試験なかったんです(笑)。だから入れてもらえたようなもので。
- 佐々木
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本当に? 私は間抜けな大学生で、就職活動というものを皆がしていることさえ知らなかったというくらい学校とアルバイトだけに集中していて。で、大学4年になったらみんなが就職活動をしているということに気がついて、友達に誘われて、「筆記試験がないところは、かをりちゃんも行こう」と言われて、それでいくつかついて行ったのですが、その一つがアナウンサー試験だったんですね。
- 進藤
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その後、そのTBSでお仕事をなさることになるとは……。
- 佐々木
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まったく思いませんでした。申し訳ない気持ちです。進藤さんのときは、TBSではどういう試験を受けたんですか?
- 進藤
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最初が書類審査で、あとはほとんど面接がずっと続いて。その後、アナウンス講習会というのが20人弱で、3日間くらい。最後また面接で終わり、という感じです。
- 佐々木
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何人採用された年ですか?
- 進藤
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2人でした。女性が2人です。
- 佐々木
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それはでも、すごく嬉しかったでしょう。
- 進藤
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嬉しくて、正座をして合格の電話を取りました。
- 佐々木
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泣いた?
- 進藤
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泣きはしなかったですけれど、でも、しみじみと嬉しかったですね。
- 佐々木
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だって、いろいろと受けている中でも、TBSはもう、ベストの中のベストでしょうし。
- 進藤
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でも大阪育ちなものですから、キー局が何たるものか、よく分かっていなくて。入ってみて、全部一から教えていただきました。
- 佐々木
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でも、その初々しさが良かったりするわけですよね。雇う側はね。
3/12
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