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Web懸賞キャンペーンでCO2削減活動参加を支援するサービス

2008年1月25日 15時27分 この記事を携帯に転送する

凸版印刷とリサイクルワンは、Web応募型懸賞キャンペーンをCO2排出量削減に向けた取り組みに活用する「カーボンオフセットWeb懸賞キャンペーンサービス」の提供を1月末より開始する。食品や消費財メーカーなどが実施しているWebサイト経由で応募する懸賞キャンペーンを通じて、一般消費者が手軽にCO2排出量削減活動に参加できるようにする。関連受注も含め、2008年度に3億円、2011年度に15億円の売上を見込む。

カーボンオフセットとは、開発途上国などのCO2排出量削減プロジェクトに資金を提供し、排出権を購入することで、日常生活や企業活動によって発生したCO2排出量を相殺する活動を指す。

カーボンオフセットWeb懸賞キャンペーンサービスでは、キャンペーン対象商品を購入した消費者が、商品に付いているシリアル番号あるいはシリアルIDを埋め込んだQRコードを用いてWebサイトから懸賞に応募すると、応募ポイントが付与される。貯まった応募ポイントについて、消費者がCO2排出量削減活動への参加意志を表明した場合、企業はポイント数に応じてCO2排出権を購入する。

企業は同サービスを導入することで、CO2排出量削減に貢献できるほか、商品を宣伝しながら自社のCSR(企業の社会的責任)活動の認知度を高められる。また、Webサイトを通じて、継続的な顧客関係を築くことができる。

リサイクルワンは企業のCO2排出権調達を支援し、凸版印刷はキャンペーンの企画提案、実施と運営をサポートする。商品パッケージへのシリアル番号およびユニークQRコードの印刷やWeb応募型懸賞キャンペーンのシステムといったインフラは凸版印刷が担当する。

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