自民党田中派です。小沢は人でなしです。 というエントリで二階堂.comがこう書いているんだが、
自民党田中派である私(決して平成研ではない)ですが、久間も逮捕させなかったし、まぁひとまず胸をなで下ろすといったところでしょうか。ではまた。
意味深な言葉なんだが、「久間」というのは農林省出身で津島派だ。津島派というのは、言うまでもなく竹下派の流れを汲むわけで、もっと遡れば田中派に行き着く。まぁ、今では自民党で冷飯食いになっているんだが、清和会のライバルだな。で、防衛疑獄についても「清和会の利権強盗」だとおいらは睨んで、そう書いても来たんだが、二階堂.comは裏で何か工作やっていたのかね?
逮捕させなかったという言葉の意味は重いわけだ。
で、あらゆるところで清和会の利権狩りは進行中だ。それこそ、防衛からアダルトビデオまで。折あらば津島派議員を潰し、そこに繋がる民間人まで標的にする。権力を握るというのはそういう事だ。で、NHKなんだが、
今回のNHKの問題に関して知り合いから今日聞いたのですが、知り合いの友人が県庁職員で、その人が言うには、青森県選出のある国会議員が昨年からNHKの経営委員会に、現会長の再任不可と次期会長を外部から登用するように政治的圧力をかけ、さらに国の監督官庁などにもNHKの不祥事がないか徹底的に調べろと指示を出して、それで証券監視委員会が今回のインサイダー事件を摘発したんだそうです。
「番組タイトルが変わりました。」
NHKスペシャル シリーズ『日本とアメリカ いま何が起きているのか』
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NHKスペシャル シリーズ『日本とアメリカ』
第1回 問い直される日米同盟(仮)
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第1回 深まる日米同盟
2008年1月27日(日)午後9時00分~9時59分
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080127.html
第2回 変わるガイアツ 日本市場開放の舞台裏(仮)
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第2回 ジャパン・パッシング“日本離れ”との闘い
2008年1月28日(月)午後10時00分~10時49分
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080128.html
アメリカマンセーの議員さんの暗躍で、今回のインサイダー事件も表面化した、というわけだ。もともとNHKの会長である海老原というのは旧田中派と懇意な関係にあったと言われるんだが、今日、退任した次の橋本というのは技術畑アガリで、あまり政治色は感じられないかも知れないんだが、次の会長に決まっている福地というのは外部からの招聘で、NHK内部の事は何も知らない人なので、NHK生え抜きの橋本会長には泥を塗って辞めさせて影響力を削ぐ必要があったのかも知れない。
では、何故、清和会はNHKを叩こうとしているのか? まぁ、考えて見れば、ワーキングプアとかサブプライムローンとか、そういう言葉そのものが、NHKで報道されなければ日本国民、ほとんどが知らないわけだ。NHKが余計なお節介しなければ、地方の疲弊なんぞも隠蔽し続けられるし、都会を中心に動く民放がやれる事は限られている。NHKでは早朝、古き良き日本の姿を紹介する番組「新日本紀行」を流しているんだが、ああいう愛国心をそそるような番組も余計なお世話であって、アメリカの属州である日本国の奴隷たちには下品なお笑いでも見せて騙しておけぱ良い、というのが清和会の考え方だ。で、
「参院にて与野党大逆転」
「改革か逆行かを問うた安倍晋三政権大敗北」
つまり「小泉・竹中構造改革:市場原理主義急進化(日本の米国化)」を日本国民は真っ向から否定したのです。
そして「米国発サブプライムローン問題発覚」です。
そうですね。
買弁型・市場原理主義推進派にとって極めてよろしくない環境になってしまったのです。特に…
「自民党清和会(小泉グループ)」
「民主党凌雲会(前原誠司グループ)」
「全国紙:朝日新聞・産経新聞・読売新聞・毎日新聞・日本経済新聞」
「民放テレビ局:東京キー局・大阪準キー局・名古屋基幹局」
などこれらの「市場原理主義急進派」にとっては一大事です。
だから…「市場原理主義者は『ボス』である米国の為に必死になって流れを変えようと悪足掻きを始めた!」
マスコミがこぞって何かを叩きはじめたら、背後には必ず利権争いがあるものだと考えておいた方がいいね。
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