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道央

国保病院の規模維持 豊浦町が方針 07年度収支改善で(01/25 13:56)

 【豊浦】収支悪化と道の自治体病院再編方針を受け、規模縮小も懸念されていた町国民健康保険病院(六十床)について、町は、現在の規模のまま経営を続ける方針を固めた。昨年から実施していた経営診断が「他の自治体病院と比べて著しく経営が悪いとは言えない」と結論づけたことを受け、最終判断した。

 同病院の近年の予算規模は約八億円。地方の不採算病院に対する国の交付金(例年約一億二千万円)を投入し収支を安定させてきたが、二○○六年度は診療報酬引き下げや、看護師不足から収入が激減。一億三千万円の赤字を計上し、初めて資本剰余金を取り崩した。

 道が赤字などの課題を抱える自治体病院に、診療所(十九床以下)化を含めた「検討」を求めたこともあり、町は経営診断を実施。その結果、内部留保が現時点で約七億円あり、○七年度決算は収支が均衡する見通しとなったこともあり、「(民間委託などをせず)自らの努力で経営を改善すべきだ」とした。

 ただ、経営診断結果は、同病院の事務職が「人数的に過大」と指摘。薬品など材料費について、必要以上の注文など無駄があるとして、改善を求めている。

 町は病院存続を前提に、年度内にも利用者や福祉団体代表らを交えた「検討会議」を設立し、町民の要望を聞く予定。伊貸恵子事務長は「経営のほか接遇面などでも、利用者に満足してもらえる病院を目指し頑張る」と話した。(増田智明)

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