最新記事一覧
救急業務の2人編成出動可能に認定申請/横浜市
- 政治・行政
- 2008/01/25
横浜市は二十四日、傷病程度の軽い患者を搬送する際、救急車一台、救急隊員二人の編成による出動が可能になる構造改革特区(よこはま救急改革特区)の認定を国に申請した。回答は三月中に得られる予定という。
全国で初めて一一九番通報時に緊急度・重症度の識別(トリアージ)を導入する市救急条例に合わせたもの。現行制度では、救急隊の編成は「救急車一台と救急隊員三人以上」と定められているが、特区の認定を受けることで、患者の状態に応じて出動隊員数を変えるなど弾力的な対応が可能になる。
市安全管理局によると、トリアージの導入と弾力的な救急隊の運用を組み合わせることで、重症・重篤患者に素早く手厚く対応できるようになるという。十月一日の同条例施行とともに、運用を開始する予定。
同条例は、新しい救急システムの構築に向けたもので、救命率の向上と救急業務の公平性などの確保を目的に昨年の十二月市会で可決された。
このエントリーへのトラックバックURL:http://www.kanaloco.jp/trackback/27305/
神奈川新聞コンテンツ
定期購読のお申し込み
ハローキティ・キャンペーン実施中
試読のお申し込みはこちらから