メディアの違いによる表現差
CDには最大74分という長尺(制限時間)があり、ドラマCDの場合は冒頭・終了時の余韻の『間』とかキャストの座談会というオマケが入るので ドラマ本編は正味60分ぐらい。マンガをそのまンまやると絶対入りきらないのでどこをどう削るかが問題になるわけですが、私的には無駄なエピソードというのは無くすべての台詞・シーンに意味を持たせてるつもりで日頃ネームをやってるのでこれが難しい、なので代わりにプロの脚本家氏にやっていただくわけです。
CDつまり音声だけなので視覚的見せ場はほぼすべてカット(そのかわり多少なら効果音が利く)、ナレーションもムードを壊しやすい関係上あまり入れられないので かわりに台詞をどうアレンジするか。あとキャストもあまり人数投入できないのでそれもどうアレンジするか。 ここを思うとマンガ作品より小説作品のほうが若干有利な気がしますがそうでもないのかな?一人称で書かれてれば主人公のモノローグでいいけどそうでない場合はやっぱり台詞以外をカットになるのか。それを考えると『ドラマ』じゃなくて『朗読』のほうがより有利だのう。
じゃあ最初っからマンガをそのような台本で描けば後の作業が楽なんじゃないかと思いがちですが、静止画とはいえ『マンガ』は映像ジャンルなので多分それはそれで物足りないものになるんじゃなかろうか。
今回脚本化アレンジというのも結構な勉強になりました、しかしCDの続編が出るとするとこの作業をまた何遍も何遍もやると思うと・・・なんとなく脚本家氏と相撲を取ってる気分です。土俵から出ないように互いに怒突き合って間に行司(編集者)が入ってね。小説の映画化、マンガのアニメ化、逆にノベライズ化、すべてそうだね。声優さんの場合は読者(の持ってるイメージ)との怒突き合い。あい ハッケヨイノコッタノコッタ〜
2008/01/19(Sat) | 通常の日記 | トラックバック(-) | コメント(2) | page top↑
コメント
--腐女子デカ--

チラッと冒頭だけ見たが恐ろしすぎて全貌が見れない!!アシちゃんが来るまで待とう
by: 管理人 * 2008/01/21 05:28 * URL [ 編集] | page top↑
--ネーム--

ああ うん ああ うーーーー・・・・・・
by: 管理人 * 2008/01/21 03:15 * URL [ 編集] | page top↑
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