相手の心情を傷つけないようにウソをつくのは人間関係を円滑に保つ際に必要なことだが、英国人が日常的についている些細なウソのうち、最も多いのは、実際に何かあっても「Nothing's
wrong―I'm fine.(何でもないよ、自分は大丈夫)」と口走る言葉であり、英国人全体の25%以上がこのウソを最もよく使うと認めていることが調査の結果明らかになった。
アルコール飲料ブランド「WKD」が2,500人を対象に行った調査によると、1日あたりにウソをつく平均回数は男性が5回、女性が3回とされ、男性の20%はガールフレンドにウソをついてパブに行ったり、スポーツを観戦したりしているほか、女性では全体の44%が、新調した洋服の値段についてウソをついていることが分かり、後でこのようなウソがバレるのも全体の半数に達するという。
さらに女性に対してよく使われるウソは、お尻が大きいことを気にしている女性への「それほどでもないよ」という言葉(8位)、「I love
you.(愛している)」(12位)などであるとされる。
調査元では、「こういった何気ないウソのほとんどには悪意がなく、深刻に考えるほどのものではない」とコメントしている。
ちなみに、英国人がよく口にするウソのトップ5位は以下のとおり。
1 Nothing's wrong―I'm fine.(「どうしたの?」などと訊かれた際の「何でもないよ、大丈夫」)
2 Nice to see you.(「会えてうれしいです」)
3 I haven't got any cash on me.(「現金を持っていない」)
4 I'll give you a ring.(「電話するよ」)
5 Sorry, I missed your call.(「ごめん、電話を摂り損ねた」)
© 1999 - 2008JAPAN JOURNALS
LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。 |