KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年1月24日(木)の KCT TVニュースから]

渋川海岸 松くい虫予防薬を注入(玉野市)

渋川海岸の松林を松くい虫の被害から守ろうと玉野市では木の幹に予防薬を注入する作業が行われました。
渋川海岸には300本の松があり、その美しい姿が日本の渚・百選に指定されています。作業は小雪の舞う中で行われ、玉野市から委託を受けた業者5人がドリルで木の幹に穴をあけ、そこにボトルタイプの予防薬を差し込んでいきました。松くい虫の予防は15年前からはじまり、冬の予防薬注入と夏の活性剤散布の年に2回作業が行われています。予防作業をはじめてからは松くい虫の被害はほとんど出ておらず効果が上がっているということです。

天城中で百人一首大会(倉敷市)

県立倉敷天城中学校の1年生が、日本の伝統文化「百人一首」に挑戦しました。
この百人一首大会は日本の伝統文化に親しむとともに生徒同士の交流を深めようと倉敷天城中学校の生徒会が企画したものです。大会には、1年生118人が参加し、1チーム6人編成でチームを作り個人戦と対抗戦で競技を繰り広げました。生徒たちは、この日のために冬休みごろから百人一首の勉強を行い、教室には、学級委員が中心となって句を掲示するなど、一首でも多く暗記できるように取り組んできました。大会では、上の句だけ聞いて、すばやく取る生徒や、お手つきにならないように、下の句まで聞いて、慎重に取る生徒もいて、それぞれのスタイルで百人一首を楽しみました。枚数が少なくなると、いよいよ競技は白熱し、さらに英語の先生が上の句を英語に訳して読み上げるハプニングも。懸命に下の句を探していました。大会の結果、個人戦では、57枚を獲得した中村美月さんが一位に輝きました。
【個人戦】
1位 中村美月さん(57枚) 2位 有本清香さん(52枚) 3位 弦本明香里さん(49枚)
【対抗戦】
1位 A組 2位 B組 3位 C組

倉工機械科が大高小の校名板を制作・寄贈(倉敷市)

県立倉敷工業高校の生徒が鋳造実習で制作した大高小学校の校名板を寄贈しました。
寄贈したのは倉工機械科3年生10人で、溶かした金属を鋳型に流しこんで造る鋳造実習で校名板製作に去年の11月から取り組んできました。青銅製の校名板は、横80cm、縦25cm、重さ20kgです。贈呈式には、文字を書いた書道部の中ノ瀬友香さんも同席し、完成した校名板を大高小学校の織田博通校長へ手渡しました。織田校長から「想像以上の出栄えです」とお褒めの言葉をもらった校名板は、小学校の北門に設置されました。設置作業に立ち会った生徒たちは、実習の成果を誇らしげに見つめていました。

倉敷養護学校イチゴ狩り招待(倉敷市)

倉敷市立倉敷養護学校の児童がいちご園に招待されイチゴ狩りを楽しみました。
倉敷市早高の安原いちご園に招待されたのは、倉敷養護学校の5年生と6年生合わせて29人です。子供たちを招待したのは倉敷東ライオンズクラブで養護学校の子どもたちに楽しい思い出をつくってもらおうと行っているものです。いちごハウスの中は、初夏を思わせる室温25.6度に保たれ、甘さに定評のある「あきひめ」、「女峰」、「さがほのか」が水耕栽培されています。ハウスの中に入った子どもたちは赤く色づいたイチゴをつぎつぎに摘んでは口に運び旬の甘さを味わっていました。倉敷東ライオンズクラブでは、20年以上前から倉敷養護学校とイチゴ狩りなどふれあい事業を続けていて、来年も、イチゴ狩りに招待したいと話していました。

女性の就職支援講座(玉野市)

働きたい希望を持つ女性を対象にした就職支援講座が玉野市で開かれました。
この講座は玉野市が男女共同参画事業の一環として企画したもので、働く意欲のある女性を後押ししようと開きました。講師には玉野公共職業安定所の中西恵子所長が招かれ働く事の心構えなどについて話を聞きました。中西さんは女性が結婚や出産・育児を理由に職場を辞め、育児が落ち着いたところでもう一度仕事に就きたいと考えている人が増えている現状を説明し、「女性はどんどん外へ出て様々な人から知恵をもらいそれを家事に活かして欲しい」と話しました。中西さんは公共職業安定所で働きながら出産や育児をし今年3月で定年を迎えます。中西さんは所長まで登り詰めた自分の社会人生活を振り返り、評価された理由を次のように話しました。近年では、製造工場の現場やタクシーの乗務員など男性的なイメージのある職場でも、経営者からは「女性を雇用することで高齢者や障害者にも優しい職場であることをアピールしたい」という声があるということです。中西さんは自分の働く職場の姿をしっかりイメージし、背伸びをせずにゆとりを持って働くことが大切だと話しました。講座には35人が集まり時折うなずきながら中西さんの話に聞き入っていました。

所得税 還付申告センター開設(倉敷市)

倉敷税務署は、24日からイオンモール倉敷に所得税の還付申告センターを開設しました。
会場には朝からさっそく大勢の人が訪れ、スタッフに相談するなどして申告書に記入していました。この還付申告センターは自分で確定申告書を記入してもらうため、倉敷税務署が毎年、イオンモール倉敷に設置しています。できるだけ多くの納税者に利用してもらおうと税務署からこの会場に移して相談体制を整えており、納税者の住所に関係なく利用できます。岡山県内ではこのほか岡山市の公共施設「ママカリフォーラム」でも来月5日から設置されます。還付申告は年金収入だけの人や給与所得者のうち医療費の控除を受ける人などが対象となります。最近は自動計算で申告書の作成が簡単にできるパソコンを使った申告が増えているということで、イオンモール倉敷の会場でも今年はパソコンの台数を去年の20台から36台に大幅に増やしています。イオンモール倉敷の申告会場は2月1日まで設置され、期間中、土・日を除く午前9時から夕方4時まで申告の相談・受付が行われます。イオンモール倉敷の会場は2月4日からは倉敷税務署管内の納税者だけを対象とした確定申告の会場となります。倉敷税務署には申告会場は開設されません。確定申告は3月17日までです。

ウェルサンピア倉敷 再入札に(倉敷市)

一般競争入札により売却されることが決まっていたウェルサンピア倉敷の入札が再度実施されることがわかりました。これでウェルサンピア倉敷は今年3月末で閉鎖せざるを得ない状況となりました。
財団法人厚生年金事業振興団が運営するウェルサンピア倉敷はトリノオリンピックに出場した高橋大輔選手を生み出したスケートリンクなど、多くのスポーツ施設を抱える郊外型宿泊施設です。「年金福祉施設は年金保険料の無駄使い」などの批判を受けた国はウェルサンピア倉敷を含む全国302箇所の施設を売却することを決めていました。最低売却価格は3億5300万円で、今月17日まで入札の応募が行われていましたが、入札の希望は1件もなく、再び入札が実施される予定です。営業は今年3月末までの予定で、これまで再入札になった他の施設の例を考えると営業期間内に再入札が実施されることは可能性は少なく、今年3月末を持って一旦閉鎖になることがほぼ確実となりました。

和紙ちぎり絵展(倉敷市)

和紙を使ったちぎり絵の作品展が、倉敷市児島のギャラリー未来で開かれています。
この作品展は、全国和紙ちぎり絵サークル講師の石原保恵さんのもとで学ぶ教室生などが開いたものです。会場には、花や風景、人物などを表現したちぎり絵およそ30点が展示されています。ちぎり絵作品は色紙サイズが、一般的といわれていますが、今回の作品展は10号以上の大きなサイズの作品ばかりを集めた展示となっており、教室生の力作が並んでいます。いずれの作品も草花や自然の四季折々の風景を和紙を幾重にも重ね繊細に表現しています。作品には多いもので20種類以上の和紙が使われており、教室生のひとりは「自分の思う色合いを表現するために、和紙を選ぶことも楽しみのひとつ」と話していました。さらに会場には石原さんたちがちぎり絵を指導している琴浦東小学校の6年生児童のちぎり絵作品もあわせて展示されています。会場に訪れた教室生やその知人などは、作品を一点一点見て回っていました。この和紙ちぎり絵作品展は、今月27日(日)まで、倉敷市児島のギャラリー未来で開かれています。

(最終更新 01/24-19:17)

KCT市民チャンネル インターネット配信中!
市民チャンネガイド
市民チャンネル番組ラインナップ
今月の市民チャンネル番組表
ページの先頭へ