三菱製紙は24日、再生紙の偽装問題で社内を追加調査した結果、印刷用紙の中で、古紙配合率を70%や15%と表示しながら、実際には月産1553トン分で全く古紙を含んでいなかったと発表した。また、新たに伝票用の「ノーカーボン紙」やファクス用の「感熱紙」など3品目でも、古紙配合率が公称と異なっていたと発表した。
巴川製紙所も24日、辞書や手帳に使う薄葉印刷用紙で、古紙配合率が表示の70%を満たさない50%のまま、06年9月まで販売していたことを明らかにした。【小島昇】
毎日新聞 2008年1月24日 20時02分 (最終更新時間 1月24日 20時15分)