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宇宙旅行大幅値下げへ、将来210万円に

 2009年に本格的な宇宙旅行の実現を目指す英ヴァージングループのリチャード・ブランソン会長は23日、ニューヨークで記者会見し、現在1人20万ドル(約2100万円)の旅費を近い将来に10万ドルに値下げし、最終的には2万ドル(約210万円)程度まで下げる考えを示した。

 ブランソン氏は「宇宙旅行を体験したい数十万人の夢をかなえたい」と述べ、本格的な宇宙旅行時代の幕を開ける意気込みだ。

 民間資本で建造する世界初の旅客宇宙船「スペースシップ2」の最終的なデザインも公表。全長約18メートルで旅客6人を運ぶ。60%程度建造が進んでおり、今年中に試験飛行を行う。機体に炭素繊維を多用、軽量化したほか、窓を大きくして外部を見やすくした。

 既に200人が旅行の予約を済ませたという。ただ09年初めに予定していた旅客を乗せた初フライトは同年後半に延期した。

 宇宙船は母船につり下げられて離陸、空中で分離され宇宙空間に向かい、無重力状態を経て地上に戻る。約3時間の旅となる。

[2008年1月24日10時32分]

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