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ベンツのディーゼル車、タクシーに 東京エムケイ運行へ

2008年01月23日19時56分

 メルセデス・ベンツ日本は23日、現行の国内排ガス規制に適合した唯一のクリーンディーゼル乗用車「E320 CDI」のタクシー仕様車10台を、タクシー会社の東京エムケイに納品した、と発表した。個人タクシーの一部ではすでに使われているが、タクシー会社がクリーンディーゼル車をまとめて導入するのは初めてという。

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東京エムケイが運行を始めるクリーンディーゼルエンジンの「エコタクシー」=東京都港区で

 軽油1リットルで約14キロ走れ、同じ排気量3リットルクラスのガソリン車より2〜3割低燃費という。会見した東京エムケイの青木政明・最高経営責任者(CEO)は「タクシー1台あたりの燃料代を年間約100万円節約できる」と話した。2月から東京都港区を中心に運行する。この車種を指定して予約する場合は別に1000円が必要。

 また、メルセデス・ベンツ日本のハンス・テンペル社長は、09年度からの排ガス規制(ポスト新長期規制)に対応したディーゼル車の新型車「ML320 BLUETEC」を、08年中に日本で発売する考えを明らかにした。アウディも近く国内発売を決める予定だ。

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