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インターネットの掲示板に県内の市立中学校三校に対する爆破予告が書き込まれていた事件で、狭山署は十一日、威力業務妨害容疑で、入間市の県立高校一年男子生徒(１６)を逮捕した。
プロバイダーに送信されたメールアドレスから男子高校生を割り出し、同署で事情を聴いたところ犯行を認めた。男子高校生は「以前、ネット上に爆破予告が掲載されている掲示板を見て、同じようにやって周りの反応を見たかった」などと供述しているという。
調べによると、男子生徒は今月八日午前零時五十分ごろ、インターネットの掲示板「ヤフーの知恵袋」に携帯電話から、さいたま市と入間市、秩父市の市立中学三校に対して「十三人が死にます。校地内に爆弾があります。覚悟しておいてください」などと書き込み、学校の業務を妨害した疑い。
「掲示板を見た」と匿名の通報を受けた警視庁から県警に連絡が入った。各学校の爆破予告時間も書き込まれていたため、県警は同日、三校の校舎内などを捜索したが、不審物は発見されなかった。
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