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スケーター「冷蔵庫用米びつ横型」

〜冷蔵庫専用のコンパクトな米びつ
Reported by 本誌:阿部 夏子

スケーター「冷蔵庫用米びつ横型」
 みなさんは米をどこに収納されているのだろうか。米はまとまった量をストックしていることが多く、米粒が小さくこぼれやすいので実は結構収納に困るものでもある。私は長年シンク下に収納してきたのだが、一昨年の夏に米虫がわいてしまうという苦い経験をしてからは冷凍庫に収納している。一人暮らしで専用の米びつを新たに購入するという選択肢もなく大きめのプラスチック製の保存容器に入れて収納してきた。これでとりあえず虫などの心配はなくなったのだが、庫内の場所は取るし、出し入れしずらいしでいつもちょっとしたストレスを感じていた。

 ところが最近、米を冷凍庫あるいは冷蔵庫に収納している人が多いという記事を読んだ。そんなにいるならばと探してみたら、やっぱり見つけた。冷蔵庫収納用の米びつ。何点かあったのだが、その中から今回はスケーター「冷蔵庫用米びつ横型」を選んだ。メーカー希望小売価格は1,365円。Amazon.co.jpで998円で購入した。

 本体はプラスチック製で透明。側面に赤い文字で目盛りが書いてある。本体サイズは281×153×115mm(幅×奥行き×高さ)で、内容量は2.5kg。一人暮らしならば1カ月は持つ量だ。本体には、普通の米ですりきり一合、無洗米にも対応した計量カップが付属する。


製品パッケージ
製品本体
付属品の計量カップ。無洗米の計量も可能

本体上面
本体側面。白い米をいれても見やすいように赤い文字で目盛りが書かれている

 目盛りがある側には持ち手がついており、持ち手の上部分には黄色い押しボタンがある。このボタンを押すと、本体のフタがパカっと開く仕組みだ。そのほか、庫内での移動が楽なように、片側にだけキャスターがついている。手前の持ち手部分を持って引っ張ると後方のキャスター部分が動くようになっていて本体全部を持ち上げなくても移動が可能だ。


持ち手の上の方には、フタを開ける押しボタンがついている 【動画】ボタンを押してフタが開く様子(WMV形式,166KB)

本体後方にはキャスターがついている 持ち手を浮かすように持つとキャスターが動くので移動が楽に行なえる

 さっそく使ってみた。スーパーにいって2.5kgの米を探したのだが、2.5kg入りの米は販売されていなかったので、今回は2kg入りの米を購入した。持ち手についている、ボタンを押すと勢いよくフタが開く。このフタの勢いが思った以上に強く、本体になにも入れていない状態だと、本体が少し動いてしまうほどの勢いなので少し注意が必要だ。

 袋の口を開けて米を本体に移す。不器用な私は米を移すという作業が苦手でいつも必ず周りに米をこぼしてしまう。だが、フタの開き口が大きく90度以上開くので米を移しやすく、米をこぼしてしまうということもなかった。

 2.5kgという容量に対して500g少ない2kgの米をいれたことになるのだが印象としては2kgぐらいがちょうど良さそうだ。私の場合計量カップも本体にいれたまま、ちょうど米に埋めるような格好でいれておくということもあってきっちり2.5kgいれるよりは2kgぐらいがちょうど良いように感じた。


スーパーに行って探してみたが、2.5kg入りの米は売ってなかった
購入した2kg入りの米
2kgの米を本体に移したところ

フタが大きいので出し入れがしやすい
フタは真上に開く

 準備が整ったところでさっそく自宅の冷凍庫に入れてみた。サイズはピッタリ。今まで使っていたプラスチックの保存容器と比べるとかなり幅が小さくて省スペース対策としてはバッチリだ。本体にキャスターがついてるので、出し入れも以前よりもずっと楽になった。安定性も高いので、より使い勝手が良くなった印象だ。ちなみに、私の場合は冷凍庫に収納しているが、もちろん冷蔵庫での収納も可能だ。


自宅の冷凍庫に入れたようす。ちなみに、写真左が以前使っていた保存容器で、大きさは本製品の約2倍 持ち手が手前についているので、出し入れがしやすい

 というわけで自宅の冷凍庫にはすんなりと入ったのだが、会社の冷凍庫で試してみると棚板より本体の方が少し大きめで棚板のフチの部分に本体が少し引っかかってしまった。入らないというわけではないのだが、引っかかりがある状態で使い続けるのは気持ちが悪い。購入する際は棚板のサイズ確認が必要かもしれない。


お手入れも簡単。本体のカートリッジを取り外してゴミを捨てるだけ ゴミが入るプラスチック製のカートリッジ

 使っていて気になったのは、フタの開閉だ。ボタンが持ち手部分についていることから、気を付けていないと意識せずにボタンを押してしまうことがあった。しかも勢いがあるので米をこぼしてしまいかねない。慣れるまでは意図せずにフタを開けてしまってびっくりすることが何回か続いた。

 2.5kgという容量を考えると、3人以上の家族には向かない。では、サイズの大きい、同じ系列の製品があるかというと、なかなか見つからない。もっと量を、ということになると、普通の米びつに選択肢は限られてしまうようだ。

 都会の居住スペースを考えると、米の置き場所というのは意外に困る。毎日食べるものだから、なるべく保管状態の良いところにとなると、冷蔵庫というのは妥当な保管場所であるように思う。これがあれば、すっきり米を収納できて、虫もつきにくい。実用的なグッズといえるだろう。





URL
  スケーター株式会社
  http://www.skater.co.jp/
  製品情報
  http://dpi.ne.jp/skater/cgi-bin/webcatalog/guest_main.rb?action=detailAction&serial=863



2008/01/25 00:01

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