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消防士、酒気帯び運転で出勤 福岡

2008年01月24日19時18分

 粕屋南部消防本部(福岡県志免町)の男性消防士(55)がマイカーを酒気帯び運転して出勤していたことが24日、明らかになった。同本部は懲戒処分を検討している。

 同本部によると、消防士は今月18日朝、同県須恵町の自宅から粕屋中部消防署(同県粕屋町)に車で出勤した。午前9時ごろ、職場のアルコール簡易検査で呼気1リットルあたり0.21ミリグラムのアルコールが検出され、直ちに出勤停止になった。消防士は「前夜の夕食に自宅で焼酎のお湯割りをコップで5杯飲んだ」と話しているという。

 同本部では昨年10月、飲酒運転で免許停止中の別の消防士が救急車を運転。停職6カ月の懲戒処分を受けた。同本部は不祥事の再発を防止しようと、今月から簡易検査を始めた。同本部の豊福康広消防長は「綱紀粛正に取り組んでいるさなかに、このような事態が起きて大変申し訳ない」との談話を出した。

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