(更新日:2007年4月10日) |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
| photograph by Shuhei Hori/text by Yoshinori Asuma | |||||||||||||||||
|
||||
|
||||
出版不況が叫ばれる現在、マンガ雑誌も例外ではありません。1969年創刊、最盛期には150万部を発行していたあの月刊ジャンプも今年6月の休刊を決めました…。 出版業界全体が生き残りを賭けしのぎを削る中、新たな風穴を開けるべく登場した、世界初の無料マンガ誌「コミック・ガンボ」。通常のマンガ誌にひけを取らない内容ながらフリーペーパー化を実現した編集長の甲斐氏は、IT業界から全くの未経験であった出版業界にたった一人飛び込みました。 株式会社デジマの代表取締役でもある同氏に会社創業の経緯や「コミック・ガンボ」に対する熱い想いをお伺いしました。 −−新卒で入社した電通では主にどんなことをされていたんですか? 大学を卒業したのが1993年。僕はマスコミ系に就職したかったのでテレビ局や出版社などを中心に受けていたんですが、思うようにいかなくて、電通からは内定をいただいたので、広告系でもいいかなとあまり悩まず決めちゃったんです。入ったらコピーライターとか、CMプランナーとか、自分でモノを創造できる、クリエイティブな仕事が出来ればいいなと漠然と思っていましたね。 −−その後、7年間在籍した電通を辞めて、ベンチャーに転職されましたが…。 はい。その頃ちょうど、ネットバブルといわれて『ベンチャー企業に行くと金持ちになれる』、というような話をいくつも耳にしていて、僕も単純に羨ましいなあと思ったんです。
最初の転職先は、モバイルコンテンツを扱う会社。 |
|||
|
|||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
−−年代ごとに読むものが全く違うマンガ。「コミック・ガンボ」の読者ターゲットはどの辺りですか? 20代から40代くらいの男性サラリーマンですね。 −−創刊から3ヶ月が経ちましたが読者からの反響はいかがですか? 実際に街で配っているのを見た限り、積極的に受け取りに来てくれる人が多いです。 −−では今後、部数を増やすことも考えているんですか?
−−最後に現在の若者へ向けたメッセージをお願いします。
皆さんも新人のときにやらされる仕事は意味がわからないと感じることが多いと思いますが、必ず意味のあることだと思うので、どんなにバカらしいと感じても投げ出さず一生懸命やって欲しいですね。後で絶対分かる瞬間が来ると思いますから。 |
|||
| ▲ページトップへ |
|
| 【甲斐氏が影響を受けた本】 | ||
|
| ▲ページトップへ |