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スーパーじゃない雷鳥も新型へ 今後3年200億円かけ

2008年01月24日

 大阪―金沢間を走る特急列車「雷鳥」(8往復)について、JR西日本は24日、今後3年間で約200億円を投じ、すべて新型車両に交換すると発表した。2015年春に予定されている北陸新幹線長野―金沢間の開業前に、関西と北陸を結ぶルートのてこ入れを図る考えだ。

写真「雷鳥」に使用される485系車両(JR西日本提供)

 「雷鳥」は1964年に運行を開始し、一時は1日12往復が走った。ただ、国鉄時代からの車両のままで老朽化が進み、乗客から「快適性の面で劣る」と苦情が出ていた。JR西は95年からほぼ同じ区間に「スーパー雷鳥」(サンダーバード)として新型車両を投入し、現在は15往復に増強されている。

 新型車両は「サンダーバード」をもとに製作され、一部は来年から登場する予定。東海道・山陽新幹線の「N700系」同様、座席はすべて禁煙席とし、一部に喫煙ルームを設ける。

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