ワシントン(CNN) 米テキサス州で今月初め、住民から「未確認飛行物体(UFO)を見た」との報告が相次いだことについて、米空軍予備役は23日、「夜間訓練飛行中の戦闘機とみられる」との声明を出した。空軍は当初、「目撃情報のあった時間帯に空軍機は飛んでいなかった」と発表していた。
UFO騒ぎがあったのは8日夜。中部スティーブンビル近郊で、夜空を横切る光が目撃された。「空軍機でないならUFOに違いない」と主張する住民も現れ、全米から注目を集めていた。
だが空軍予備役によると、目撃情報のあった午後6時から8時にかけ、同市近くの訓練空域で、F16戦闘機による訓練飛行が実施されていたことが判明したという。軍報道官は当初の発表について、「内部連絡の行き違いによるミス」と説明している。