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横浜シウマイを書類送検/中和せず違法排水【速報】
- 社会
- 2008/01/24
横浜名物のシューマイを製造する工場から基準を超える強アルカリ性の排水を流したとして、神奈川県警生活経済課は二十四日、水質汚濁防止法違反などの疑いで、「横浜シウマイ」(横浜市保土ケ谷区)の男性工場長(34)と法人としての同社を書類送検した。
同社は工場の操業を開始した一九八〇年から、アルカリ性を弱める中和装置を設置せずに違法な排水を続けていたとみられ、工場長は「経費削減のためだった」と供述しているという。
調べでは、同社は昨年十月十二日から十二月五日の間、保土ケ谷区の同社第三工場で、ボイラーを洗浄する際に出る強アルカリ性の排水を中和処理せずに、五回にわたって付近の川に流した疑い。健康被害などの報告はないという。
県警によると、同社は年商約四十億円で、大手スーパーなどに商品を卸している。
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