東京・江戸川区で2家族7人が乗った車が街路樹に衝突 子ども含む3人死亡、4人重傷
東京・江戸川区で23日未明、2家族7人が乗った乗用車が街路樹に衝突し、子ども2人を含む3人が死亡、4人が重傷を負った。
近所の人は「地震かなと、初め思ったんだけど。ドーン、ズドーンと」と話した。
23日午前1時ごろ、東京・江戸川区で乗用車が街路樹に衝突し、運送会社社員・西沢晴司さん(35)とみられる男性と、飯田彩花さん(15)、飯田忠敬君(8)が死亡し、4人が重傷を負った。
近所の人は「お父さん、もう腕とかない状態。生きてた少年が泣き叫んでいる感じで、『お父さん! お母さん!』とか」と話した。
車には、定員オーバーの2家族7人が乗っており、緩い左カーブを曲がりきれず、街路樹に激突した。
事故に遭った2家族は、同じアパートの隣同士で、近所の人の話によると、父子家庭の西沢さん宅と母子家庭の飯田さん宅は、子ども同士が同級生で、仲が良かったという。
2家族を知るアパートの住民は「(死亡した子ども)2人とも...、いつもお留守番していい子だった。かわいそうに」と話した。
飯田忠敬君が通っていた小学校の副校長は「(忠敬君は)体育が得意だったようで、特にマット運動などが得意だったようです。とてもびっくりいたしました」と語った。
また、2家族を知るアパートの住民は「お父さま(西沢さん)はお酒が好きだから。おそらく、飲酒運転か何かだったのかしら」と話した。
飯田さんによると、22日夜、西沢さんと飯田さんは自宅で酒を飲んでいた。
そして車に乗り、7人でファミリーレストランに行き、西沢さんはここでも酒を飲み、自宅へ戻る途中で事故を起こしたという。