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成分表示せず販売 3歳男児、アレルギーでショック症状

2008年01月23日21時19分

 いちごミルク大福を「いちご大福」として販売したため、乳製品にアレルギーを持つ3歳の男児がアレルギーによるショック症状を起こしたとして、仙台市は23日、同市若林区の和菓子店「御菓子処モリヤ」(森谷幸男社長)に対し、この商品の適正表示が確認できるまで同商品を製造禁止とする処分をした。

 市によると、同社は19日、製造した練乳入りのいちごミルク大福の成分表示シールが不足したため、3個をいちごのシールだけを張って販売した。男児の母親が、乳成分の有無を従業員に確認。「入っていない」という回答を聞いて買い求めた。男児に食べさせたところ、翌日、呼吸困難や激しいせきなどのショック症状を起こして入院したという。

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